Blog=「Sawacchi抄」

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再び「男女共同参画」

2004年09月09日 | Weblog
昨日、このタイトルを使ったら結構アクセスがあったので、今日は真面目に書く。

まず我が岩手県二戸市でも、他市町村に遅れ馳せながら「男女共同参画行動計画」を策定することになった。そしてこの計画立案にあたり懇話会と呼ぶいわば諮問機関と、具体的に計画立案に携わるワーキンググループ委員会が設けられている。
またワーキンググループ委員会も行政ワーキング(市役所職員)と市民ワーキングで構成され、自分は市民ワーキングとして参加することになった。そして昨日はその会議の第一回。

ところで男女共同参画といっても言葉だけ先行し「今さら聞けない男女共同参画」といった風潮が存在すると感じる。
しかし本当は今、その意味や意義をしっかりと議論をし、じっくり腰を据えて土台を築かなければならない時だと思う。会議でもそのような意見が出始め、本来のスケジュールが会議の中で急遽変更されたのだが、このこと自体非常に有意義なことだと思う。

ところで、何ゆえ不似合いなこの男がメンバーになったか、不思議と思われる方のために説明する。
実はここ数ヶ月「広報にのへ」において「男女共同参画」がテーマの連載記事があった。そこへクレームをつけたことがそもそもの始まり。
クレームの内容はと言えば、「ジェンダーチェック」に意義を唱えたのである。
ジェンダーチェックとは男女共同参画意識をテストするような設問を設け、ある一定のレベルになりましょうと言うものだが、これを間に受けたら大変なことになる。
人間は老若男女その過ごした環境で個性があるわけで、ジェンダーチェックなどで画一化されるべきものではない。
ましてやそういった個人の信条に行政が口を挟むなどもっての外、思想統制といわれかねない。
そのような共産主義の入り口に・・・・・
と言いすぎないうちに、今日はこの辺で。


※以下は「男女共同参画行動計画」の策定にあたり参考としたいページ。

参議院議員「山谷えり子」さんのホームページから 

Web「正論」(フジ産経グループ)から 

林道義さんのホームページ「警告・ジェンダーフリー教育の害毒」から