集まれ スピーカー好き!

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ハイエンドショーについて

2008年10月15日 23時03分56秒 | オーディオ



こんばんは。

今日は先日開催されたハイエンドショーについてちょっと書いてみたいと思います。今回PARC Audioは出品していませんが、またまた六本木工学様のご好意で10cmウッドコーンスピーカーシステム(
DCS-W3)をデモに使っていただきました。私は仕事の都合で、会場に行ったのは最終日の日曜だったのですが、大原社長のお話ではウッドコーンもなかなかの人気だったようです。

こういうイベントに行くと、いろいろ懐かしい方やお世話になっている方にもお会いすることが多くついつい長話になってしまい、今回もじっくりと各社の音を全て聴くということは出来なかったのですが、何社か気になるところは聴かせていただきました。ここで具体的な名前を挙げるのは問題があるので差し控えますが、期待していたメーカーの音がそれ程でもなかったこともあれば、逆に事前情報がなくたまたま会場でいい音がしていたのでふらっと入ったらすごく良かったところなど、まちまちでした。今回私が聴いた中では一番印象に残ったモデルは、担当の方に価格を聞くと200万円オーバーとのことで、思わずうなってしまいました。まぁこれなんかは高いことは高いですがそれに見合う音がしていたのである程度は納得が出来るのですが、中にはこんな価格でこんな音?なんていうモデルもあったりして、ほんとオーディオ(特にスピーカー)は聴いてみないと分からないなぁとつくづく思った次第です。
W3もそんな事を言われていなければいいのですが・・・。でも正直な事を言えば、会場の音を聴く限り私の音の価値観ではW3の価格は十分OKという印象を強く持ちました。まぁ自画自賛してもしょうがないのですが・・。

それと前回の真空管フェアでも感じたのですが、デモに使うCDの選び方にも各社随分違いが出るなぁと感じました。中には、こんなCDをかけたらせっかくのスピーカーの音の評価が下がるのではというようなところもあれば、逆にこのCDは録音もよくすごく音がよく分かるなぁと感心したものもあったりで、正に玉石混淆でした。

ちなみに私はデモに使うソースは当然のことながら録音の良さを最優先に、できるだけ自然な声が録音されているCDを使うようにしています。なぜなら、人はやはり人の声に敏感で、どんな音に鈍感な方でも人の声についてはそれが本当に自然かどうかについては本能的に感じてもらえるという印象を持っているからです。でもこうやってソースを慎重に選んでも、スピーカーの出来が悪いと、せっかくの声がやせたり、荒くなったりするので、スピーカーのデモは本当に難しいです。

今回このショーを見てみて、つくづく思うのはもうちょっと出品料が安ければいいのになぁということです。合同ブースで346,500円というのは、やはり零細企業にはちょっとハードルが高いです。実行委員会の方、何とかなりませんかねぇ? 

コメント (14)
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