peaの植物図鑑

配志和神社の巨大杉とタカノツメ(鷹の爪)の実

一関市蘭梅山の頂上近くに社殿を構えている配志和神社の前に「夫婦杉」と呼ばれている大杉が2本並び立っている。配志和神社は、延喜式に記載されている由緒ある大社であり、推定樹齢は1,000年といわれている。

 「夫杉」と呼ばれている方は、根元周り12m30cm、幹周り7m40cm、樹高42mで、岩手県内15位の杉の巨木だという。



画像は、一関市の市天然記念物に指定されている配志和神社の巨大杉

タカノツメ(鷹の爪)ウコギ科 タカノツメ属 Evodiopasnax innovans



 画像は、配志和神社の近くで見つけた黒く熟した果実をつけた「タカノツメ(鷹の爪)」

 山地に生える落葉高木で高さ5~15mになる。材は柔らかく、樹皮はなめらかで灰色。葉は短枝の枝先に集まってつき、ふつう3出複葉で長い柄がある。小葉はふつう3個、ときに1~2個。長さ5~15cmの長楕円形。秋には黄葉する。

 5~6月、黄緑色の小花をつけた散形花序を総状につける。果実は直径5~8mmの球形で、10~11月に黒く熟す。

 「タカノツメ(鷹の爪)」という和名は、冬芽の形が鷹の爪のようだというのでついたといわれている。また、材が柔らかく、もろいことから「イモノキ」とも呼ばれるという。

 分布:北海道(南部)、本州、四国、九州

今年の3月で85歳の「後期高齢者」。花や木の実、特に山野草が好きで何時もデジカメを持ち歩いています。

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