セグメントゲームズ

元ゲームプランナーという、しがない肩書きだけが取り柄のゲームブログ。生ラジオの告知が中心で、たまにテキスト対談を更新中!

Wiiウェア『BIT TRIP BEAT』 インプレッション

2009年09月20日 12時20分39秒 | 【旧】購入・レビュー話


BIT TRIP BEAT
対応ハード : Wii(Wiiウェア)
配信元 : アークシステムワークス
開発 : AKSYS GAMES
配信開始日 : 2009/04/28
配信価格 : 500Wiiポイント(=500円)
ジャンル : アクション
プレイ人数 : 1~4人
CERO : A(全年齢対象)
使用ブロック数 : 313ブロック

※2時間半ほどプレイしてのインプレッションです。

かなり前に購入していたのに記事書くの忘れてたタイトル、その13。

●ブロック崩し+リズムゲーム
今作は、ブロック崩しのような要領で飛んでくる玉を弾き返していく、リズムアクションゲームです。


●ルールとシステム
このゲームは、Wiiリモコン横持ちでプレイします。

◆操作方法
パネルが画面左側にあります。十字ボタン…ではなく、Wiiリモコンを奥や手前に回すと、パネルが動きます。
ボタンを押すと、何か効果音が鳴りますが、特に意味はありません。自分なりにリズムを刻みたい時にでも押してみたらいいかと思います。

◆玉を跳ね返す
で、画面右側から玉が飛んできます。それを、左側に通過させないようパネルを当てて跳ね返しましょう。
中には、速かったり不規則な動きのものもありますが、基本的には一定のリズムに乗ってパネルに当たるようになっているので、難しそうであれば、玉を見るのではなくリズムで感覚を覚えてパネルを動かしていきましょう。
ちなみに、白い玉をパネルに当てると、何らかのボーナスを受けます。ボーナス内容は以下の通り。
・一定時間パネルが2つになります。このボーナスがある先は基本、2つないと無理な構成になるので、確実に取りましょう。
・一定時間パネルが大きくなります。
・一定時間パネルが小さくなってしまいますが、効果が切れた時に成功回数に応じてボーナス得点が入ります。小さくなるのがイヤなら覚えて回避しましょう。

◆レベルについて
跳ね返していくと、画面上部のメーターが増えていって、一定まで溜まるとレベルアップします。当てるのをミスして、左側に玉が通過していくと、画面下部のメーターが増えていき、満タンになってしまうとレベルダウンします。
レベルによって難易度が変わることはありませんが、ビジュアルやBGMが変化します。レベルアップすると彩色が増えたり音数が増えます。白黒でBGMが鳴らない状態が一番レベルの低い状態で、その状態で画面下部のメーターが満タンになってしまうとゲームオーバーです。

◆ステージ構成
全部で3ステージ。それぞれ難易度が異なります。最初は1つしかないですが、ステージクリアすると増えていきます。
1つのステージはいくつかのチャプターに分かれており、七色の玉が来たところで一区切りになります。最後にはボスが待ち受けていますが、やることは同じなので、落ち着いて対処していきましょう。


◆partygameの評価◆…78点(100点満点)
難易度はかなり高め 好みは分かれるかも

正直、難易度は相当高いです。まあ、最初のステージくらいはまだ何とかなりますが、2ステージ目から容赦ないです。
玉の動き方はまさに理不尽で、玉の動きだけ見ていてもクリアは厳しいです。ここは、リズムに乗ってリズムで覚えることが大事です。覚えゲーですね。まあ、音ゲーってわりとそういうもんですが(笑)

ゲーム内容自体は、今までにない感覚で楽しいと思いましたし、難しいだけに超えられた時の達成感は大きいです。ただ、好みはそこそこ分かれるように思いました。
従来のいわゆるリズムゲー(音ゲー)というのは、タイミングに合わせてボタンを押すとかアクションを起こすみたいなものですが、このゲームは玉が来る前にパネルを動かして持ってきたら、当たる瞬間は特に操作することはありません。「来た瞬間にアクション」という感じではないので、従来の音ゲーに慣れている人は違和感を感じたり、あまり好ましく感じないかもしれません。音ゲーやっていなくても思う人はいるでしょうけど(微笑)
私自身は、むしろ音ゲーの基本スタイルがマンネリ化している感じがしているので、こういう新しい感覚は嫌いじゃありませんでした。リズムに乗ることが結果に結びつきますしね。

根本的な難点としては、背景は3Dで色々動いているんですが、たまに背景の物体にまぎれてパネルや玉が見えなくなることがありました。まあ、ビジュアルもこのゲームの特徴なので、そちらを重視したということなんでしょうね。幸い、背景の制でゲームオーバーにまで陥ったことはないので。


難易度は本当に高いですし、好みが大きく分かれそうなところですが、まあ…同じステージばかりやっていても面白いですし、完成度自体は充分高いと思いました。レトロな雰囲気もいいですしね。
興味のあるかたは、上記の「従来のリズムゲームとはちょっと違う感覚」であることを理解したうえで、購入しましょう。
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