peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

マルメロ

2008年11月21日 | Weblog
一関市街地のマルメロの花
 2007年5月16日




2007年5/16(水)、一関市街地の住宅地を歩いていたら、
「マルメロ」の花が咲いていました。「カリン」の花と
違って、淡いピンク色です。




一関市街地のマルメロの実 2006年10月18日


2006年10/18(水)、一関市山目町2丁目から3丁目の住宅街を
歩いていたら、黄色く熟した「マルメロ」の実が見つかりました。
果実が沢山落ちていましたが、カタツムリの仲間に軸が食われ
るからだと思います。







マルメロバラ科 マルメロ属 Cydonia oblonga
中央アジア(トルコ、イラン、イラク地方)原産の落葉小高木。
ヨーロッパでは、紀元前の昔から栽培されてきたという。日本に
は、江戸時代の1634年に長ヨーロッパから崎に移入されたという。

春5月頃、淡いピンク色の花を開く。果実は夏から秋にかけて大
きくなり、「西洋梨」のような形になる。果実は堅くて生では食
べられないが、香りが良いので、砂糖漬けや果実酒に利用する。

「マルメロ」という名前は、ポルトガル語のMarmeloをそのまま英
語読みしたもの。
 品種には、「在来種」「スミルナ」「かおり」などがある。

北海道、青森県、秋田県の森吉町や長野県の諏訪地方に多く植栽
されており、諏訪市ではマルメロもカリンと呼んでいるという。

マルメロとカリンはよく似ているが、別の植物であり、カリンは
バラ科ボケ(カリン)属で、原産地は中国。日本への渡来時期は
マルメロより古い時代に伝わったと言われている。品種として名前
を持つものはないとのこと。

 なお、「マルメロ」や「マルメロとカリンの見分け方」について
は、下記のWebサイトに詳しく記載されています。

 http://www.town.ono.hokkaido.jp/sightseeing/marumero/marumelo.htm
 
 http://www.asahi-net.or.jp/~db3t-kjmt/kigi/marumero.htm

 http://www.pref.akita.jp/kaju/monogatari/quince/marumero.htm

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