レミゼラブルと正義

日本でもレ・ミゼラブルやっていると聞いたので、
いいよ～～見ておいでよって進めている私です。

全編歌なので（セリフが全部歌）ここが心配でした。
歌って、なかなか意味わかんないでしょ？
それと、ちょっと長い・・・２時間くらいで終わんないとね。

それでもいいよ～～って勧めたのに
会社の同僚さんたちと行ったら
みんな寝てしまって
起きてたの自分だけって報告受けて
ぎゃ、まずい。と思っている私です。

公式HPはここ。http://www.lesmiserables-movie.jp/

ストーリーはここでわかります。
小さいときに「ああ、無情」を読んだことがある方は
映画でストーリーを思い出すのではないでしょうか？

映画の主題は見た人が勝手に感じればいいことで
私など、コゼットはマンマミーアの子だ！かわいいなあ～って思いましたけれどｗｗ

主題のひとつである正義について
思ったことを一つ。
これは、警部VSジャンバルジャンの正義っていう見方ができると思います。
たった一個のパンを盗んだ罪を許さないのは、警部の正義。
姪っ子のために、パンを盗むのはジャンバルジャンの正義。
そして、また銀食器を盗んだジャンバルジャンに対して
あげたんだとかばう司教様の正義。

警部は職務を全うしただけだから、
正しいのかもしれないけれど
二度・ジャンバルジャンに助けられて
慈愛の心に触れる

私たちは、もしかすると
警部のような正義を持ちがちなのかもしれない。
でも、ちっぽけな正義は
慈愛の前では、持ち出せないものだって思う。


子供たちをたたいてクラブを強くしたりするのも正義だったのかも。
そして入試を中止させて、学校の浄化をはかるのもまた正義。

でも、もしかしたら、司教様のような
どんな正義の前でも揺るがない絶対的な正義を
考えていかないといけないのかもな…て思います。


え？ネタバレ？
もうおなかいっぱい？
そんなこと言わないで、見てきてください。
映像もとてもきれいです。
アン・ハサウエイ・・私時々この人に似てるっていわれるんですけれど
お歌上手ですよ＾＾