セグメントゲームズ

元ゲームプランナーという、しがない肩書きだけが取り柄のゲームブログ。生ラジオの告知が中心で、たまにテキスト対談を更新中!

Wii『バイオハザード/ダークサイド・クロニクルズ』 ファーストインプレッション

2010年01月14日 16時40分38秒 | 【旧】購入・レビュー話
  (※右側は「コレクターズ・パッケージ」です)

バイオハザード/ダークサイド・クロニクルズ
対応ハード : Wii
発売元 : カプコン
開発 : キャビア
発売日 : 2010/01/14
希望小売価格 : 7,340円(税込)
ジャンル : ホラーガンシューティング
プレイ人数 : 1~2人
通信機能 : ニンテンドーWi-Fiコネクション対応
備考 : Wiiザッパー対応
CERO : D(17歳以上対象)

※約1時間ほどプレイしてのインプレッションです.


●ハイオハザードのクロニクルズシリーズ第2弾
今作は、『バイオハザード アンブレラ・クロニクルズ』に続く、WiiでのFPS(一人称視点)スタイルのシリーズ第2弾です。今回は「バイオハザード2」「バイオハザード コード・ベロニカ」、そして、新たに南米での物語が収録されています。
流れとしては…おそらく、南米の物語が中心で、その途中でレオンが2のストーリーを「回想」する…という感じです。まだ少しなので、何とも言えませんが。


●ゲームの進め方と操作
◆ゲームの進め方
基本的なスタンスは、前作と変わりません。各チャプターごとにストーリーを進め、ボスを倒したり物語の区切りまで到達すると、チャプタークリアとなります。
途中、自動でチェックポイントがセーブされ、死亡した場合はそのチェックポイントから再開になります。

◆前回と変わっていない操作
Wiiリモコンを動かす…照準移動
Bボタン(Wiiリモコン)…射撃
十字ボタン(Wiiリモコン)…武器入れ替え
Wiiリモコンを振る…リロード(武器によってリロード時間が変わります)
Aボタン(Wiiリモコン)またはZボタン(ヌンチャク)…アクション(アイテム獲得など)
Aボタンを押しながらWiiリモコンを振る…ナイフ攻撃

◆前回と違う操作
・手榴弾…前回は「Aボタンを押しながらBボタンを押す」でしたが、今回は武器の1つとして組み込まれているので、十字ボタンで選択してBボタンで使用します。
・コントロールスティックの操作…前回は「カメラ視点の操作」でしたが、今回は十字ボタンと同様、武器の切り替えになります。
・Cボタン…前作は「武器切り替え」でしたが、今回は「メニュー画面を開く」になっています。メニュー画面は-ボタンでも開きます。
・+ボタン…前作は、確か「メニュー画面を開く」だったと思いますが、今回は「ハーブ使用」になっています。

◆アーカイブ
ゲームプレイ中に拾ったファイルアイテムや、成績によって獲得したファイルは、「アーカイブモード」で閲覧することができます。
難易度が低いと獲得できないものもあるみたいです。

◆武器の改造について
これは前作にもあったと思いますが、ゲーム中に獲得したゴールドで、武器を改造することができます。
最初、武器の数は少ないですが、ストーリーを進めていくことで増えていきます。

◆Wi-Fiランキング
ニンテンドーWi-Fiコネクションに接続することで、各チャプターの記録をWi-Fiランキングに登録することができます。
ランキングの種類は、スコア以外にも、ヘッドショット(頭を撃ちぬくこと)数や獲得ゴールドなどのランキングがあります。


●コレクターズ・パッケージ


こちら、「コレクターズ・パッケージ」に同封されている、2枚のディスクです。
1つは、全10曲が収録されているサウンドトラック。もう1枚は、今作に関連するデモや、過去作品のプロモーションムービーなどを収録したDVDです。


◆partygameの評価◆…78点(100点満点)
臨場感をとるか?ゲーム性をとるか?

基本的なシステムや操作まわりは前回とほぼ同じ…というか、操作まわりは前回より良くなっていると思います。+ボタン1つでハーブが使えますし、コントロールスティックでの武器の切り替えができるので、十字ボタンでの操作より快適に楽しめます。

さて。1つ大きな問題なのは、「画面の揺れ」です。
前作も少しくらいはあったかもしれませんが、今作は特に画面の揺れが激しいです。焦点が定まることはほとんどありませんし、プレイヤー自身は止まっていても、視点は揺らいでいます。
これは、最初に見た時ははすごく臨場感や一体感があって、面白いと思うんです。よく作っているな~と思うんです。しかし、例えばハイスコアを目指すなどで繰り返しプレイすることを考えると…この画面の揺れは、とんでもない邪魔者になるのでは?とも思ったのです。自分ではちゃんと狙っているつもりなのに、画面が縦横無尽に揺れるので、狙った通りに当たりにくいのは、確かでした。もちろん、ずっと揺れ動いているわけではありませんが、ほとんど揺れ動いています。
私はまあ、ストーリーを楽しみながら臨場感を楽しめればいいと思っているのでそこまで気にしていませんが、たぶんほとんどの人がこのゲームを、いわゆる1つのFPSのゲームとしてやり込みたいと考えるのでしょう。そうなった時に、その画面の揺れがやる気を著しく損なうというか、イライラするというか、とても鼻に付く存在になるんじゃないか?と思うのです。


…ということで、個人的には臨場感がグッとアップして、今のところは前作より面白いと思います。が、先ほどもいったように…臨場感を出すために画面の揺れがけっこう激しくなっているので、まずそもそも酔いやすい人は注意ですし、1つのFPSのゲームとしてやりこみたいと考えている人にとっては、とても遊びにくいものになっているかもしれません。

正直、まだ1時間しかプレイしていないので何とも言えませんが…ひとまず、一通りのチャプターをクリアしたら、セカンドインプレッションを書いてみます。


関連記事:
『バイオハザード アンブレラ・クロニクルズ』 ファーストインプレッション(2007/11/15)

※ストーリー内容など、ネタバレになるコメントはご遠慮ください。
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