フランスに揺られながら DANS LE HAMAC DE FRANCE

フランス的なものから呼び覚まされることを観察するブログ

J'OBSERVE DONC JE SUIS

若き日のカンディンスキー KANDINSKY: JEUNESSE ET INSPIRATIONS

2006-05-27 00:32:43 | Kandinsky

Kandinsky

Périodes artistiques
1 Jeunesse et inspirations (1866-1896) ~30歳
2 Épanouissement artistique (1896-1911) 30歳~45歳
3 Les quatre bleu (1911-1914) 45歳~48歳
4 Retour en Russie (1914-1921) 48歳~55歳
5 Le Bauhaus (1922-1933) 56歳~67歳
6 La grande synthèse (1934-1944) 68歳~78歳

子供の頃のカンディンスキーは色に魅せられていた。それから "synesthésie" と呼ばれる、色を見て音を感じたり、音を聞いて映像が浮かんだりというような異なる領域の間で 「共鳴」 するような現象が彼の中で起こっていたようである。これが後の作品に大きな影響を与えている。それはタイトルに音楽の領域の言葉を用いるところにも現れていて、考え抜いて描いたものを composition、即興で描いたようなものには improvisation と言っている。

23歳の時には民俗学研究グループに入り、農民の慣習を調べるためにモスクワ郊外を訪問する。その地方の家や教会に飾られていた絵の最もきらびやかな色 "les couleurs les plus chatoyantes" に強い感動を覚える。それからモスクワを去る前に展覧会で見た、干草の山が実物とは関係のないような色で描かれているモネの絵を見て、色の持つ力に感銘を受ける。

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2006-5-26 カンディンスキー事始 PREMIER COURS SUR KANDISKY
2006-5-28 カンディンスキー芸術の開花 EPANOUISSEMENT ARTISTIQUE

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