やぎのブログ(日記編)

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なまもの 画像:KEKで新粒子発見

2005-03-02 20:44:08 | 日記
ちょっと前から気になっていた本を買っちゃった(´◇`;)ゞ
分子なまもの系の本なんだけどね。
実はわたくし、なまもの系なんです。
だから、ばけもの系、もののことわり系には疎いんです。
正直宇宙に関するHPを作りながらかな~り勉強になるんだよね…
実際なまものと宇宙って実は深いつながりがあって、
宇宙では今、生物が一大トピックだし、
なまもの系でも宇宙と関連した分野がますます重要になってきてるし。

~~~~~~~~~~今日の画像~~~~~~~~~~

高エネルギー加速器研究機構(KEK)のBファクトリーで7種類の新粒子が発見されました。

陽子や中性子などのバリオンは、3つのクォークが結合してできています。
また、中間子はクォークと反クォークが結合してできています。
それらのクォーク、反クォーク同士を結合している力が「強い力」とか「カラー力」と呼ばれる力です。

クォークや反クォークはカラー荷を持っています。
ちょうど電子などが電荷を持っているのに似ています。
電荷は+と-の2つで中性になりますが、カラー荷はの3つで中性()になります。
のカラー荷を持ったクォークが1セットでになるわけです。
反クォークのカラー荷はちょうど「補色」と考えればいいわけで、
中間子ではのクォークと反赤の反クォークが1セットでになるわけです。

このクォークや反クォークを結び付けているのがグルーオンです。
互いにグルーオンの受け渡しをすることによって結びつき合っています。
図には示していませんが実はグルーオン自体もカラー荷を持っていて、グルーオンもグルーオンの受け渡しを行います。
グルーオンには反緑反青反赤反青反赤、…など8種類あります。
実際には、のクォークが反緑のグルーオンを放出してのクォークになり、その反緑のグルーオンをのクォークが受け取ってのクォークになるというように、グルーオンの受け渡しによってカラーの交換が起こります。

KEKで今回発見された粒子の中に、全く新しいタイプのものが含まれていました。
Y(3940)ととりあえず呼ばれているこの粒子は、クォークと反クォークとグルーオンが1セットになっています。