セグメントゲームズ

元ゲームプランナーという、しがない肩書きだけが取り柄のゲームブログ。生ラジオの告知が中心で、たまにテキスト対談を更新中!

「右脳の達人 爽解!まちがいミュージアム」レビューしてみる

2006年02月09日 16時38分43秒 | 【旧】購入・レビュー話
え~昨日の宣言どおり、結局買っちゃいました。
ナムコの「右脳の達人 爽解!まちがいミュージアム」です。

で、とりあえず説明書を見てると……ん?
先日、タイトルに「右脳の達人」なんて入れるな!
なんて批評しましたが、
ちゃんと実証があるみたいですよ。
いわゆる「教授のお墨付き」みたいな。
いささか信用できない人も多いと思いますが、
正直ゲームにわざわざ名前を出してまで説明をしているわけですから、
教授としては立場上、バカなことやウソは言えないはずです。

もっとも、根本的に間違っていたら意味がないですが、
この人の実証は信用していいと思います。……たぶん。

で、脳云々より肝心のゲームのほうはどうか?


メチャクソハマってるんですが。


簡単に進め方をいうと、
Lv1~5までレベルが区分けされており、各Lvには1~10までのステージがあります。
最初はLv1のステージ1しか遊べません。
基本ルールは、制限時間内に定められたノルマクリア数だけ間違いを見つければクリアです。
クリアすれば次のステージが遊べるようになります。
ステージは後になるほどノルマクリア数が多くなっていきます。
で、ステージ10ではノルマをクリアしたあとボス戦が始まります。
ちょっとフツ~じゃない特殊な間違い探しです。
見えない状態をタッチペンでこすって見えるようにしてから間違いを探したり、
マイクで落ち葉を吹き飛ばして間違いを探したり……。
特にこの落ち葉がやっかい!
息を吹きかけて落ち葉を上画面に吹き飛ばしている間に下画面の間違いを探すんですが、
2~3秒でまた下画面に落ちてきます。ムズイ!
まあそんな感じでボス戦をクリアできれば、次のレベルが遊べるようになるわけです。

また、成績が良ければ銅メダル、銀メダル、金メダルがもらえ、
メダルが一定数集まるとSPモードという、メインモードとはまた違う
いろんなタイプの間違い探しが楽しめるようになります。
これがまたなかなかおもしろいです!
メインモードばかりではさすがに同じことの繰り返しで飽きがちになるところで、
このSPモードがいいアクセントになっていると思います。
まあもちろん間違い探しであることに変わりはありませんが……。
さらに、1つの絵で10ヶ所の間違いをじっくりとさがすモードもあります。
制限時間はないので、じっくり間違い探しをしたい人はオススメです。

そして対戦モードもおもしろそうです!
まだやってないんですが……。
もちろんカードリッジ1つでも楽しめますが、どんな制限があるかは不明です。
どういう対戦方法かはなんとなく分かると思いますが、
みんな同じ絵を見て、いちばん先に間違いを当てれば得点が入ります。
で、最終的に得点の多い人が勝ちです。
また「おじゃまゲージ」という、
メーターがたまると使えるようになり、順位の高いプレイヤーを邪魔できるシステムもあります。
ただの間違い探しバトルに終わってないところがイイですね。

さらにいいのが、DS1台でも対戦が楽しめますよ!
時限爆弾をどんどん回していくゲームと同じ要領で、間違いが解けたら次の人に渡し、
当然、自分の出番のときに爆発したら負けです。
時々、UNOのように「スキップ」とか「リバース」が出ることもあり、
こちらもなかなか白熱しそうです!



このゲームはまさに「間違い探しだけに特化したゲーム」です。
イイ例で言えば「nintendogs」は「犬を育てることに特化したゲーム」です。
こういうゲームは、そのジャンルが好きな人には
これ以上なく楽しめるという大きな利点があります。

ただ、「犬を育てる」という概念に比べ、
「間違い探し」という概念はいくぶん飽きがきやすいのがどうしても残念……というか、
それが間違い探しの宿命といったところでしょうか。


あと、2つ気になる点を言うと、
まず、すべての選択において「○で囲む」という方法をとったということです。
「決定」とかメニュー画面の選択とかもすべて「○で囲む」です。
統一感が出てこれはこれでいいんですが、
たま~に選択する項目が隅っこにちっちゃくあったりすると
ちょっと○が描きづらいことがあります。

十分許容範囲内ですが。
もう1つ。問題総数が10,000問以上!と杭打ってる割には、
意外に問題がかぶります。
しかも絵だけではなく間違っている点までかぶっていることもしばしば。

とはいえ、さっさと問題を解いていくので、
この点もそんなに気にはならないかとは思いますが……。

とにかくマジでハマってます。
間違い探しが比較的好きな私にはハマりものです。

ただ、さすがに何ヶ月も持続はしないとは思いますが……。
とにかく間違い探しが好きな人には好き、嫌いな人には嫌い。
それ以上もそれ以下もありません。

そういうゲームだと思います。
興味あるならまずは公式サイトの体験版をプレイしてみてはいかがでしょうか?

それでは本日はこれにて、したらな~!!

コメント (1)    この記事についてブログを書く
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1 コメント

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Unknown (Unknown)
2019-04-06 19:59:29
3D DSのハードでは、このソフトは使用不可ですか?

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