フランスに揺られながら DANS LE HAMAC DE FRANCE

フランス的なものから呼び覚まされることを観察するブログ

J'OBSERVE DONC JE SUIS

人の世は

2007-03-10 23:00:13 | Weblog

この日、午後から久しぶりの買い物に出た後、仕事場の K さんのお通夜に向かう。ランニングを愛し、絵を嗜んでいた K さんは58歳という若さであった。発病から1年に満たない経過だったという。安らかな眠りを祈りたい。どのように人の一生が決められているのか、本当にわからない。静かにバイオリンとピアノの演奏が流れる中、やわらかい雰囲気で始ったお通夜の会場を後にする時、自分より先に逝ってしまった娘を思うご両親が深々と頭を下げている姿が印象に残った。お清めの席で仕事場の人たちと久しぶりに話をする。こういう機会でもなければ、なかなかこの世のお話はできない。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 春の宵 UNE SOIREE DU PRINT... | トップ | 花粉を逃れて »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

Weblog」カテゴリの最新記事