セグメントゲームズ

元ゲームプランナーという、しがない肩書きだけが取り柄のゲームブログ。生ラジオの告知が中心で、たまにテキスト対談を更新中!

DSiウェア『Art Style:DIGIDRIVE(デジドライブ)』 インプレッション

2009年11月18日 17時33分00秒 | 【旧】購入・レビュー話


Art Styleシリーズ:DIGIDRIVE(デジドライブ)
対応ハード : DSi(DSiウェア)
配信元 : 任天堂
配信開始日 : 2009/11/04
販売価格 :500DSiポイント(=500円)
ジャンル : アクション
プレイ人数 : 1~2人
通信機能 : ダウンロード通信対応
CERO : A(全年齢対象)
容量 : 71ブロック


●忙し楽しい交通整理アクション?が、Art Styleシリーズで復活
今作は、DSiウェアWiiウェアで展開されているパズルシリーズ『Art Style』というシリーズの、DSiウェア版タイトル最新作です。
と同時に、以前にゲームボーイアドバンスで発売された『bit Generations』シリーズに収録されていたタイトルのリメイク作品となります。


●ルールと操作
具体的に説明するには難しいので、公式サイトを参照ください。
一応、簡単には説明します。

◆基本ルール
交差点に向かってくるシェイプ(車のようなもの)を十字ボタンで好きな方向に誘導して同じ色のシェイプをためていきます。5つたまるとメーターが出現し、以後さらに同じ色の車を誘導すればメーターが増えていきます。

◆デュアルコアの打ち上げ
メーターがある程度たまったところにアタッチメント(救急者)を誘導すると、そのメーターの量に応じて別画面で表示されている丸い物体(デュアルコア)を攻撃して上に打ち上げることが出来ます。下から迫ってくる壁とデュアルコアが接触するとゲームオーバーです。
アタッチメントは、一定ごとにランダムで出現する他、Aボタンを押すことで任意のタイミングで出現させることもできます。ただし回数は限られていますし、どの方向から出てくるかは分かりません。

◆アウトバーン
交差点の4方向にメーターを作成すると「アウトバーン」という状態に突入します。この間はシェイプのスピードがどんどん上がっていきますが、1つのシェイプでメーターが1段階増えるので、メーターを大きく増やすチャンスになります。
誘導に失敗するまで「アウトバーン」の状態は続き、失敗した時点で解除され、失敗したメーターはデュアルコアの打ち上げに使用されます。

◆タッチ操作について
DSということで、前回ではできなかったタッチによる操作が可能です。
最初のタイトル画面で「PLAY TOUCH」を選択すると、タッチ操作でプレイできます。

ルールはもちろん同じなんですが、1つ大きな違いがあります。それはアタッチメント(救急車)の任意の利用方法です。
ボタン操作では、Aボタンを押すことで任意にアタッチメントを出現させられる…と説明しましたが、タッチ操作ではアタッチメントを呼び出すのではなく、メーターを直接タッチするだけでデュアルコアの打ち上げが出来ます。つまり、素早い対応が可能ということです。(もちろん、ランダムでアタッチメントも出てきます)

◆対戦について
今作では、コンピュータとの対戦もできますし、DSダウンロード通信を利用して、2人での対戦ができます。
(※DSダウンロード通信…相手がこのソフトを持っていなくても楽しめます)

対戦でもルールは同じですが、デュアルコアの打ち上げを行うと、ランダムでアイテムが手に入ります。相手を邪魔するものや、自分の支援となるものなど、種類は様々です。ちまちまと打ち上げを行って、アイテムに頼るというのも1つの戦略です。(アイテム使用は、OFFにすることもできます)
なお、ダウンロード対戦では、このソフトを持っていない側はグラフィックやBGMの変更ができません。


◆partygameの評価◆…84点(100点満点)
タッチ操作も、意外に悪くないかもね?

そもそもの、このタイトルの面白さは実証済みです。独創的・単純・中毒性を兼ね備えた、抜群の完成度を誇るパズルアクションゲームです。

タッチ操作についてですが…やはりタッチペンによって見えなくなる場合があるので、基本はボタン操作のほうが安定するんですが、タッチ操作にはメータータッチで瞬時に対応できるという大きな利点もあります。
まあ、ランキングスコアは、ボタン操作とタッチ操作で別々に用意されていますし、対戦時も操作は統一されるので、お好きなほうで楽しんだらいいと思います。

友達が来た時に、ダウンロード対戦もやってみましたが…意外にも白熱しました。最初はやっぱり経験者ということで私がずっと勝っていましたが、理解してしまえばそんなに実力差はなく、むしろアイテムによる差で負ける…なんてこともあったりしました。
もっとも、アイテムの種類を確認する余裕もないわけですが(笑)


DSiウェアランキングでは配信初週から圏外だったようです(iNSIDE様の記事参照)が、この面白さはやっぱりプレイしてもらわないと分かりません。まあ、地味な面白さなので、合う合わないはあると思いますが、興味のある人は購入してみても損はしませんよ?


関連記事:
bit Generations デジドライブ ファーストインプレッション(2006/07/28)
bit Generaionsシリーズをプレイして(2006/07/29)
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