大塚実の取材日記

記事で書ききれなかったことなどを補足していこうと思ってます

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H-IIB・F2 打ち上げ後記者会見(第2部) 取材メモ

2011年01月22日 17時31分28秒 | 宇宙
中村H-IIBプロマネ

打ち上げシーケンス
予測値と若干の差異はあるがほぼ予定通り

無事にHTVを分離
打ち上げは成功した

2号機では第2段を制御して落下させる実験

投入精度が良くて
周回してきた軌道
電力等
すべて正常

地上から許可コマンドを送信して
予定通り
1分程度
アイドルモード燃焼
ガス押しのモード
で正常に燃えたことをテレメトリで確認

計画通りに行われたと思っている

いまどこに落ちたか推定しているところ


虎野HTVプロマネ

2軸制御
通信リンク
3軸制御の確立

HTV2の分離はほぼ予定通りにやってもらった

地球センサーにもとづく2軸姿勢
通信リンクの確立

分離後すぐに確立できた

米国のTDRS経由

15時1分
予定よりも相当はやく確立した

3軸は
15時36分
これも予定よりもかなり早い

現在はGPSを使って
自分の位置を把握しながら
高度調整マヌーバの準備

各部位の温度や圧力などを確認している状況

HTV2はすこぶる順調

ーーーーー
質疑応答

Q ?
制御落下
通信途絶の時間
成功したのか

A 中村
正確な時間は
把握できていない

正常だと聞いてからコマンド
燃焼も予定通り
実験としてはうまくいったと思っている

Q NHK
投入精度が良かった
具体的にはずれは

A 中村
ほぼど真ん中
ばらつきがない

高度300km
軌道傾斜角もノミナルど真ん中

Q 朝日
今回の打ち上げの感想
H-IIAとあわせて20回目
95%達成への評価は

A 中村
1号機のときは第1弾の燃焼試験から半年
あまり考える時間もなかったが
2回目 時間があったせいで
今回の方がが緊張した
成功してほっとしている

あかつきの件もあって
ロケット6号機から

ゼロじゃなくてかなりあって
私としてはプレッシャーだった

MHIや関係7社
H-IIA 20期がつの節目

我々に与えられた目標は20機で95%

6号機は失敗したが
ああいうことがないように
メーカーと一緒に

地上設備も含めたロケットシステム
きちっとしてないとできない
日ごろの努力が実った
嬉しく思う
これからも続けたい

Q ?
感想は

精度が良かった
調整が1つ不要に

A 虎野
緊張していた
H-IIBもHTVもノートラブル
私の経験では
飛ぶ前が順調だと飛んでからトラブル
そういうこともなくて良かった

軌道上
確立は早かったのは
投入精度が良かったから

Q ?
NASAからの評価

A 虎野
もともとHTV
NASAに相手にされていなかった
日本にそんな技術はないと
ほかにシャトルもプログレスもATVもある
HTVの力はいらないという話が昔あった

その後シャトルの退役

HTVへの期待が
反転したといっていいほど上昇した

A 中村
MHIとともに失敗しない努力
より信頼性の高いロケットを

Q 東京新聞
H-IIB 2連続成功 完成度は

A 中村
軌道精度もよくて
ロケットのシステムとして
完成度は
飛行後の評価をきちんとしないと何とも言えない

完成度をあげていきたい

Q ISS結合へ向けて意気込み

A 虎野
私は常々チームに言っているのは
自分を信用すること

これまで訓練してきたことを信頼すること

やってきた努力が実を結ぶと信じている
ISSへの会合にむけて
間違いなくやれると

Q 毎日
ISS接近へのプロセス
2日短く接近
投入精度が良かったことは寄与するのか

A 虎野
消費する燃料
予備を持っているが
一番外れたところが前提だったので
ど真ん中に入れてもらったらその分燃料がういた

再突入などで使える燃料の余裕ができた

Q 時間的な余裕ができたと

A 3軸精度の確立まで短時間ですんだ
それと燃料を使わずに済んだ
その2点

今後については
投入精度のおいしいところはいただいた

Q ?
燃焼


A 中村
最大圧力の2%
最後 圧力の傾きが弱いので
読み取りにくい

燃焼の予測に誤差が

その2点がある

これからデータを評価しないと分からないが
このくらいの誤差は許容できる

ー東京

Q 日経
宇宙開発委員会への報告
トラブルが少ない
最終的なトラブル件数は

A 中村
ロケットは説明したときから増えていない

A 虎野
HTVも同じ
射場に入ってから20件程度
ほとんど荷物のトラブル
HTV本体

Q 時事通信
落下は打ち上げからどのくらい

A 中村
8,000秒
2時間とちょっとで着水

Q ニッポン放送
水平展開

A 中村
あかつきは逆止弁が原因
故障の要因
我々のバルブも再評価

Q 大塚
ロケットについて
射場での準備作業で何か不具合は

A 中村
注水する系統
ガスで水を押し出す
漏れがあったりとか

設備のメンテナンス
宇宙センターも力を入れている

天候での延期があったが
ジャストオンタイム

ロケットはいつも新しいが
設備が古い

本番で出ないように日常のメンテナンス

ー筑波

Q 読売
ど真ん中
技術的な理由
偶然なのか

A 中村
2回とも真ん中は偶然だろうが
飛行解析で予測する技術

H-IIAも含めて20回目のフライト
データの積み重ね
うまくフィードバックして
精度良く飛行計画
そういうことの積み重ね

Q NVS
SRB-Aが分離するときにねじれて落ちたように見えた

A 中村
私も画像をみていつもと違うと思ったが
データの解析もできていないので
これからの評価になる

Q NVS
2段目がH-IIAとBで共通
ノウハウがどのくらい活かせるのか

A 中村
飛ばし方はH-IIA/Bで同じ

GTOや極軌道にも飛ばせるよう考慮して設計されている
H-IIAと同じと思ってもらって構わない

宇宙を開く 産業を拓く 日本の宇宙産業 Vol.1 (日本の宇宙産業 vol. 1)
宇宙航空研究開発機構(JAXA)
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1/72 スペースクラフトシリーズ No.02 HTV (宇宙ステーション補給機)
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1/200 スケール H-?B ロケット レジンキットモデル
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ジャンル:
宇宙開発
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