セグメントゲームズ

元ゲームプランナーという、しがない肩書きだけが取り柄のゲームブログ。生ラジオの告知が中心で、たまにテキスト対談を更新中!

DS『リズム天国 ゴールド』 インプレッション

2008年08月09日 22時46分43秒 | 【旧】購入・レビュー話

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リズム天国 ゴールド
対応ハード : DS
発売日 : 2008/07/31
希望小売価格 : 3,800円(税込)
ジャンル : ノリ感ゲーム
プレイ人数 : 1人
CERO : A(全年齢対象)


掲載が遅くなって、失礼しました。
ほぼ一通りのリズムゲームをプレイしてのインプレッション記事です。


○ノリノリで楽しむ、あのリズムゲーの続編が登場
今作は、ゲームボーイアドバンスで発売された『リズム天国』の続編です。
基本的な概念はそのままに、今回はDSの画面を「タッチする」「はじく」という方法で操作を行います。


○操作方法
今作は、DS本体を縦に持ってプレイします。操作は全てタッチペンで行われ、ボタンは全く使いません。(厳密には、あるリズムゲームでのみ使用しますが…)

リズムゲームで使用される操作スタイルとしては…
「タッチする」
「離す」
「はじく」
「スライドする」
が主になってくる感じです。


○モード紹介
◆メインメニュー◆
各アイコンが綺麗に整列された状態で並んでおります。そこからリズムゲームに挑戦したり、各モードに入ることが出来ます。
ちなみに、今回のリズムゲームの種類は、恐らく25種類(難しいバージョンは除く)だと思われます。


◆喫茶店◆
何となくマスターと話したり、音楽を聞いたり出来ます。あと「読みモノ」というものがあって何か文集が読めたりするみたいです。
「はじく」練習もここでできます。


◆エンドレスゲームズ◆
文字通り、永遠に続けられるリズムゲームです。いわゆる、成功とか失敗みたいな評価があるわけではなく、どちらかというとスコアがあるリズムゲームです。
全6種類。獲得したメダルに応じて、じわじわと遊べるエンドレスゲームが増えていきます。

ちなみにメダルは、リズムゲームを「ハイレベル」でクリアすると獲得できます。


◆リズムおもちゃ◆
まさに文字通り。ゲームではなく、単なるおもちゃ。自由につついてお楽しみください、というおもちゃが全7種類用意されています。
エンドレスゲームズと同様、メダルの数に応じて遊べるものが増えていきます。


◆ギターレッスン◆
リズムゲームに「ロッカー」というリズムゲームがありまして…。音楽の「ロック」のほうであって、学校でほうきとかが入っているものではありませんよ(笑)
その「ロッカー」というリズムゲームで、いろんな音楽に挑戦することができます。

「ベーシックコース」と「テクニカルコース」が用意されており、それぞれ4曲ずつ。これも、メダルに応じて遊べる曲が増えていきます。


◆ライブコンテスト◆
ギターレッスンの、コンテストになったバージョン…みたいです。みたいです、というのが、このモードはギターレッスンであるレベルの成果を出さないと、遊ぶことが出来ません。私は今のところ、遊べません(笑)
たぶん、各コースの全4曲に一気に挑戦する…みたいな感じだと思います。たぶん。


●「慣れ」によって賛否が分かれる作品
まず、前作をプレイした身として、なんか懐かしいキャラがいるだけで、ちょっとニヤニヤしたりします。変わらないヤツもいれば、出世したヤツもいたりして。
あと、リズムゲームもいいんですが、エンドレスゲームズの中には、意外に地味にハマるものもあって、わりとやめられない…(笑)


まあ、そこらへんは良しとしまして…今回の最大のキモというのが、全てタッチペンで操作である点です。

私の中では、恐らくこのスタイルに割り切ったことで、いくらかのユーザーがすでにマイナスイメージを持つことだろうな、とは思っていました。
そして実際の評価なんかも見て回ると…まさに賛否両論。「慣れてくるとすごく面白い」という評価と「タッチ操作がダメ」という評価。もちろん、細かいところを見るともっといろんな点は評価されていたりしますが、主にそういう二極に評価が分かれているっぽいです。


個人的には、この作品の評価が分かれるポイントとして、「慣れ」というキーワードが関わっていると思います。

まず、そもそもボタン操作に慣れてしまっているゲームユーザーからすれば、タッチペンによる操作というだけで、そっちのほうが難しく感じてしまうものです。ただ、逆にボタン操作がむしろ苦手な人からすれば、こっちのほうが全然分かりやすいわけです。言葉としては「Aボタン」「Bボタン」というより、「タッチする」「離す」のほうが、分かりやすいですよね?

また、今回は全体的にわりと「クリアするために慣れが必要な」ゲームがあったりします。
いや、ルール説明だけで納得できて楽しめるものもありますが、中には操作やリズム感覚に慣れなくてはならないものもあるので…そこは確かに、前作と違う点ではあります。いわば、どちらかというと本来のゲームの楽しみ方に近づいた、という感じですね。
中には「ちょっとタッチする」と「しっかりタッチする」という違いのアルリズムゲームもあったりするので…そこまでくると、ちょっとやり過ぎだとは思いました。

あとは、今作のタッチ操作というのが「そのものに対してタッチする」のではなく、「タッチとかはじくとかすることで、もう1つの画面を操作する」という、いわば従来のボタン操作と同じような「間接的な操作スタイル」になっていたのも、慣れにくい要因だったのかも知れません。


私個人的評価としては、充分楽しめました。ただ、上記で挙げたように、ちょっとタッチペンとしての利点をうまく利用できていなかったり、過信しすぎていたり…そう思うような不満点はいくつか見受けられました。
私は許容範囲内でしたが、中にはそれで全て台無し!と豪語する声もあったりします。それはあまりに前作と比較しすぎとか傲慢とか思うかもしれませんが、全く違うとも言い切れることではないので、なんともかんとも…という感じです。

少なくとも、前作をプレイしたことない人は、心配しないでいいです。面白そうだと思ったら購入してプレイしてみてください。面白いですから。
前作をプレイした人は、操作感は変わっていますし、いわゆる楽しませ方というのがちょっと変わっていたりします。ゆえに、それが許容できるか否かで楽しめるかどうかが大きく変わってくることと思います。

ある種、『Touch!Generations』シリーズの最新作としては、成功していると言うことかもしれません。だって、そういう層に売り込むわけですから。



後日、もしかしたら、各リズムゲームごとの評価もしてみるかもしれません。期待せずに待っていてください(笑)


関連記事:
「みんニンチャンネル」でDS体験記 vol.19 『リズム天国 ゴールド』


他ブログさんでの関連記事:
【DS】「リズム天国ゴールド」ファーストインプレッション (非生活必需品さんより)
リズム天国ゴールド (ゲームとか適当にさんより)
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2 コメント

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こんばんは!! (minnie)
2008-08-10 17:52:59
そうですね、私は 前作 同様 楽しめました。(*^▽^*)


ただ、タッチ操作より ボタン操作のほうが
私には あっているのか、前作より レベルUPしてるように感じました。



前作は、すべて パーフェクト 出せましたが
今回は、パーフェクトどころか ハイレベルを 出せないのが 3つほどあります。
モアイ2、ギター2、リミックス8です。
あと、ピンポン2は ハイレベル取れましたが
パーフェクトは、なかなか 出せません.......

あとは、すべて なんとか パーフェクト取れました♪

なんとかして、この4つを やっつけようと 格闘中です。
Fight!!(o^-^)尸~''☆ミ☆ミ(笑)



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Unknown (partygame(管理人))
2008-08-11 00:55:19
>minnieさん
一般平均的なゲームユーザーからすると、やはり馴染みあるボタン操作がしっくりくるんでしょうね。リズムゲーならぬ音ゲーなら、なおさらという感じで…。
ハードルを上げた、といえば聞こえがいいのかもしれませんが、前作は単純に楽しめるところもウリだったりしたために、そこらへんの違いが「え~」となってしまっている傾向は、あるみたいです。

パーフェクトは…、私も前作は果たしましたが、今回はあまり…そこまでやらないかもしれませんね。
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