先月13日に DALF-C1 なるフランス文部省ご推薦の試験を受けてきたが、その日の充実ぶり(?)は記憶に残るものであった(13 novembre 2005)。本日その結果が届いた。予定では来年1月中旬くらいに来ることになっていたが、受験者が少なかったのだろうか、ひと月ほど早まったようだ。こちらは仏検とは異なり、予想に反して合格であった。全精力を使いきった試験であっただけに充実感がある。
(1) Compréhension de l'oral (録音した内容についての質問で、聞き取れたという感触はなかった): 10/25
(2) Compréhension des écrits (文章を読んでの読解で、今回はポール・バレリーのエッセイが出た): 21/25
(3) Production écrite (2つの文章を読んで synthèse をするのとそのテーマについて自分の考えを交えながら書くもので、それぞれが220-250字程度): 21/25
(4) Production orale (上の試験の口頭版。2つの文章を読んで synthèse のようなことやる exposé 15分とその後の質疑応答 15分): 21/25
全体では 73/100 で、自分にとっては驚きの成績である。あの過酷な試験を来年も味わってみたいという気持ちもあったので、その意味では少し寂しいというのが正直なところ。
バレリーの言ではないが、資格に拘っていると碌なことはないので、これからはフランス語を使って実質的なところに入っていきたいものである。
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(version française)
語学に関しては、4年間を好きなように使ってみるという最初の方針がよかったようです。4年経つまで結論を出さないのですから気が楽です。短期間でいろいろ考える必要がないのです。これは意外と他の人にも勧められるのでは、と考えているところです。
4年間の勉強で合格とはすばらしいですね。
わたしも来年3月でまる4年になります。
paul-ailleursさんを見習って、来年は仏検1級とDALF-C1を目指します。
しかし、仏検1級におしくも不合格でDALF-C1に合格っていうのが、かっこよすぎます。