『ロックマンロックマン』
対応ハード ： PSP
発売元・開発 ： カプコン
発売日 ： 2006/03/02
希望小売価格 ： 2,090円（税込・廉価版の価格です）
ジャンル ： アクション
プレイ人数 ： 1人
通信機能 ： エディットステージのダウンロード・アップロード可能
CERO ： A（全年齢対象）
参考データ--------------------------
購入価格：忘れました（1年以上前なので）
プレイ時間：約6時間
実績：「NEW STYLE」モードをクリア
※難易度はそこそこ（ノーマル）・ロックマンでのみクリア
「OLD STYLE」は途中まで
ステージをいくつか作成（1作品だけアップロード）
ダウンロードステージを数個プレイ
「チャレンジ」はほぼ未プレイ
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PSP本体とほぼ同時期に購入したのに、放ったらかしでした…。
今さらですいませんが、一応ちゃんと評価させてくださいな。
●初代ロックマンが、グレードアップしてかわいらしく復活！
今作は、ファミコンで発売された初代『ロックマン』のリメイク作品です。
3Dのかわいらしいグラフィックになった他、新ボス追加、ボスキャラを操作可能、ステージの作成など、追加要素が盛りだくさんです。
●ゲームの流れ
まあ、ご存知な人はご存知の通りです（笑）
各ステージを進んでいき、最後に待ち受けるボスを倒すとクリアになる、2Dスクロールアクションゲームです。ロックマンの武器は、無限に使えるショットと、ボスを倒すことで使えるようになる「特殊武器」です。
全ステージを攻略すると、最後にはDr.ワイリーのステージが待っています。
ほぼ原作のままのスタイルを楽しめる「OLD STYLE」と、追加要素満載の「NEW STYLE」が楽しめます。
◆OLD STYLE（オールドスタイル）
・全6ステージです。
・画面比率とBGMは原作のままです。
・グラフィックは「NEW STYLE」と変わりません。
・ロックマン＆ボスのボイスがあるのも「NEW STYLE」と変わりません。
◆NEW STYLE（ニュースタイル）
・ロックマンやボスは、ほぼフルボイスです。
・新規ボスが2体登場し、全8ステージになります。
・ステージ選択のたびに、難易度を3つから選択できます。
・特定の条件でボスを倒すと、そのボスをプレイヤーとして使用することが出来ます。
・ヒロインであるロールちゃんや、ライバルであるブルースも操作できるみたいです。使ったことないので、詳細は不明。
●コンストラクション
ここでは、自分でステージを作成できます。
また、作成したステージをインターネットにアップロードしたり、他人が作成してアップロードされたステージをダウンロードしてプレイすることができます。
◆作成の手順
まず、「パックセレクト」を行います。使用する背景・敵の種類を選択します。
背景や敵の種類は「パック」という形でまとめられており、選択したパックに入っている背景・敵しか使用できません。
↓
「ブロックセット」を行います。まあ、ここがメインですね。選択したパックの背景・ブロック・敵などを、ステージにどんどん配置しちゃいましょう。
18×8マスが1エリアとして認識されるんですが、1エリアに置ける物体には、容量が限られています。よく考えてセットしていきましょう。（特殊なブロックや敵などが、容量の消耗が激しいです）
ちなみに、この時点ではまだ、スタート地点・ボスエリアの配置はしません。
↓
「ブロックセット」が終わったら、「テストプレイ」で実際にプレイしてみましょう。
テストプレイを繰り返し試してみて、良さそうであれば、「ルール設定」を行います。
↓
プレイヤーとして使用できるキャラクターの選択と、初期ライフを設定します。キャラクターの選択は複数も可能ですし、ライフは最初から瀕死状態…なんてこともできます。
「ロックマン」を使用可能にした場合、使用できる特殊武器と初期武器エネルギーの設定も行います。
↓
スタート地点を決定します。
↓
ボスキャラを選択できます。「クスダマ」を選択すると、ボスエリアにくすだまが配置され、攻撃を当てればクリアとなります。
↓
ボスの部屋につながるゲートの設置を行います。
設置できるのは「ステージの外周の縦のライン」になります。「ブロックセット」の際は、この点に注意して配置しましょう。
↓
最後に、名前を付けてデータを保存し、作成完了です。
なお、作成して保存したステージを改めて編集することもできますし、これまでの手順で、前のほうに戻ることも可能です。（「ブロックセット」を行った後、「パックセレクト」をし直す、など）
◆アップロード・ダウンロード
ネットワークに接続して、作成ステージのアップロード・ダウンロードができます。
アップロードステージは、日本・米国・欧州ごとに分けられており、「新着順」「ダウンロード回数順」「評価の高い順」「メーカー作成のステージ」「殿堂入りステージ」「ステージIDで検索」と、色々な手段でステージを探すことができます。
ちなみに、現在もアップロードしている人はけっこういるみたいですよ。
アップロードしたステージについては、クリア後に評価を行います。
評価したデータは、次にネットワーク接続をした時に反映されます。（キャンセルも可能）
※公式の作成ステージは評価できません。
●チャレンジについて
各操作キャラクターごとに10種類ずつ＆ボスラッシュ戦10種類。
全100種類の、ミッション形式のステージに挑戦できます。
操作の基本や、各キャラクターの特徴を知るうえでも役立つものですが、難易度は高いです（笑）
●操作方法・プレイ中
方向キー・アナログパット…移動
○ボタン or ×ボタン…ジャンプ
△ボタン or □ボタン…攻撃
Lボタン or Rボタン…特殊武器の切り替え・解除
ボタン操作変更で、アナログパットで切り替えられるようにもできます。
STARTボタン…ポーズメニューを開く
●操作方法・コンストラクションのブロックセット時
アナログパット…カーソルの移動
方向キー…配置する物体の選択
○ボタン…物体の配置
×ボタン…物体の削除
□ボタン…1つ前の状態に戻る
△ボタン…物体のコピー
Rボタンを押しながらアナログパット…エリア単位でカーソル移動
Lボタン…操作切り替え
Lボタンを押すことで、○ボタン・×ボタンが範囲選択になったり、△ボタンの機能が変わります。
STARTボタン…完成
SELECTボタン…ヘルプウィンドウの表示・非表示
◆partygameの評価◆…87点（100点満点）
ロックマンを楽しみ尽くしたいあなたに
2頭身の3Dグラフィックでレトロゲーマーは敬遠しがちかもしれませんが、見た目なんて二の次でもいいじゃないですか。面白ければ。
少なくとも私はそう思っていますし、プレイして、なおそう思いました。
やっぱり一番のキモは、コンストラクションです。
今もなおステージを作成してアップロードしている人がいるわけですから、アップロードされているステージの数は、もはや途方もない数になるでしょう。それらを適当にかいつまんではプレイする。これを繰り返しているだけでも、やり込める人なら何十時間もプレイ出来ちゃうでしょうね。
あと、ボスキャラを操作できるというのも、ファンとしては嬉しいんじゃないでしょうか？
私はロックマンでしかプレイしていませんが…各キャラごとに特殊な特徴があるようで、そのおかげでステージ作成にも特徴を持たせたりすることができるわけです。
難点を2つほど。
まず、表示物が多くなると処理落ちすることがあります。ワイリーステージで、大量に攻撃してきた時とかに処理落ちして、ジャンプのタイミングがつかみづらい…なんて状況になったことがありました。作成ステージでそうなるのは仕方ないにしても、公式のステージでそれが起こるというのは…何とかならなかったのでしょうか？なんて思いました。些細といえば些細ですが、難易度の高いアクションゲームであるが故に、やっぱりちょっと気になりました。
もう1つは、コンストラクションの「ルール設定」が少々面倒くさいことです。「ルール設定」では、プレイヤーキャラの選択からステージ名の決定・保存まで一気に選択します。しかし、途中の…例えばボスエリアの設置とかで、思った位置に配置できないことが分かった場合…キャンセルボタン連打で、かなり戻らないといけません。このあたり、もうちょっと融通の利く流れに出来たのではないかと思いました。
あと、これは人によりますが、フルボイスというのが…嬉しい人もいれば、邪魔だと思う人もいる気がします。私は、ロックマンくらい単純なものなら、喋ってくれたほうが親近感が湧きやすいようには思いました。
エディットステージのおかげで、単純にして王道なアクションゲームをとことんまで遊び尽くせる、まさに集大成たるロックマンです。見た目のせいか、あんまり売れていないと聞いていますが…過去のロックマンに触れてきた人なら、迷わず購入して触れてみて欲しい一品です。むしろ、ロックマンにそこまで触れていない私でも、色々と楽しめています。
ただ、ネットワーク環境がない人は、当然ながらエディットステージをダウンロードできないので…おそらく、この作品の魅力の半分も味わえないように思います。まあ、廉価版が発売されてかなり経ち、お安くなってはいるので、それでも充分かもしれませんが…。
あ、ちなみに私が遊びで作ってみたステージを1つだけ、アップロードしてみました。
IDは「37018538-001」。名前は「トゥイーンワールド」です。
勘のいい人なら、名前でどんなステージか分かるかもね（笑）
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