相変わらず「セーフ」判定がセーフじゃないですね(苦笑)
ちなみに、私は「悪ノ召使」がお気に入りです。
『初音ミク Project mirai 2』
対応ゲーム機 ―→ 3DS
発売日 ―→ 2013/11/28
希望小売価格 ―→ 通常版(パッケージ) = 6,279円/通常版(ダウンロード) = 5,600円/限定版 = 7,665円(全て税込)
ジャンル ―→ 3Dリズムアクション
プレイ人数 ―→ 1人
すれちがい通信 ―→ プロフィールなどの交換
CERO ―→ A(全年齢対象)
■====== 簡単なご紹介 ======■
ボーカロイドのキャラクター「初音ミク」たちが登場する、音楽リズムゲームの3DS版。今回が2作目です。
”ねんどろいど”と呼ばれる、デフォルメサイズの初音ミクたちが歌って踊っている様を見ながら、音楽リズムゲームを楽しめます。収録楽曲は、前作から引き継いだものも含めると全47曲。「ボタンモード」と「タッチモード」という、全く操作の違う2つのタイプが用意されていますし、好きなキャラクターを選択して着せ替えやおでかけ、コミュニケーションを楽しむことができますよ。
※ボーカロイドとは? … ヤマハから誕生した、音声合成技術ソフト。および、そのソフトに登場するキャラクターのことを指します。
以下、特徴的な要素をザックリとご紹介します。
|== タッチモード ==|
丸いアイコンがマーカーと重なるタイミングで、対応した色のパネルをタッチしましょう。
易しい難易度だと色を考える必要はありませんが、難易度を上げるごとに、2色、3色と増えていきます。
タッチするのマーカーだけではなく、タッチスライドする「やじるしマーカー」や、タッチしっぱなしにする「ながおし」などのマーカーもあります。虹色の「ながおし」の場合は、円を描くようにタッチペンをスライドすると、ミラポ(このゲームでのお金)が手に入りますよ。
|== ボタンモード ==|
丸いアイコンとマーカーが重なるタイミングで、書かれているのと同じボタンを押します。
出てくるマーカーはA・B・X・Yボタンですが、実は十字ボタンでも操作できますし、タッチパネルでも操作できたりします。
高めの難易度になると、たまにラインが2つ出てきて、普通のマーカーとは別に、矢印のマーカーが出てきます。両方に上手く対応していきましょう。
なお、虹色の「ながおし」が出てきた場合は、スライドパッドをグリグリ回すとミラポが手に入ります。
なお、「タッチモード」と「ボタンモード」は、難易度バランスもそれぞれ異なりますし、記録もそれぞれ別々に残る形になっています。
タッチモード・ふつうの難易度が「5」だったからといって、ボタンモード・ふつうの難易度が「5」であるとは限らないってことです。
|== マイルーム ==|
ゲームを初めて起動した時、一緒に住みたいキャラクターと、住みたい家のデザインを選択します。キャラクターはいつでも変更可能。キャラクターと、そのキャラクターが住んでいる家は、1つのデータとして保存されており、変更後も残り続けています。着せ替えた服のデータも残ったままですよ。
マイルームでは、手に入れた服を着せ替えたり、部屋に飾りを置いたり。はたまた、アラーム設定が利用できたり、プロフィールカードを編集したりできます。プロフィールカードはすれちがい通信に対応しており、他のすれちがいプレイヤーや、3DSフレンドのプロフィールカードを見ることができますよ。
服や飾りは、デパートに行って購入します。購入するには「ミラポ」というお金が必要で、リズムゲームを遊ぶことで稼げます。
|== ぷよぷよ39! ==|
まあ、セガですからね。こんなコラボレーションも用意されています。
1人プレイでは、他のキャラクターとの総当たり戦(全5戦)。ローカル通信での2人プレイも楽しめますよ(人数分の本体とゲームソフトが必要)。
|== おでかけ ==|
先ほど紹介したデパートの他、振り付けを自由に組み合わせて作成できてしまう「ダンススタジオ」や、AR機能を利用してライブを楽しんだり撮影したりできる「ARステーション」なんかも楽しめますよ。
※ARとは? … 拡張現実。カメラなどで映した現実世界の空間に、バーチャルな物体を表示することです。
AR機能では、ゲームソフトに同梱されている、この専用ARカードを使用します。
キャラクターが表示される「キャラクターカード」と、特定の楽曲&踊りを楽しめる「ライブカード」があるようです。
なお、公式サイトのこちらのページでは、同じ内容のARカードを印刷できます。中古品やダウンロード版を購入した人は、こちらをご利用ください。
他にも色々ありますが、ザックリとしたポイントは、だいたいこんなものです。
■====== partygameの感想 ======■
○=良い △=まあまあ or ちょっと気になる ×=悪い
◆=== 参考データ ===◆
購入価格 ―→ 5,127円(新品)
プレイ時間 ―→ 約8時間
プレイ内容 ―→ 全楽曲をタッチモード(ふつう)でクリア & タッチモード(難しい)も少しプレイ & その他のモードもそれなりに試しました
これまでのシリーズ作品 ―→ 前作はプレイしていません。「初音ミク」関連では、PSPの『初音ミク -Project DIVA- 2nd』だけプレイしたことがあります。
○ ―→ なかなかのボリュームです。
全47曲ということで、前作をプレイしていない身からしたらボリューム満点です。なんとなく前作が「少し楽曲が少ない気がする」という印象だったので、なお面食らったって感じです。
くわえて、マイルームで楽しめる要素もどっさりと用意されています。とりあえず全キャラクターで「ぷよぷよ39!」を制覇してみたり、ミラポを稼いで服を大人買いしてみたり。「スタンプ帳」という実績要素も、こっそり用意されていたりします。もちろん、服はそれぞれのキャラクターごとに色々用意されているので、全部集めようと思うと途方もないことになりますよ。
○ ―→ 演出への力の入れようを感じます。
単なる音楽リズムゲームの枠を超えて、まさにプロモーションを楽しむ作品としても優れていると思います。
楽曲を一度クリアすると、リズムゲーム無しに鑑賞だけ可能なモードが解禁。さらに、観賞モードではいわゆる「ニコニコ動画」のようにコメントを残すことができますし、プロフィールを交換し合った相手とコメントを共有し合うこともできたりしちゃいます。
特定の条件は必要ですが、キャラクターや服装を変更して楽しむこともできたりするので、自分の好きなキャラクターで聞いてみたりもできますし。さらに、これとは別にAR機能を使った鑑賞も可能ですし。
やりたいことをやろうと思うと、これまたキリがありません。
○ ―→ 細かい調整ができるのが、ひそかにありがたいです。
音楽や効果音の音量バランスを調整したり、各マーカーごとに効果音の設定ができたりと、細かく設定可能。
個人的には、初期状態ではタッチ(ボタン操作)の時の効果音が少し大きくて、音楽や演出のジャマになっている気がしたので、効果音の音量をだいたい半分くらいにして楽しんでいます。
△ ―→ タッチモードについて。
個人的にはボタンモードより、タッチモードのほうが”しっくり”来ました。比較的シンプルな操作にまとまっていますし、タッチ操作1つで出来ますし。とっつきやすかったですし、気持ちよくプレイできました。
ただ、1つだけ。ごくまれなケースですが、気になったこと。
マーカーの並び方で、タッチスライドする「やじるしマーカー」のすぐ後に普通のマーカーがある場合。「やじるしマーカー」に合わせてタッチスライドしようとしたら、「やじるしマーカー」直後の普通のマーカーも反応してしまい、悪い判定になっちゃうことが多いのです。かなり素早くスライドすれば誤動作しないこともありますけど、私の場合は、このマーカーの並びかただと大体、誤動作しちゃいます。
ま、私は記録にそこまで強くこだわらないので良いのですが、こだわる人にはちょっとストレスを感じちゃうポイントになりそうな気がしました。
△ ―→ ボタンモードについて。
こちらはこちらで、音楽リズムゲームを遊んでいる人ならなじみのあるスタイルで楽しめます。
ただ、普通のマーカーと一緒に矢印マーカーが出てくるのが、どうしても馴染めないんですよね。一気に操作が複雑になった気がして。『太鼓の達人』を楽しんでいたら、いきなり同時操作が必要になって『ビートマニア』になっちゃったみたいな。そんな敷居の高さを感じちゃいました。
何度かプレイしたら慣れてくるとは思いますけど、どちらにしても、気持ちよく楽しめるということでタッチモードを優先して楽しんじゃいます。ま、そこは人それぞれ違うので、お好きなほうをどうぞってことで。
× ―→ 丸いアイコンの動きで一部、すごく気になったこと。
線が出てきて、線の上にマーカーが出てきて、線に沿って丸いアイコンが滑っていくという流れなのですが、丸いアイコンがハッキリ表示しきらないうちからマーカーと重なって、知らないうちに悪い判定が出たりするので、「えっ?どこ?」ってなっちゃいます。
これも何度かプレイして覚えれば、何ということもないんでしょうけど、せっかく気持ちよくプレイしていたところにブレーキがかかっちゃう感じがして、個人的にはけっこう気になりました。単に、もう少し余裕をもって表示すればいいだけだと思うんですが、あんなところでヘンに敷居を上げる必要はあったのでしょうか?
■====== まとめ ======■
●●●●●●●●○○ … 8点(10点満点)
初音ミクのリズムゲームとしても、初音ミクライブの観賞用としても、非常に力の入ったボリューム満点な1本になっています。
私も、細々と文句は言ったものの、基本的にはすごく楽しませてもらっています。私は、初音ミクについてほとんど詳しくないので、収録されている楽曲も知らないものばかりですが、スピード感があって気持ちよくプレイできるものや、歌詞の物語性がいいな~と思う曲など、色々と楽しめています。逆に、はっちゃけすぎてワケ分からないって感じた曲もありましたが、ま、それこそ好き好きということで。
前述の通りですが、初音ミクの知識がなくても問題ありません。
もちろん、音声はおなじみの電子音なので、それが好きになれるかどうか?という問題はありますが、音楽リズムゲームとしては本当に良い形にできていると思いますので。完成された音楽リズムゲームの1つとして、ぜひお楽しみください。
初音ミクが好きな人は好きな人で、ただリズムゲームを楽しむだけではなく、自分の好きなキャラクターを眺めていたり、好きなシチュエーションで音楽と踊りを観賞したりといった楽しみ方ができるので、より深く楽しんでいただけることでしょう。
PSPから誕生した「-Project DIVA-」シリーズは、2作目でほぼ完成形になった印象でした。この「Project mirai」も2作目にして、しっかりと理想的な形にできたんじゃないかと思います。まあ、今後このスタイルをそのまま続けていくかどうかは分かりませんが。
プレイステーション系のものとは別に、3DSで展開されるシリーズ。こちらのシリーズもいつか、花開く時が来てほしいものです。
その他のタイトルのインプレッション記事は、こちらからどうぞ
ちなみに、私は「悪ノ召使」がお気に入りです。
『初音ミク Project mirai 2』
対応ゲーム機 ―→ 3DS
発売日 ―→ 2013/11/28
希望小売価格 ―→ 通常版(パッケージ) = 6,279円/通常版(ダウンロード) = 5,600円/限定版 = 7,665円(全て税込)
ジャンル ―→ 3Dリズムアクション
プレイ人数 ―→ 1人
すれちがい通信 ―→ プロフィールなどの交換
CERO ―→ A(全年齢対象)
■====== 簡単なご紹介 ======■
ボーカロイドのキャラクター「初音ミク」たちが登場する、音楽リズムゲームの3DS版。今回が2作目です。
”ねんどろいど”と呼ばれる、デフォルメサイズの初音ミクたちが歌って踊っている様を見ながら、音楽リズムゲームを楽しめます。収録楽曲は、前作から引き継いだものも含めると全47曲。「ボタンモード」と「タッチモード」という、全く操作の違う2つのタイプが用意されていますし、好きなキャラクターを選択して着せ替えやおでかけ、コミュニケーションを楽しむことができますよ。
※ボーカロイドとは? … ヤマハから誕生した、音声合成技術ソフト。および、そのソフトに登場するキャラクターのことを指します。
以下、特徴的な要素をザックリとご紹介します。
|== タッチモード ==|
丸いアイコンがマーカーと重なるタイミングで、対応した色のパネルをタッチしましょう。
易しい難易度だと色を考える必要はありませんが、難易度を上げるごとに、2色、3色と増えていきます。
タッチするのマーカーだけではなく、タッチスライドする「やじるしマーカー」や、タッチしっぱなしにする「ながおし」などのマーカーもあります。虹色の「ながおし」の場合は、円を描くようにタッチペンをスライドすると、ミラポ(このゲームでのお金)が手に入りますよ。
|== ボタンモード ==|
丸いアイコンとマーカーが重なるタイミングで、書かれているのと同じボタンを押します。
出てくるマーカーはA・B・X・Yボタンですが、実は十字ボタンでも操作できますし、タッチパネルでも操作できたりします。
高めの難易度になると、たまにラインが2つ出てきて、普通のマーカーとは別に、矢印のマーカーが出てきます。両方に上手く対応していきましょう。
なお、虹色の「ながおし」が出てきた場合は、スライドパッドをグリグリ回すとミラポが手に入ります。
なお、「タッチモード」と「ボタンモード」は、難易度バランスもそれぞれ異なりますし、記録もそれぞれ別々に残る形になっています。
タッチモード・ふつうの難易度が「5」だったからといって、ボタンモード・ふつうの難易度が「5」であるとは限らないってことです。
|== マイルーム ==|
ゲームを初めて起動した時、一緒に住みたいキャラクターと、住みたい家のデザインを選択します。キャラクターはいつでも変更可能。キャラクターと、そのキャラクターが住んでいる家は、1つのデータとして保存されており、変更後も残り続けています。着せ替えた服のデータも残ったままですよ。
マイルームでは、手に入れた服を着せ替えたり、部屋に飾りを置いたり。はたまた、アラーム設定が利用できたり、プロフィールカードを編集したりできます。プロフィールカードはすれちがい通信に対応しており、他のすれちがいプレイヤーや、3DSフレンドのプロフィールカードを見ることができますよ。
服や飾りは、デパートに行って購入します。購入するには「ミラポ」というお金が必要で、リズムゲームを遊ぶことで稼げます。
|== ぷよぷよ39! ==|
まあ、セガですからね。こんなコラボレーションも用意されています。
1人プレイでは、他のキャラクターとの総当たり戦(全5戦)。ローカル通信での2人プレイも楽しめますよ(人数分の本体とゲームソフトが必要)。
|== おでかけ ==|
先ほど紹介したデパートの他、振り付けを自由に組み合わせて作成できてしまう「ダンススタジオ」や、AR機能を利用してライブを楽しんだり撮影したりできる「ARステーション」なんかも楽しめますよ。
※ARとは? … 拡張現実。カメラなどで映した現実世界の空間に、バーチャルな物体を表示することです。
AR機能では、ゲームソフトに同梱されている、この専用ARカードを使用します。
キャラクターが表示される「キャラクターカード」と、特定の楽曲&踊りを楽しめる「ライブカード」があるようです。
なお、公式サイトのこちらのページでは、同じ内容のARカードを印刷できます。中古品やダウンロード版を購入した人は、こちらをご利用ください。
他にも色々ありますが、ザックリとしたポイントは、だいたいこんなものです。
■====== partygameの感想 ======■
○=良い △=まあまあ or ちょっと気になる ×=悪い
◆=== 参考データ ===◆
購入価格 ―→ 5,127円(新品)
プレイ時間 ―→ 約8時間
プレイ内容 ―→ 全楽曲をタッチモード(ふつう)でクリア & タッチモード(難しい)も少しプレイ & その他のモードもそれなりに試しました
これまでのシリーズ作品 ―→ 前作はプレイしていません。「初音ミク」関連では、PSPの『初音ミク -Project DIVA- 2nd』だけプレイしたことがあります。
○ ―→ なかなかのボリュームです。
全47曲ということで、前作をプレイしていない身からしたらボリューム満点です。なんとなく前作が「少し楽曲が少ない気がする」という印象だったので、なお面食らったって感じです。
くわえて、マイルームで楽しめる要素もどっさりと用意されています。とりあえず全キャラクターで「ぷよぷよ39!」を制覇してみたり、ミラポを稼いで服を大人買いしてみたり。「スタンプ帳」という実績要素も、こっそり用意されていたりします。もちろん、服はそれぞれのキャラクターごとに色々用意されているので、全部集めようと思うと途方もないことになりますよ。
○ ―→ 演出への力の入れようを感じます。
単なる音楽リズムゲームの枠を超えて、まさにプロモーションを楽しむ作品としても優れていると思います。
楽曲を一度クリアすると、リズムゲーム無しに鑑賞だけ可能なモードが解禁。さらに、観賞モードではいわゆる「ニコニコ動画」のようにコメントを残すことができますし、プロフィールを交換し合った相手とコメントを共有し合うこともできたりしちゃいます。
特定の条件は必要ですが、キャラクターや服装を変更して楽しむこともできたりするので、自分の好きなキャラクターで聞いてみたりもできますし。さらに、これとは別にAR機能を使った鑑賞も可能ですし。
やりたいことをやろうと思うと、これまたキリがありません。
○ ―→ 細かい調整ができるのが、ひそかにありがたいです。
音楽や効果音の音量バランスを調整したり、各マーカーごとに効果音の設定ができたりと、細かく設定可能。
個人的には、初期状態ではタッチ(ボタン操作)の時の効果音が少し大きくて、音楽や演出のジャマになっている気がしたので、効果音の音量をだいたい半分くらいにして楽しんでいます。
△ ―→ タッチモードについて。
個人的にはボタンモードより、タッチモードのほうが”しっくり”来ました。比較的シンプルな操作にまとまっていますし、タッチ操作1つで出来ますし。とっつきやすかったですし、気持ちよくプレイできました。
ただ、1つだけ。ごくまれなケースですが、気になったこと。
マーカーの並び方で、タッチスライドする「やじるしマーカー」のすぐ後に普通のマーカーがある場合。「やじるしマーカー」に合わせてタッチスライドしようとしたら、「やじるしマーカー」直後の普通のマーカーも反応してしまい、悪い判定になっちゃうことが多いのです。かなり素早くスライドすれば誤動作しないこともありますけど、私の場合は、このマーカーの並びかただと大体、誤動作しちゃいます。
ま、私は記録にそこまで強くこだわらないので良いのですが、こだわる人にはちょっとストレスを感じちゃうポイントになりそうな気がしました。
△ ―→ ボタンモードについて。
こちらはこちらで、音楽リズムゲームを遊んでいる人ならなじみのあるスタイルで楽しめます。
ただ、普通のマーカーと一緒に矢印マーカーが出てくるのが、どうしても馴染めないんですよね。一気に操作が複雑になった気がして。『太鼓の達人』を楽しんでいたら、いきなり同時操作が必要になって『ビートマニア』になっちゃったみたいな。そんな敷居の高さを感じちゃいました。
何度かプレイしたら慣れてくるとは思いますけど、どちらにしても、気持ちよく楽しめるということでタッチモードを優先して楽しんじゃいます。ま、そこは人それぞれ違うので、お好きなほうをどうぞってことで。
× ―→ 丸いアイコンの動きで一部、すごく気になったこと。
線が出てきて、線の上にマーカーが出てきて、線に沿って丸いアイコンが滑っていくという流れなのですが、丸いアイコンがハッキリ表示しきらないうちからマーカーと重なって、知らないうちに悪い判定が出たりするので、「えっ?どこ?」ってなっちゃいます。
これも何度かプレイして覚えれば、何ということもないんでしょうけど、せっかく気持ちよくプレイしていたところにブレーキがかかっちゃう感じがして、個人的にはけっこう気になりました。単に、もう少し余裕をもって表示すればいいだけだと思うんですが、あんなところでヘンに敷居を上げる必要はあったのでしょうか?
■====== まとめ ======■
●●●●●●●●○○ … 8点(10点満点)
初音ミクのリズムゲームとしても、初音ミクライブの観賞用としても、非常に力の入ったボリューム満点な1本になっています。
私も、細々と文句は言ったものの、基本的にはすごく楽しませてもらっています。私は、初音ミクについてほとんど詳しくないので、収録されている楽曲も知らないものばかりですが、スピード感があって気持ちよくプレイできるものや、歌詞の物語性がいいな~と思う曲など、色々と楽しめています。逆に、はっちゃけすぎてワケ分からないって感じた曲もありましたが、ま、それこそ好き好きということで。
前述の通りですが、初音ミクの知識がなくても問題ありません。
もちろん、音声はおなじみの電子音なので、それが好きになれるかどうか?という問題はありますが、音楽リズムゲームとしては本当に良い形にできていると思いますので。完成された音楽リズムゲームの1つとして、ぜひお楽しみください。
初音ミクが好きな人は好きな人で、ただリズムゲームを楽しむだけではなく、自分の好きなキャラクターを眺めていたり、好きなシチュエーションで音楽と踊りを観賞したりといった楽しみ方ができるので、より深く楽しんでいただけることでしょう。
PSPから誕生した「-Project DIVA-」シリーズは、2作目でほぼ完成形になった印象でした。この「Project mirai」も2作目にして、しっかりと理想的な形にできたんじゃないかと思います。まあ、今後このスタイルをそのまま続けていくかどうかは分かりませんが。
プレイステーション系のものとは別に、3DSで展開されるシリーズ。こちらのシリーズもいつか、花開く時が来てほしいものです。
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爽快感重視 ← | ○○○○○○○●○○ | → 達成感重視 |
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