(mai 2003 - I)
4月にTEFを受けてみた。今回は、前回よりも読みは確実によくなっていると感じた。はじめの読みではすべて答えられなかったものの、現時点での力は出せたと感じ満足したせいか、聞き取りでは切り替えがうまくいかず、最初からよくわからない状態が続き、結局集中力を欠いたまま終わった。最後の文法も前回よりよくなっているような感じではあったが、結果は余り変わらないのかもしれない。Niveau4(中級の上)になるためには、あと1年くらい必要かもしれない。
本屋の立ち読みで、バルザックの「谷間のゆり」(Le lys dans la vallée)の現場はツールToursを中心にしたロワール地方であることを知る。彼はそもそもツール生まれだった。また、Paris vaut bien une messes. の発言者Henri IVに関する逸話が渡辺一夫の本(岩波文庫)に出ていた。新教プロテスタントとして育てられたがフランス王となるためにカトリックに改宗する。カトリックのミサでも受けてやろう。それだけの価値がパリにはあるのだ、という意味なのだろうか。歴史を紐解こうとすると時間が全く足りない。
谷間のゆり
アンリ4世