7月8日の夜、後ろの両足を引きずっている猫を発見。
逃げて、威嚇しまくりでたいへんだったけど、
暑くて、水がなくて、線路の近くという、
とても危険な場所にいたため、必死で捕獲。
みっちゃんにSOSの電話をしたら
いつでも受け入れOKと言ってくれたので、すぐに連れて行きました。
しばらくは警戒してごはんや水は飲まないかも・・・と心配しましたが、
翌朝みっちゃんちに行ったら、
しっかり水もごはんも食べていました(^ ^)
トイレも自力でしていました!
数日はケージの奥から姿を現さなかったけど、
すぐに出てきて撫でられるようになり、
お風呂できれいにしてもらいました。
みっちゃんちにある、音響療法の椅子にも早速座らせ、
とても気持ちよさそうにしていました。
生後三ヶ月くらい。小さくて性別不明。(男の子かも?)
名前はシルキーと名付けました。
後ろ足は生まれつき動かなかったと思われます。
子猫とはいえ人に慣れるのが随分早かったところをみると、
人に飼われていた可能性ありです・・・
本当にそうだとしたら、絶対に許せない!!!
シルキーは、とても甘えん坊な子でした。
初めて顔をなでたらうれしそうに近づいてきて、小さく甘え声を出しました。
このとき初めてシルキーを撫でましたが、
骨と皮の状態でした。
シルキーを見つけたときはもっと大きく見えたうえ、
前足二本だけでも素早く動いていたので、
てっきり丸々とした元気な子猫だと思っていました。
なので、衝撃は大きかったです。
どこを触ってもゴツゴツしていて、肉がまったくありません。
体温が低かったので、ホカロンで温めていました。
こんな体で、いったいどうやって生きていたのだろうか・・・?
このときは、つぶしてしまいそうで怖くて抱けませんでした。
シルキーを初めて撫でた二日後、
今度こそはシルキーを抱こうとケージを覗いてみると、
シルキーは奥で寝ていました。
もし起きたら抱こうと思い、しばらく他の犬猫の世話をしていたら、
シルキーがケージの真ん中で座っていました。
少し撫でたら小さく甘え声を出し、ヨタヨタと奥へ戻っていきました。
どうやら眠かったようで、目がぼーっとしていました。
わざわざ起きてくれたんだね。ありがとう。
また二日後、次こそは抱っこするぞー!と気合?を入れました。
中を覗くとシルキーが動き出し、
私の前でごはんをお皿半分食べました。
このとき初めてシルキーが食べる姿を見ました。
ウエットフードが長い毛についてしまったので、
ティッシュで拭いてやりました。
嫌がるかと思ったら、とてもおとなしくていい子でした。
「いい子だね」と、顔を撫でてやると、
もっと撫でてほしいと近づいてきました。
高いケージにいたので、危うく落ちるところでした。
日に日にシルキーは甘えん坊になっていきました(^ ^)
さらにおなかを撫でたら横になってすごく喜び、
前足で私の手をガシっとつかんで離しませんでした。
おなかをコチョコチョされるのが大好きみたいです(^ ^)
その後、念願の抱っこをしました。
シルキーのしっぽは長くて、先っぽがカギしっぽでした。
改めてシルキーの細さに驚きながら音響ルームへ連れて行き、
一緒に椅子に座りました。
私はバイトがあったので1時間しか座りませんでしたが、
シルキーは気持ちよさそうに眠っていたのでさらに座らせました。
6時間くらい座ったと言っていました。
さぞかし気持ち良かったんだろうな~
帰るときみっちゃんに、「シルキーの写真撮った?」と聞かれました。
すっかり忘れていました。
(上の二枚の写真は、みっちゃんと音響スタッフのYさんが撮りました)
あんなにウー、シャーと威嚇していたシルキーが、
こんなに早く懐いてくれるとは思わなかったので、
もうかわいくって、かわいくって、次は撫でる!次は抱っこする!っと、
いつも写真を撮る私がすっかり忘れていました(^ ^;)
次の日もみっちゃんちに行く予定だったので、
明日はシルキーの写真を撮ろう!と決めました。
翌朝みっちゃんちに行くと、
「シルキー、もうだめかもしれない。」と、みっちゃんに言われました。
「え・・・?」
昨日シルキーのおなかを撫でたら
どんどん近づいて甘えてきたし、
ごはんだって食べてたし、
前足だけでもちゃんと歩いていたし・・・
確かに調子のいいときしか食べられなかったけど、だけど・・・
みっちゃんの言葉が信じられませんでした。
ケージを覗いてみると、シルキーは横になっていました。
みっちゃんがシルキーをケージから出し、私に抱かせてくれました。
もう自分の頭も支えられないほどぐったりしていました。
シルキーをそのままリビングへ連れて行き、
シルキーを囲んで朝食をとりました。
食後、シルキーを二時間近く抱きました。
みっちゃんが「写真を撮ってあげよう」と言ってくれたので、
最初で最後の写真を撮りました。
かわいく撮れました(^ ^)
ライトを点けたら眩しそうにしていたので、このときはまだ光を感じられたようです。
シルキーを抱いたのは二回目で、
すでに後ろの両足は硬直し、冷たくなっていました。
このとき初めてシルキーの体をじっくり見れました。
後ろの両足とお尻が腫れていて、痛そうでした。
時々、後ろ足がピクっと動きました。
肉球はあずき色で、初めて触りました。
小さくてプニプニでした。
「シルキー」と名前を呼んだら、
すでに頭を支えてあげないとクタッとしていたはずのシルキーが、
二回も顔を上に向けて、私のことをまっすぐ見てくれました。
たぶんもう目はほとんど見えてなかったと思うけど、
声のする方向をじっと見たのかもしれません。
昨晩から食事が取れなかったそうです。
喉をゴクゴクさせていたので、
みっちゃんがティッシュを水につけ、
口に水を含ませてやると、しっかり飲みました。
喉が渇いていたようで、たくさん飲みました。
私も一度あげてみたら飲んでくれました。
何度も「シルキー」と名前を呼び、顔や体をなで、前足と後ろ足をギュッとしました。
シルキーは「グ~」っと、
赤ちゃんのような甘え声を何度も何度も出しました。
もう頑張らなくてもいいのに、
シルキーは最期の最期まで「グ~」っと鳴き続けました。
強い子だね。なんて言ってたのかな?
もっとシルキーと一緒にいたかった。
もっとシルキーのこと知りたかった。
最期シルキーは、小さくグッと鳴き、後ろ足をピクッとさせて息を引き取りました。
17日 11時 シルキー永眠。
最期にシルキーと一緒に椅子に座り、
二人きりでお昼も食べさせてもらいました。
みっちゃん、Yさん、気を使っていただいてありがとうございます。
シルキーとゆっくり最期の別れをすることが出来ました。
シルキーをかわいがってくれたみなさんも、本当にありがとうございます。
シルキーは18日に火葬してもらいました。
シルキー、これでゆっくり休めるね。
もう怖い思いをしなくていいし、おなかをすかせることだってないんだよ。
短い間だったけど、すてきな時間をありがとう。
シルキーは、強くて甘えん坊な子でした。
私のかわいいかわいい愛しのシルキー。大好きだよ。
逃げて、威嚇しまくりでたいへんだったけど、
暑くて、水がなくて、線路の近くという、
とても危険な場所にいたため、必死で捕獲。
みっちゃんにSOSの電話をしたら
いつでも受け入れOKと言ってくれたので、すぐに連れて行きました。
しばらくは警戒してごはんや水は飲まないかも・・・と心配しましたが、
翌朝みっちゃんちに行ったら、
しっかり水もごはんも食べていました(^ ^)
トイレも自力でしていました!
数日はケージの奥から姿を現さなかったけど、
すぐに出てきて撫でられるようになり、
お風呂できれいにしてもらいました。
みっちゃんちにある、音響療法の椅子にも早速座らせ、
とても気持ちよさそうにしていました。
生後三ヶ月くらい。小さくて性別不明。(男の子かも?)
名前はシルキーと名付けました。
後ろ足は生まれつき動かなかったと思われます。
子猫とはいえ人に慣れるのが随分早かったところをみると、
人に飼われていた可能性ありです・・・
本当にそうだとしたら、絶対に許せない!!!
シルキーは、とても甘えん坊な子でした。
初めて顔をなでたらうれしそうに近づいてきて、小さく甘え声を出しました。
このとき初めてシルキーを撫でましたが、
骨と皮の状態でした。
シルキーを見つけたときはもっと大きく見えたうえ、
前足二本だけでも素早く動いていたので、
てっきり丸々とした元気な子猫だと思っていました。
なので、衝撃は大きかったです。
どこを触ってもゴツゴツしていて、肉がまったくありません。
体温が低かったので、ホカロンで温めていました。
こんな体で、いったいどうやって生きていたのだろうか・・・?
このときは、つぶしてしまいそうで怖くて抱けませんでした。
シルキーを初めて撫でた二日後、
今度こそはシルキーを抱こうとケージを覗いてみると、
シルキーは奥で寝ていました。
もし起きたら抱こうと思い、しばらく他の犬猫の世話をしていたら、
シルキーがケージの真ん中で座っていました。
少し撫でたら小さく甘え声を出し、ヨタヨタと奥へ戻っていきました。
どうやら眠かったようで、目がぼーっとしていました。
わざわざ起きてくれたんだね。ありがとう。
また二日後、次こそは抱っこするぞー!と気合?を入れました。
中を覗くとシルキーが動き出し、
私の前でごはんをお皿半分食べました。
このとき初めてシルキーが食べる姿を見ました。
ウエットフードが長い毛についてしまったので、
ティッシュで拭いてやりました。
嫌がるかと思ったら、とてもおとなしくていい子でした。
「いい子だね」と、顔を撫でてやると、
もっと撫でてほしいと近づいてきました。
高いケージにいたので、危うく落ちるところでした。
日に日にシルキーは甘えん坊になっていきました(^ ^)
さらにおなかを撫でたら横になってすごく喜び、
前足で私の手をガシっとつかんで離しませんでした。
おなかをコチョコチョされるのが大好きみたいです(^ ^)
その後、念願の抱っこをしました。
シルキーのしっぽは長くて、先っぽがカギしっぽでした。
改めてシルキーの細さに驚きながら音響ルームへ連れて行き、
一緒に椅子に座りました。
私はバイトがあったので1時間しか座りませんでしたが、
シルキーは気持ちよさそうに眠っていたのでさらに座らせました。
6時間くらい座ったと言っていました。
さぞかし気持ち良かったんだろうな~
帰るときみっちゃんに、「シルキーの写真撮った?」と聞かれました。
すっかり忘れていました。
(上の二枚の写真は、みっちゃんと音響スタッフのYさんが撮りました)
あんなにウー、シャーと威嚇していたシルキーが、
こんなに早く懐いてくれるとは思わなかったので、
もうかわいくって、かわいくって、次は撫でる!次は抱っこする!っと、
いつも写真を撮る私がすっかり忘れていました(^ ^;)
次の日もみっちゃんちに行く予定だったので、
明日はシルキーの写真を撮ろう!と決めました。
翌朝みっちゃんちに行くと、
「シルキー、もうだめかもしれない。」と、みっちゃんに言われました。
「え・・・?」
昨日シルキーのおなかを撫でたら
どんどん近づいて甘えてきたし、
ごはんだって食べてたし、
前足だけでもちゃんと歩いていたし・・・
確かに調子のいいときしか食べられなかったけど、だけど・・・
みっちゃんの言葉が信じられませんでした。
ケージを覗いてみると、シルキーは横になっていました。
みっちゃんがシルキーをケージから出し、私に抱かせてくれました。
もう自分の頭も支えられないほどぐったりしていました。
シルキーをそのままリビングへ連れて行き、
シルキーを囲んで朝食をとりました。
食後、シルキーを二時間近く抱きました。
みっちゃんが「写真を撮ってあげよう」と言ってくれたので、
最初で最後の写真を撮りました。
かわいく撮れました(^ ^)
ライトを点けたら眩しそうにしていたので、このときはまだ光を感じられたようです。
シルキーを抱いたのは二回目で、
すでに後ろの両足は硬直し、冷たくなっていました。
このとき初めてシルキーの体をじっくり見れました。
後ろの両足とお尻が腫れていて、痛そうでした。
時々、後ろ足がピクっと動きました。
肉球はあずき色で、初めて触りました。
小さくてプニプニでした。
「シルキー」と名前を呼んだら、
すでに頭を支えてあげないとクタッとしていたはずのシルキーが、
二回も顔を上に向けて、私のことをまっすぐ見てくれました。
たぶんもう目はほとんど見えてなかったと思うけど、
声のする方向をじっと見たのかもしれません。
昨晩から食事が取れなかったそうです。
喉をゴクゴクさせていたので、
みっちゃんがティッシュを水につけ、
口に水を含ませてやると、しっかり飲みました。
喉が渇いていたようで、たくさん飲みました。
私も一度あげてみたら飲んでくれました。
何度も「シルキー」と名前を呼び、顔や体をなで、前足と後ろ足をギュッとしました。
シルキーは「グ~」っと、
赤ちゃんのような甘え声を何度も何度も出しました。
もう頑張らなくてもいいのに、
シルキーは最期の最期まで「グ~」っと鳴き続けました。
強い子だね。なんて言ってたのかな?
もっとシルキーと一緒にいたかった。
もっとシルキーのこと知りたかった。
最期シルキーは、小さくグッと鳴き、後ろ足をピクッとさせて息を引き取りました。
17日 11時 シルキー永眠。
最期にシルキーと一緒に椅子に座り、
二人きりでお昼も食べさせてもらいました。
みっちゃん、Yさん、気を使っていただいてありがとうございます。
シルキーとゆっくり最期の別れをすることが出来ました。
シルキーをかわいがってくれたみなさんも、本当にありがとうございます。
シルキーは18日に火葬してもらいました。
シルキー、これでゆっくり休めるね。
もう怖い思いをしなくていいし、おなかをすかせることだってないんだよ。
短い間だったけど、すてきな時間をありがとう。
シルキーは、強くて甘えん坊な子でした。
私のかわいいかわいい愛しのシルキー。大好きだよ。
小さな身体でせえいっぱい命の炎を燃やしていたのですね。
お星さまになってしまったけれど、君はキラキラと輝いていたよ。
虹の橋を渡ったら元気いっぱい走り回って、幸せに暮らしてね。
おばちゃん君のこと忘れないよ。
シルキー・・・
見習わなくてはなりません。
きっと今頃、後ろ足を力いっぱい使って走り回っていると思います。
ありがとうございます。
シルキーは本当によくがんばっていました。
シルキーと過ごした期間はほんの少しですが、
私までたくさんの幸せをもらいました。
幸せは、どんどん広がっていくのですね。