フランスに揺られながら DANS LE HAMAC DE FRANCE

フランス的なものから呼び覚まされることを観察するブログ

J'OBSERVE DONC JE SUIS

DELF - Annie Ernaux - TEF - 仏検準1級

2005-02-25 18:33:48 | フランス語学習

(juin 2004)

昨日、DELFの A5、A6 を受けてきた。A5は完敗であった。内容は、記事を読んでその中の文章の意味を自分の言葉で説明するのと全体のまとめ、さらにそれに関連した日本の状況について自分の意見も含めて200字で書くというもの。週末の朝からの試験。仕事の疲れのためか、全く集中できず頭が働かない。途中でやる気をなくし、再度やり直すことにした。A6 は Le Figaro の記事を読んでその内容を compte rendu した後に、質疑応答があった。compte rendu については数日前にちゃんとやらなければ駄目だということに気付き、基本的な話の流れについて準備はしておいた。付け焼刃ではあったが、やっていなかったらまず駄目だっただろう。こちらの感触としては、何とか半分はいくのではないだろうか。A5 は40%くらい行けばよいだろう。秋までにしっかり準備して、体調を万全にして臨みたい。2週間後は準1級の試験がある。少し準備しなければ、、。

DELF の後に、アニー・エルノー (Annie Ernaux)著 "L'occupation" が目に付いたので買う。この著者がIFJで講演をしていたことを知る。この本のテーマは la jalousie。心の動きを細かく追っている。1週間で読み終える。この著者には他にも面白そうなのがある。比較的短いので読む意欲を削がないのがいい。その後、彼女の母を語った "Une femme"、それにつながる母の言葉をタイトルにした "Je ne suis pas sortie de ma nuit" も読み始める。

L'Occupation
Une femme
"Je ne suis pas sortie de ma nuit"

4月に受けた TEFの結果がきたが、予想は大きく外れていた。大幅に上がっていると思った読解は前回と同じ。何かの間違いではないかと思うほど。あの感触は何だったのか。それに引き換え、できていないと思った聞き取りは上がっていた。文法問題はよくできたという感じがしていたので納得。全体として、前回より110点上がってNiveau 4(中級の上)になっていた(619/900 = N4; ecrite 181/300 = N4; orale 246/360 = N4; lexique 192/240 = N5)。これほど伸びるとは思ってもいなかった。

この日曜は仏検準1級の試験であるが、今ひとつ盛り上がらない。こんな調子で大丈夫だろうか。

本日、準1級を受けてきた。今ひとつ緊張感がなかった。受けている最中は、時間もたっぷりあり楽に合格できると考えていた。しかし正解と比較してみると、これが相当に危ない。点数がわかるところでも48/71(68%)。ちゃんと読んでいれば間違えないようなところがいくつかあった。残りの書き取りや仏訳、内容読解など筆記のところ49点がどう採点されるかがわからない。合格ラインは78点(65%)くらいと考えられるので、書き取りの結果などを見ると、相当難しいと考えたほうがよいだろう。要するに、しっかりとマスターしていないということだろう。来年に向けて、少しは確実に覚えておきたい。来年でフランス語をはじめて4年になるので、何とか基礎だけはマスターしたいものである。

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