peaの植物図鑑

サワオグルマ(沢小車) 2009年5月24日

奥州市水沢区「胆沢城跡」のサワオグルマ(沢小車)
 2009年5月24日







2009年5月24日(日)、奥州市水沢区佐倉河字北舘にある
鎮守府八幡宮の近くの草原で、サワオグルマ(沢小車)
と思われる植物が花を咲かせていました。







サワオグルマ(沢小車)キク科 キオン属
Senecio pierotii
日当たりのよい水辺や田んぼの畔など、湿地に生える多年
草で、しばしば群生する。茎は直立し、中空で太くて柔ら
かく、高さ50~80㎝になる。根生葉はロゼット状に出て、
長い柄があり、花時にも枯れずに残る。葉身は長さ12~25㎝、
幅1.5~7㎝の狭長楕円形あるいは披針形で、やや厚くくも毛
がある。茎につく葉は多く、長楕円形または卵状披針形で、
先は尖り、基部は茎を抱き、上部の葉は次第に小形になり広
く茎を抱いている。

花期は4~6月。頭花は黄色で茎の上部に散房状あるいは散形
状に多数つく。直径3.5~5㎝、長い柄がある。総苞はカップ
状をなし、苞片は広披針形。舌状花は黄色。そう果は無毛。
冠毛は白色で花後長く伸びる。

よく似たオカオグルマSenecio integrifoliusは草地に生え、
茎や葉が白い綿毛に覆われているのが特徴で、根元の葉はサ
ワオグルマより小さい。そう果に毛がないのも重要な区別点
である。

分布:本州、四国、九州、沖縄。

今年の3月で85歳の「後期高齢者」。花や木の実、特に山野草が好きで何時もデジカメを持ち歩いています。

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