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2009年8月8日(土)、一関市東山町長坂字西本町にある
唐梅館総合公園のお花畑に、花を沢山つけた
オニユリ(鬼百合)がありました。
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オニユリ(鬼百合)ユリ科 ユリ(リリウム)属
Lilium lancifolium
田の畔や土手などに生える多年草(球根植物)。鱗茎を食用にするため
栽培されていたこともあり、野生化しているものも見られる。現在、日
本、中国中部から北部、さらにシベリア沿海州に分布するが、本来の自生
地は定かでなく、日本のものは、古い時代に中国大陸より渡来したもので
3倍体で、普通はタネができないとのこと。対馬と韓国の済州島、釜山付
近にはタネのできる2倍体のオニユリと3倍体のオニユリが混生している
ことから、その辺りがオニユリの本当の自生地ではないかと考えられて
いる。黄花の変種、黄金オニユリが対馬でだけ見つかることもその裏づけ
になるという。3倍体のオニユリであっても、コオニユリの花粉をつける
とタネができるとのこと。( 2倍体のオニユリは対馬、朝鮮半島南部で
確認されている。)和名は「大きいユリ」という意味だという。
草丈は120~180㎝。茎は紫褐色を帯び、若いときは白い綿毛がある。葉
は多数付き、長さ5~15㎝の披針形。葉のつけ根に紫褐色のむかご(珠芽)
がつくのが特徴。
7~8月、多いものでは30個以上の花を茎の上部の円錐花序につける。
花は直径10~12㎝ほど。朱赤色の地に暗紫色の斑点があり、下向きに咲
き、花被は反り返る。種子はできないが、葉の付け根にできたむかご
(珠芽)が自然に落下して増える。 分布:北海道、本州、四国、九州。
花弁が黄色で濃紫色の斑点の入るオウゴンオニユリ(黄金鬼百合)
var.flavflorumやヤエオニユリ(八重鬼百合)cv.Flore Pleno
がある。
[栽培]繁殖はむかご(珠芽)、木子、鱗片挿しによる。