『EVERY EXTEND EXTRA』
対応ハード ： PSP
発売元 ： バンダイナムコゲームズ
開発 ： キューエンタテインメント
発売日 ： 2006/08/03
希望小売価格 ： 4,800円（税込）
ジャンル ： シューティング
プレイ人数 ： 1人
CERO ： A（全年齢対象）
●『ルミネス』に続く、ビジュアルとサウンドの融合をとりいれたシューティングパズル
今作は、『メテオス』『ルミネス』といった独創性に優れたパズルゲームを生み出してきたキューエンタテインメントが、その次に発売したシューティングゲームです。シューティング…とありますが、パズル的な要素もそこそこありますね。
自機を爆発させて敵を巻き込んで誘爆していくというスタイルが特徴です。
●ルール
◆基本的なこと
方向キー、またはアナログスティックで自機を移動。ボタンを押すと、自爆します。
自爆の爆風を敵に当てると、敵を倒せます。倒された敵もまた爆発して、それが他の敵に触れると倒すことができます。
この「連鎖」を利用して多くの得点を獲得して、残り機数を維持していくことが重要です。
（※得点が一定数に達すると1UP）
ステージの最後に待つボスを倒すとステージクリアです。
残り機数が0になるか、残り時間が0になるとゲームオーバーです。
ボスは普通の爆発ではダメージを与えられず、何回か「連鎖」をして爆風を当てる必要があります。
◆アイテム
緑色のクリスタル…緑色のザコ敵を倒すと出現。得点が入ります。
赤色のクリスタル…赤色のザコ敵を倒すと出現。全体のスピードと敵の出現数がが増えます。
黄色のクリスタル…中ボスを倒すと出現。残り時間が増えます。
◆スピードについて
赤色のクリスタルを取ると、全体のスピードが上がると同時に、出現する敵の数も増えます。これによってより多くの連鎖が狙えるようになるわけです。
このスピードは8段階まで上がりますが、6段階目に達すると赤い敵が出なくなってしまいます。7～8段階目まで目指すには、赤色のクリスタルを画面端ギリギリまで泳がせて、7～8段階目になる赤のザコ敵の出現を待つ必要があります。
敵に触れたり、敵の攻撃を受けてしまうと、スピードが0になり赤色のクリスタルが吐き出されてしまいます。急いで取り戻しましょう。
◆ちょっと上級なテクニック
ボタンを押すと自爆しますが、押しっぱなしにしておくと力を溜めることができます。充分にたまったところでボタンを離すと、より大きな爆発を起こすことが出来ます。
ただし、ためるにはそこそこ時間がいりますし、たまった後は一定時間経つと勝手に爆発してしまいます。タイミングよく使いこなすには、そこそこ慣れが必要みたいですね。
また、ためている最中にLボタンorvRボタンを押したままにして移動すると、爆発のポイントを固定したまま自機だけ移動させることが出来ます。ポイントは決まっているが、敵の攻撃をよけなければいけない時とかに重宝すると思いますが、これも慣れが必要です。
◆partygameの評価◆…76点（100点満点）
ちょっとビジュアルが過剰ですが、面白いです
最初はちょっともどかしいところがあり、若干好きになれないところがありましたが、ある程度コツを掴み始めると、ゆっくりとハマってきてます。
基本的には、赤色のクリスタルを取りまくる→より多くの連鎖を狙うが基本スタイルなので、ルール自体は非常に単純です。ただ、一応これはシューティングゲームで、敵もバンバン弾を撃ってきますので、それをかわしながら連鎖を狙っていく必要があります。まあ…攻撃がかわせそうにないなら、いっそ自爆しまくるという手段もありなわけですが（笑）
ただ、『ルミネス』と同じように背景のビジュアルが美しく彩られているんですが、色々と見えにくいです。すごく見えないわけではないんですが、何と言うか…目が疲れやすいですね。
このゲームにとってビジュアルが大事なのは分かりますが、あまり度を過ぎると、そもそもゲームとして遊べないものになるので、そこのバランスはなかなか難しいところですね。まあ、もうちょっと抑え目が良かったかなと思いました。
シューティングであるということと、難易度はそこそこ高いので人を選んでしまうと思いますが、ある程度のシューティング好きにはオススメできそうです。
過去の作品のようなパズルだと思って買うと…ちょっと感覚が違うと思います。何度も言いますが、シューティングなので。
関連記事：
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