
先日居酒屋Kで偶然に会ったフランス人Pとともにお食事することになった。また神楽坂であった。この方、私のアメリカ時代からの銀行を傘下に持つアメリカの金融会社にお勤めで、この日はフランス語のお上手な日本女性のフィアンセを伴って現れた。すでに4年ほど日本に滞在しているとのことで、話題は奔放に飛んで楽しい時を過ごした。
例によって私のフランス語との出会いを話すと、これまでと同様に信じられないという反応。フランス語を学ぶことにより、この世には自然に興味が湧いてくることが山ほどあり、全く努力しているという意識なしにできることがあるということを遅まきながら知ったことを話す。その中の一つに生命の哲学があり、これから少しずつ調べながら自らも考えていきたい、というような話もした。そうするとPは哲学者を紹介してくれた。René Girard (1924- ) と Gaston Bachelard (1884-1962)。本当に不思議で意味深い出会いが続いている。
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(version française)