おはようございます。サンパウロはだいぶ涼しくなりました。
ようやく秋なのかなぁ
この週末は連休です。
ブラジルでは5月1日(火)がメーデーで祝日です。
なので、月曜日を休日にする会社も多く、4連休です。
この連休に何をしようか色々迷いましたが、結局は近くのレジャースポットとサッカーに決まりました。
昨日日曜日はサンパウロ選手権(パウリスタ2007)の決勝戦でした。
サンパウロ選手権は州内のクラブ上位20チームでリーグ戦を行い、その上位4チームによるトーナメントです。
試合前に、球技場の外の露店でビールとカラブレッサ(腸詰ソーセージ)で気分を盛り上げます(笑)。
カラブレッサはとても美味しく、子供も大喜びで食べてました。
すぐそばでは花火(よく小学校の運動会とかで、朝方に開催を告げる5連発程度の音だけの花火がありますが、あれと同じものだと思います)を上げています。
もちろん無許可で、あちこちで火をつけて打ってるのでうるさくてかないません(笑)。
今年はサントス、サンパウロ、サンカエタノ、ブラガンチーノの4チームで、下馬評では結晶はサントス対サンパウロでしたが、サンカエタノがサンパウロを破り、サントス対サンカエタノ戦になりました。
前にも書きましたが、サンパウロの中心部ではコリンチャンス、パルメイラス、サンパウロ、サントスの4チームに人気が集中し、それ以外のチームは地元の人しか応援していませんので、サポーターはとても少ないです。
昨日の試合でも、サンカエタノサポーターはほんのわずか。スタジアムの一角に集められていました。95%以上がサントスサポーター(サンチスタ)で占められサンカエタノに対してはブーイングの嵐です。
下馬評ではサントス断然有利でしたが、開始早々にサンカエタノが一瞬の隙をついて先制点を挙げました。その後サントスが追いかける展開となり、試合内容も応援も白熱し、ゲームとしてはとても面白くなりました。
サントスが圧倒的に攻撃を仕掛けるも、相手ゴールキーパーの好セーブに阻まれ、なかなか得点できません。サポーター達も苛立ちを募らせます。
そして後半35分、サンカエタノの選手がサントスゴール前でキーパーに倒されPK!そしてゴール!
静まり返る球技場。今までの大騒ぎが嘘のような異様な静寂の中、一部サンカエタノサポーターだけが大騒ぎしています。
そしてそのまま試合終了、2-0でサンカエタノが勝ちました。
決勝戦は2試合の合計で争われるので、来週もう1試合行われます。そこでサントスが2点差以上つけて勝てば、リーグ戦の順位の関係からサントスが優勝ですが、どうなることやらです。
それにしても、2点目が入ったときの球技場全体の雰囲気はちょっと不気味でした。あの状態で、サンカエタノサポーターがサントスサポーターに混じっていたら、確実にボコボコにされていたと思います(笑)。
多分、一角に集められていたサンカエタノサポーターは、暫く球技場に留まり、外が落ち着いてから帰っていったと思います。
なかなか平和にサッカー観戦できない国民ですね~(笑)。