peaの植物図鑑

ヤマユリ(山百合)

一関市幸町のヤマユリ(山百合)
 2008年7月15日



2008年7月15日(火)、一関市幸町にある民家の庭でヤマユリ(山百合)
が花を咲かせていました。強い芳香が辺りに漂っていました。




一関市東山町のヤマユリ(山百合)
 2007年7月24日



2007年7/24(火)、久しぶりに一関市東山町長坂の唐梅館公園に
行きました。東山町総合体育館の前には花で「からうめだて」と
描いてありました。

 一関市に合併する前の旧・東山町のときの町花は「ヤマユリ」
だったので、唐梅館公園にヤマユリを植えたり、全国やまゆりサ
ミットを開催したりしましたので、その名残りがありました。

全国の自治体でヤマユリを自治体の花に選定している所が集まって
サミットを開催したときの開催記念碑






白色地の花びらの先は反転する。花びらの基部に毛がある。
花に強い芳香がある。また、花びらに赤褐色の斑点と黄色筋
が入って、全体に暗紅点が散らばる。花粉のついた6本の雄し
べに1本の雌しべ[柱頭]がある。
茎の頂部で枝分かれして、先に花をつける。花は横向きに咲く。
葉は互生する。

一関地方のヤマユリ(山百合) 2006年7月16日


2006年7/16(日)、一関地方でも各地で「ヤマユリ(山百合)」
が花を咲かせはじめました。余りにも匂いが強烈なため、我が家
では屋内に飾ることをしませんが、屋敷が広ければ庭植えで楽し
みたいものです。







ヤマユリ(山百合)ユリ科 ユリ(リリウム)属
 Lilium auratum
山地や丘陵の林縁や開けた傾斜地、草原などに生える日本特産の
多年草で、高さは1~2mほどになる。

古くから花を観賞するために栽培されてきた植物で、地下に鱗茎
があり年々大きくなる(園芸上は「球根植物」)。鱗茎は「ゆり根」
と呼ばれ、精進料理などに用いられたことが多いため、「料理百合」
「鳳来寺百合」「叡山百合」などと呼ばれる。鱗茎が美味なので食
用にするために広く栽培されている。

茎は直立し、葉は茎に互生し、短柄があり狭披針形から長卵形。葉身
は長さ10~15cm。

6~8月、直径15~26cmほどの大きな花をつける。花は白色で、花被片
の中央に淡黄色の条線があり、紅、紫茶褐色の斑点がある。漏斗状で
横向きに咲き、むせかえるような強い芳香がある。花は1茎に1~数個、
多いものは100個以上もつける。

 分布:本州(青森から大阪、和歌山、奈良、愛知、石川県以北に
分布し、北海道、四国、九州の一部に野生化している。)

[栽培]繁殖は分球、鱗片繁殖、種子。地上部の下部は日蔭となり、
上部は日当たりのよい条件でよく生育する。[花期]6~8月。

和名「ユリ」は、”大輪の花がそよ風にも揺れる様子に由来し
「百合」の漢字は、地下の球根[鱗茎]が多数[百ほど]の鱗片で重な
り合っているから「百合」と書く。”というのが通説だ。

しかし、中国から渡来のユリ根の乾燥品「百合(ひゃくごう)」
から、百合という言葉を引用したのだという説も説得力がある。

花色の変異に、花被片中央の条線が紅紫色になる「紅筋」、先が
紅色になる「口紅」、条線と斑点がほとんどない「白黄」、条線は
なく斑点が黄色の「白星」がある。

仲間には、伊豆諸島に分布するヤマユリの変種の「サクユリvar.
platyphyllum」がある。ヤマユリに似るが、花びらの斑点が黄色で
葉は長卵形。
また、葉が細く、淡紅色で、半開きの花を咲かせる「ササユリ」、
淡紅色の花が半開きの「ヒメサユリ」などがある。

今年の3月で85歳の「後期高齢者」。花や木の実、特に山野草が好きで何時もデジカメを持ち歩いています。

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