ぞがなぷは

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秘密法案、数字が語る拙速さ 審議67時間

2014-09-27 06:39:45 | 日記
5日に参院特別委員会で強行採決された特定秘密保護法案. 与党は「議論は尽くされた」と強調するが、委員会審議の時間は衆院をあわせても70時間足らずだ. 「拙速審議」との声が強い今回の国会運営を数字でたどり、検証してみると――. ■審議、消費増税の半分 「まだ今日、明日、明後日と(6日まで)会期はある. 議論を深める機会は十分にある」. 安倍晋三首相は4日の党首討論で審議不足を指摘した民主党の海江田万里代表らに反論した. 一方で、こう付け加えた. 「どこかの段階で、やはり終局に至る」 知る権利や表現の自由を脅かす恐れがある法案の審議は深まったのか. 11月7日に議論が始まった衆院の特別委は26日までの約45時間、28日に審議入りした参院の特別委は約22時間で計67時間. モンスターイヤホン 衆院の45時間という数字だけでみると、消費増税関連法案(昨年8月成立)の約129時間▽郵政民営化関連法案(2005年成立)の約120時間▽教育基本法改正案(06年成立)の約106時間――に遠く及ばない.

終の終の信託』

2014-09-23 03:42:28 | 日記
尊重すべきなのは命か、幸せか. これは 『それでもボクはやってない』 の周防正行監督が尊厳死をテーマにした「それでも私はやってない」なのですが、どうも説得力に欠けているというか、見終わった後に尊厳死やそれに関わる法律に関して何かを考えるまでには至らない映画でした. やはり女医・折井綾乃と患者・江木秦三の関係性が弱かったからかなぁ. 延命治療は行わないと望む重度の喘息患者を安楽死させたことは医療行為か、それとも殺人か. 同じく尊厳死を扱った 『海を飛ぶ夢』 でも描かれていましたが、本人が死を望もうとも尊厳死に対して深い理解がない現行の法律では尊厳死を手助けした人間は殺人罪に問われてしまう. 患者本人の気持ちなど汲み取らず、まるで周囲の目を気にするかのように第三者から見た状況が真実になってしまう. こういう法律の未熟さの中で折井女医が江木から延命治療を行わないように依頼されながら、承諾書など一筆書かせていないのがどうも気になってしまうんですよね. もちろん失恋による自殺未遂で心がズタボロになった折井女医が勧められたオペラをきっかけに心を通わせていくことで親近感を抱くのは分かるのですが、でも医療のプロとしてはやはり患者家族のことも踏まえたうえで患者本人の意思を明確にしておくべきだと思うのです. なのでそういうところが甘い分、折井女医が江木のために安楽死させようと薬を多用する気持ちは分かるのですが、同時に江木の真意を知らない第三者からは異常な行為に見えてしまうのは仕方ないとも見えてしまうのです. またその医療のプロとしての甘さは、立件したいがために意図的に誘導しようとする出世欲の強い検事に反論する内容にも説得力がないように見えてしまうのです. 確かに折井女医の訴えたいことは分かります. 江木のことを考えれば彼女の行為は医療行為とも言えるでしょう. でも江木が望んだという第三者が見ても分かるモノが何もない. 闘病日誌の最後の一文だけでは解釈が分かれてしまうが故に説得力がない. monster cable イヤホン そうなると殺人行為である可能性を捨てきれない. 医療行為であることを証明する方がより困難になってしまう. 一人の人間として、家族なのに愛する夫の苦しむ姿であっても最後の姿を目に焼き付けようとしない江木の妻よりも折井女医の方がずっと素晴らしいのですが、でも医療のプロとしては折井女医の行動は素晴らしいとは言い難い. 折井女医も医師である前に一人の人間ですが、でもその理屈は患者の前では通用しない. この映画はその辺りが弱い分、どうも説得力に欠けるように思えたんですよね. それにしてもこの映画を見てちょっと気になったのは、周防監督が奥様である草刈民代さんのおっぱいポロリだけでなく揉み揉み舐め舐めまで描くは、ゲロを吐く次は鼻にチューブを差し込まれるシーンも描くは、イヤミな男に言葉攻めされて泣きじゃくる様子を描くなど、どこか 『スウェプト・アウェイ』 のガイ・リッチー監督に通ずるものがあるように思えたこと. まぁ私も他人の性癖が云々と言えるような性癖の持ち主ではないのですが、果たして真相はどうなのでしょうか? 深夜らじお@の映画館 は今年クレーム処理の仕事ばかりしているような気がします. ※お知らせとお願い ■ 【元町映画館】 に行こう.