バイオシリーズの集大成ともいえる形で登場した「バイオハザード アンブレラ・クロニクルズ」。約1時間ほどプレイしてのファーストインプレッションです。
●アンブレラ社が絡むストーリーである、バイオハザード0、1、3のストーリー
今回は、バイオハザードの発端となったアンブレラ社が絡んだストーリーで、主に過去に発売されたバイオハザード0、1、3を簡潔に語り、かつ過去作では語れなかった別の話の絡みも見えてくるという感じになると思います。2はなぜか含まれていないんですね…。
それぞれ「黄道特急事件」「洋館事件」という風に各事件ごとにステージが分かれており、さらに各ステージごとに「チャプター」という形で区分けされています。チャプター1をクリアすればチャプター2が出現する、という感じですね。
●操作方法
Wiiリモコンを動かす…照準移動
Bボタン(Wiiリモコン)…射撃
Cボタン(ヌンチャク)または十字ボタン(Wiiリモコン)…武器入れ替え
Wiiリモコンを振る…リロード(武器によってリロード時間が変わります)
Aボタン(Wiiリモコン)またはZボタン(ヌンチャク)…アクション
道中にあるアイテムを拾ったり、敵の攻撃をかわしたり、状況によって使い分けます。
Aボタンを押しながらWiiリモコンを振る…ナイフ攻撃
へばりついてきた敵などを倒すには有効です。角度の感度は「ドラゴンクエストソード」よりも高いです。
Aボタンを押しながらBボタン…照準に向かって手榴弾を投げる
数に限りがあるのでご注意。
コントロールスティック…カメラ操作
基本的には勝手に進んでいくので、カメラ操作はごくわずかに範囲しかできません。
尚、Wiiザッパーを装着した形だと、以下の操作が異なります。
アクション…Zボタン(ヌンチャク)のみ対応
リロード…ヌンチャクを振る
ナイフ攻撃…Zボタンを押しながらヌンチャクを振る
私は今回、Wiiザッパーを購入してないので操作感はちょっとお伝えできませんが、通常の状態でプレイしてみましたところ、慣れるのにちょっと時間が必要かもしれません。個人的に戸惑ったのが、手榴弾を投げるですかね。
●基本的にはアーケードのガンシューティング感覚で
先ほども言いましたように、基本的には勝手に歩いて勝手に話が進行していきます。「バイオハザード4」のように自由に歩くことは出来ません。まさにアーケードのガンシューティングそのままだと思ってもらえればいいと思います。回復アイテムの役割も、従来とは若干異なります。
・ハーブ…その場で体力を回復します。今回ハーブは1種類しか登場しません。
・救急スプレー…これを獲得しておくと、体力が0になった時に消費して体力を最大まで回復してくれます。
また、チャプタークリア時に持っていた武器の段数はストックされて、次のチャプターに使用することが出来ます。(手榴弾はストックされません)
それとこれは個人的に感じたことですが、血の表現が少ない…というか、無いような気がします。バイオ4では首が吹っ飛んだりとかしていましたがそういう過激な表現はほとんどないように思われます。だからCEROで「C指定」なんですね。
●バイオらしく、歯ごたえのある難易度
今回、初期状態での難易度が「イージー」「ノーマル」「ハード」とありましたが、私はノーマルでプレイしました。
最初のほうに出てくるゾンビが、けっこう倒しやすかったのでわりといけるかな~と思っていたら…最初のボスで4回も死にましたw
あと、バイオ4のアクションコマンドも健在だったり、セーブポイント…というより今回はチェックポイントという言い方になっていますが、チェックポイントは中間地点とボス戦にしかないので、ボス手前でやられたりするとけっこうキツイです…。ガンシューティングがあんまり得意でない人はイージーで始めることをお勧めします。
●総集編ではあるが、内容は思ったより淡白なのかも…?
今回、いわゆる3より以前のバイオの総集編みたいな存在なわけですが、ボリューム的にはもしかしたらそんなにないのかもしれません。
今、私は1時間プレイして、すでにバイオ0のストーリーである「黄道特急事件」の全チャプター(3つ)を攻略しています。ただ、リザルト(成績)によって新しいチャプターが出てくることもあるみたいなので、まだチャプターのが残っている可能性もありそうですが…でも最後のチャプターのラストはホントに終わった的な感じだったので
なので、私はバイオ0、3はプレイしてないので、正直ちょっと話が飛びすぎてよく分からない的なところがありました。本質的なストーリーはだいたいは分かりましたけど。ここらへんはもしかしたら、過去シリーズをプレイしていることを前提にした作りになっているかもしれません。100%がそうではないですが。
一部で文字やボスの部位が見えにくいという場面も見受けられましたが、ガンシューティングとしては充分完成度の高いものになっています。操作に慣れさえすれば問題なく楽しめると思います。
ストーリークリア後、セカンドインプレッション記事を掲載予定です。