peaの植物図鑑

奈良県明日香村野口のシュロ(棕櫚)



5/11(木)、「天武・持統天皇陵」を見た後、もとの「赤がめ」のバス停(奈良交通の周遊バス)に戻る。まだ少し雨が降っているものの、止みそうな気配。
 次は「国営飛鳥歴史公園石舞台地区」にある「石舞台古墳」まで行くというのでバス停で待っていたら、シュロ(棕櫚)の花が咲いているのを見つけました。




シュロ(棕櫚)ヤシ科 シュロ属 trachycarpus fortunei
暖地によく植えられている常緑高木で、高さは5~10mになる。中国原産と考えられているが、暖地には野生化しているものも多く、九州南部のものは自生とする説もあるという。

 幹は円柱形で暗褐色の繊維に覆われている。この繊維は縄やたわし、ほうきの原料として利用される。

 葉は掌状に細く深く切れ込み、長い柄があり、直径30~80cm。トウジュロ(唐棕櫚)と違って葉先が折れ曲がるのが特徴。

 5~6月に、小さな花を密生させた黄白色の大きな数の子のような花穂が葉の間から垂れ下がってつく。ふつう雌雄別株。果実は秋に藍黒色になる。

 類似種に、葉先が垂れない「トウジュロ(唐棕櫚)」があり、シュロより葉柄が短く、葉は小形で先がピンと立っている。このトウジュロに対してワジュロ(和棕櫚)とも呼ばれる。

 なお、トウジュロとシュロの雑種と考えられる中間的なものも見られるという。

今年の3月で85歳の「後期高齢者」。花や木の実、特に山野草が好きで何時もデジカメを持ち歩いています。

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