臨淵羨魚な日々

気のままに日常を書き綴る。
>>2年8か月ぶりに復活!タイトル変えました。

Vermeer ~フェルメールin東京~

2008-11-10 19:52:44 | 日常
先週の連休中に予告通り、東京へ行ってきました。

メインは東京都美術館で行われている「フェルメール展 光の天才画家とデルフトの巨匠たち


東京には2日間滞在したのですが、2日とも観てきました。
今回展示されていたフェルメールの絵は7点。

この中で一番よいと思ったのが、「手紙を書く婦人と召使い」、次点が「小路」。
今回出品予定だったものも、取りやめになった「絵画芸術」が見れないのは残念でしたが、その代わり「手紙を書く婦人と召使い」が観れたことは良かったです。

「マルタとマリアの家のキリスト」、「ディアナとニンフたち」はフェルメールとしては大きい絵だったのでそのサイズに驚きました。
「ヴァージナルの前に座る若い女」はフェルメールの絵の中ではただ1点の個人蔵の作品。そういう意味では今回この絵を観れたのは僥倖。ただ、この絵は黄色のショールが気になります。作品のバランスと合ってないような気がしました。(意識の刷り込みかもしれない)

絵を観ていて気付くのは、図録の色と現物では色が全然違うこと。図録では背景が潰れてしまったり観にくかったりするのですが、実際に見てみるとそうでもないことに気付きます。あと、図録では分からないのは絵の大きさ。大きかったり小さかったり。

もちろん、今回の展示ではフェルメール以外の画家の絵もあります。しかし、フェルメールの作品の前に展示されている画家の絵はいいとして、フェルメールの作品の後に展示されている作品は悲しいかな、大変がっくりきます。
フェルメール(東京都美術館)も残酷な事をするものです。


思い返せば、自分がフェルメールの存在を知ったのは2000年の大阪市立美術館での「フェルメールとその時代」展です。ベタですが、「青いターバンの少女」に衝撃を受け、すっかり虜になってしまいました。(考えてみれば、2000年のは最優作ばかりだったような気がする。「青いターバンの少女」はもう一度観たい)
世界に35枚程度しかなく、しかも全世界に散らばっている絵を、日本にいながら既に11枚(10枚)も観れたなんて幸運としか言いようがないと思います。

さらに幸運なことに、来年には東京と京都にフェルメールの作品「レースを編む女」がやってくるそうです。絶対、観に行きます。日本にいながら1/3も制覇したことになるのか・・・・・・


最後に不満を2つほど。
・フェルメール展のグッズの値段が高い。国立西洋美術館のヴィルヘルム・ハンマースホイ展と比べると、ポストカード1枚あたり30円違う。
・3日に放送されたTBSの「フェルメールの記号」は30分程しか見ていませんでしたが、ひどい出来でした。気分が害されました。いったいTBSは何をしたかったのだろう。




~おまけ~
東京に行ったからには観光もしてきました。
今回の写真はクリックで拡大します。

・国会議事堂
参議院の見学コースに参加。豪勢な造りでした。


・皇居
いわゆる二重橋。


・浅草
浅草寺の雷門


アサヒビールのモニュメント
こんなにデカイとは思っていなかった。


・東京大学
観光客としてしか足を踏み入れることはない。
赤門

安田講堂
意外と小さい。

東大レゴ部による安田講堂
東大に行ったのはこれが目的。

三四郎池
ここだけ別世界。


・東京都庁
ちょうど日の入りの時間だった。夕景・夜景がきれい。




・東京タワー
登っていないけど。


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