「Wiiでやわらかあたま塾」インプレッション

え～遅くなりましたね。「Wiiでやわらかあたま塾」のインプレッションです。ちなみに現在の私の成績は8段、頭の重さは1867gです。


初代脳トレ「脳を鍛える大人のDSトレーニング」に続いてDSで発売されました「やわらかあたま塾」は、脳トレには及びませんでしたが充分な功績を残した脳トレゲームです。私も数学が好きなせいか、初代脳トレよりこちらのほうが好きだったりします。

さて。今作の基本的なシステムは前回とほとんど変わりません。直感、知覚、記憶、数字、分析の5ジャンルにそれぞれ3種類ずつ、計15種類のゲームがあり、個別に成績を出したり総合的に成績を出したりできます。成績の出し方は先ほど私も言いましたが、段位と頭の重さで記されます。

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では、DS版と違う点をいくつか述べていきましょう。

・総合テストで挑戦するゲーム
細かい点なので、未プレイの方にはちょっと分からないと思います。
前回は例えば直感なら直感の3種類のゲームのうちの1つがランダムで選ばれ、それに挑戦するという形になっていましたが、今回は各ジャンルとも3種類全てのゲームが均一に出題されます。これにより、より安定した成績を出すことができます。

・Wiiリモコンから励ましの声が！
「次は知覚です」「あと1問！」「お疲れ様！」「すごい！ランクイン！」など、Wiiリモコンからサポートボイスが流れてきます。何気にモチベーション上がりますが、この音声が邪魔だと思う人もいるかもしれません。そういう人はWiiリモコンのスピーカーの音量を０にすればいいと思います。

・最大8人のマルチモードがいろいろと
3種類のマルチプレイゲームがあり、どれも最大8人プレイが出来、同時に1人でも遊べます。やってみたらコレが結構白熱します！

○たいせんレース
1対1でどちらか先に定めた問題数を正解できるかを競います。変わりばんこでプレイすることで4対4も可能です。間違えたらタイムロスです。
ちなみに相手を、データを登録しているMiiを選んでCPUにして対戦することもできます。まあやってみてください。自分のデータを敵にして勝てないこのもどかしさｗ
俄然燃えてきます！

○きょうりょくサバイバル
協力して問題を無限に解いていくモードです。1回でも間違えたら終了の厳しいルールです。これも普通に集中できて面白いです。

○どきどきパネル
ジャンル名やゲームの描かれたパネルを選択してそのゲームに挑戦し、ポイントを獲得していくゲームです。ゲームが終了したら次の人。パネルがなくなった時点でポイントが一番多い人が勝ちです。
難易度は選択するまで分からないというドキドキ。1回間違えたら終了のドキドキ。たまに天使と悪魔のカードがまぎれていてドキドキ。この天使と悪魔のカードは、天使だったらなんとスコアが2倍！悪魔だったら、ここでしか出てこない超激ムズレベルに！1回だけ悪魔が当たったことがありますが…泣けましたｗ
マルチで遊ぶなら一番のオススメです！

…と、結構面白い3種のマルチが楽しめます。先ほども言ったように1人でもプレイできるので、テストとストレッチばかりで飽き飽きしてきたらこちらを遊んでみましょう。

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おそらく出来は素晴らしいんだとは思うんですが…基本的に全てのゲームがDS版でも出来そうな方式だっただけに、あまり代わり映えしないという印象も感じました。むしろ選択肢を選ぶという形式がほとんどで、DSだとタッチペンでしっかり選択できるのに対し、Wiiリモコンではどうしてもプルプルして、誤って隣を選択してしまうことがたまにあるので、逆にWiiとしてのデメリットも目立つように思いました。
Wiiならではの点があるとすれば…クオリティの面ですかね。あと、Miiが使えるのもモチベーションは上がるとは思います。

基本的に代わり映えしない…むしろWiiになったことでのデメリットも感じなくもないですが、システム的にはより洗礼され全体的には非常に楽しめる出来にはなっているとは思います。しいて言うなら、DS版よりも多人数で遊ぶ向けになったという感じでしょうかね？