*太陽の子歳事記*

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顎変形症手術体験【手術後の入院生活編】

2005-03-16 21:25:31 | 歯列矯正奮闘記
入院中の生活スケジュールは

am 6:00 起床、検温
  8:00 朝食
  9:00 主治医回診、点滴(抗生物質・ビタミン剤)
pm12:00 昼食
  2:00 検温
  5:00 点滴(抗生物質)
  6:00 夕食
  7:00 検温
  7:30 夕回診
  9:00 消灯 

となっていた。

手術後1日目からいきなり朝食が支給された。
歯がワイヤーでガッチガチに固定されているのに、
ストローで吸え、とのお達しが。
メニューはもちろん流動食。重湯、味噌汁、コーンスープ。
半分ムキになって完食してやった。

とにかく顔面が痛い。特にこめかみの辺りがガンガンした。
回診時に先生に訴えると、それはワイヤーで固定しているので
思いっきり歯を食いしばってる状態になっているからだ、とのこと。
痛み止めの飲み薬をもらうことにした。

左側の唇から顎にかけて、痺れが残って取れない。
これは手術前に説明を受けていたが、
人によってはこの神経の異常が2〜3ケ月残ることもあるそうだ。

鏡で見るとおもしろい位顔面が腫れていた。
思わず携帯で写真を撮ってしまった。


手術後3日くらいはとにかく痛みに悩まされた。
柳下先生は、
「昼寝すると夜眠れなくなるから昼間はあんまり寝ない方がいいよ。」
と言うのだが、夜は痛みが増して絶対起きてしまうので、
逆に昼間の眠れる時にどんどん寝た。

手術後4、5日たつとだいぶ元気になってきた。
相変わらずこめかみは痛いのだが、
口から出ていた管(傷口の血を溜めるためにささっていたもの)も
取り除かれ、点滴も5日間で終了。飲み薬に変わった。

同室のMさんとも筆談した。
ワイヤーで固定されているので、お互いほとんど喋れないのだ。
Mさんは静岡からわざわざ通っているそうで、
自分の一日前に手術を受けていた。
Mさんの場合は下顎前突症(下顎が長く延びて前に出る状態)だったらしく、
それがコンプレックスでノイローゼになりそうだった、とのこと。
別室の入院患者さんも自分が見る限りではMさんと同じ症状の人が多かった。


手術後7日目、やっと固定ワイヤーが外され、ゴムに変わった。
ゴムになると、途端に喋りやすくなった。やったー!!うれしー!!
柳下先生が
「ゴムが自分でかけられるよう練習して。できたら退院していいよ。」
とおっしゃった。
入院していると早く退院したくなるものだと思うが、
自分は『もう退院か。もうちょっといたいな。』と思ってしまった。
だって入院生活は楽で快適だったのだ。
流動食もこの病院は結構おいしかったし。

こうして、3/10 退院することができた。
同室のMさんも前日に退院された。
自分もほぼ順調に予定通り回復したようだ。
顎関節の痛みや口唇部の痺れは残っているので、
まだまだ全快には程遠いが、とにかく自宅に戻ったのである。


 この記事はDental ID 治療日記にTBしています。

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2 コメント

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様子 (lignponto)
2005-03-16 23:14:30
大変だったんですね。

様子がよくわかります。今は、どうなんですか?
返信する
おかげさまで。 (pernod720)
2005-03-17 21:26:52
コメントありがとうございます。



今は普通に生活送ってます。

週1回のペースで診察に行く予定です。



顔はまだ若干腫れているので、

外出時は花粉症用マスクで隠してます。

ていうか、実際花粉症なんですよね。
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