あっち向いてホイ! ~ 2nd season ~

虹の橋の子供たちに背中を押されて次女を迎えました。2016年7月24日、ブログ再スタートです!

パワースポット?(笑)

2012-09-11 10:35:41 | 旅行記
こんにちは れいです。

昨日の続きです。
チェックアウトの前に少しだけ時間が取れそうだったので
最後にもう一回温泉にちゃぷん♪と浸かってから






お宿とサヨナラしま…





ほらほらボス?カラスと遊んでないで行きましょ?
…とか何とか言いながらそれを撮影しちゃう私

街まで出て最初に向かったのは





老人ホームが併設されている町の診療所。
残念ながら周囲の景色のほとんどが見覚えありません(苦笑)
でも子供の頃に診療所の入り口で交わした
祖母との些細な会話の瞬間は懐かしく思い出されました





こんな看板に目を留めつつさらに車を走らせ





母、伯父、叔母らから聞いてきたことと
自分の断片的な記憶を引っ張り出してきて探した
「おばーちゃんち」。
母らには
”行っても判らないと思うよ、もう全然違ってると思うよ”
と言われたのですがまさにそのとおり!
跡形もなく…という感じでしたが
「この辺りだったような気がする」
という場所の大まかな特定は出来ました。
わからないながらも一緒に歩いてくれたボスに感謝、感謝でした。





指を空に向けてじっとしていると
何度でも止まってくれるこのあたりのトンボ。昔から変わりません
弟の指にだけ止まって悔しそうな顔をしている私の
子供の頃の写真があったんですけど
あれどこにいっちゃったかなぁ…

この辺りで私は貧血を起こしそうになって
車の中で30分ほど仮眠を取りました。
そして奇跡の大復活を遂げ…(?)





上砂川駅へ。
ここは撮影中「悲別駅」として使われました。

砂川から上砂川までの”上砂川支線”はとうの昔に廃線となり
ドラマの反響があったので上砂川駅の駅舎だけは
当時のようすを残す建物として90度向きを変え、残っています。
中にも自由に入ることが出来、
子供の頃を思い出すには充分な”におい”がして嬉しかったです。

そして今回の旅のメインイベント…





祖父母のお墓参り。
ここは私の母方の菩提寺なので曾祖父母や大叔母大叔父らも眠っていると
伯父から電話で聞いてきたので(恥ずかしながら知りませんでした)
ご先祖様へのご挨拶もようやく出来た気がして感慨深いお参りとなりました。
子供の頃の記憶を辿り、実に数十年ぶりのお参りでした。

ホッと一安心したところでさらに車を走らせます。
前日時間切れで行くことが叶わなかった
どうしても行きたかった場所…





かもい岳。
山頂からは札幌のおじと伯母が生まれた場所が一望できます。





晩年になってから
山一つ越えたところで互いが生まれていたことを知った2人。
同じ時期に樺太に渡り
同じ時期に北海道に戻り
同じ時期に大変な苦労をし
そしてようやく出会って瞬時に恋に落ちた。
苗字まで一緒だった2人は
周囲の雑音に負けず10年間お付き合いし、結婚した。

80才のおじは私に昔の伯母の写真を見せながら
「きれいでしょう?」
「一目ぼれする気持ち、わかるでしょう?(^-^)」
と言った。

そんな素敵な2人が生まれた町を
どうしても見てみたかったので
ボスに連れてきてもらいました。
私にとってのパワースポットのようなものかな?(笑)
不思議な力をもらえたような気がしました。

雨が降っていたわけじゃない、
むしろとてもいいお天気で
遠く離れた山々まで360度一望できたほどだったのに





帰り際、なぜかまっすぐ天に向かって伸びる虹が見えました。





山頂から降りる道すがらでは野生のシカの親子とも会えました。
こんな至近距離で野生のシカを見たのは初めてで興奮しました!
さらにもう少し先でもう一匹、道を横断中のシカに遭遇できました。
全部祖父母たちがお土産に見せてくれたものだと思います。

現れたのがクマでなくてよかった(笑)





今回の旅は
旅行というより里帰りとお墓参りの色合いが強かったにも関わらず
私のワガママに付き合ってくれたボスに
心から感謝、感謝でした。

明日は朝一番の飛行機なのでちょっぴり大変
+私の体調を気遣ってくれて
どーん!と贅沢して新千歳空港のエアターミナルホテルに
宿泊場所を決めてくれたそうです!
もうそれがアナタ、すごいのなんのって!

明日に続く(笑)






ひょっとして私また置いてかれたんじゃない?!
…って気づいたのはこの頃ね






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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (モグ)
2012-09-11 11:05:39
遅くなりましたが、ボスさん
誕生日おめでとうございま~す
とってもとっても優しい旦那さまで
可愛い娘ちゃんもいて、もちろん息子ちゃんも
れいさんが羨ましいです
読みながら私まで一緒に旅行を
している気分になりました
早く続きが見たいです
帰った時の娘ちゃん・・・
想像しただけで・・・・・・・・・・・・・
返信する
おかえりなさい (richiko)
2012-09-11 12:53:31
そうですかぁ、ただの観光旅行ではなかったのですね~。
出発時のハプニングはあったようですが、
とてもよい旅になったみたいで、よかったです (^-^)
返信する
Unknown (ユミママ)
2012-09-11 13:58:00
遅くなりましたが。。。
ボスさん、お誕生日おめでとうございます。

出発にいろいろあったみたいですね。
でも、後で笑い話になればそれでOK。
とは言っても、その時は必死ですよね。

全ての人にドラマがある!
今回の記事を読んで実感しました。
続きが楽しみです。
返信する
Unknown (すず)
2012-09-11 14:22:09
こんにちは♪

れいさん、北海道に行かれてたのですね!!
とっても心に、記憶に残る素敵な旅になったみたいですね。

れいさん、いつも優しさに包まれて本当に幸せですね^^
叔母さまもとっても喜ばれてると思います。
何だか上手く言葉が見つからず、ウルウルしてしまうので
この辺で・・・(笑)
返信する
Unknown (さむらいママ)
2012-09-11 21:21:55
素敵・・・
素敵すぎます ボスさん
なんて素敵な旦那様なんでしょう~。
観光も楽しいけど こうして訪ねる思い出の地は
感慨深いものがありますよね

伯父さまと伯母様のようなご夫婦に憧れます。
私もウルウルしちゃいました・・・。

返信する
コメントありがとうございました☆ (れい)
2012-09-12 15:05:34


モグさん
お祝いメッセージありがとうございました
私には自慢できるものが何もないんですけど
しいて言うならボスです(キッパリ)
いつも
「おんぶに抱っこ上等 寄りかかって甘えなさい夜露死苦
と頼もしいボスに感謝感謝です(^^ゞ

明日で旅行記も最後です。すんごい衝撃が待ってましたので
ぜひ楽しみにお待ちくださいね!


richikoさん
観光っぽい感じはほとんどありませんでした~
でもかもい岳は初めてで、すごく嬉しかったです
雪をかぶった十勝岳(だと思う)までバッチリ見えたし
360度見渡せる北海道最高でした!

出発時のハプニングも相当な衝撃でしたが
明日お届けの到着時のハプニングも相当なものでして…
本当に忘れられない旅になっちゃいました


ユミママさん
お祝いメッセージありがとうございました
出発のときにいきなり出鼻くじかれるなんて初めてですよ…
でも3時間後くらいには新千歳で笑ってましたけど
電車は10時すぎに運転再開したようで、待ってたら100%アウトでした…って待つかよ!(爆)

おじとおばは聞けば聞くほど運命の結びつきを感じます
「向こう(天国)でどういう約束をしてきたのかしらないけど」
と言いながらたくさん素敵な思い出話を聞かせてくれたおじに感謝です。
いつまでも聞いていたいなぁ…って思いました。
人を暖かく包み込む優しいオーラをまとった二人は私の永遠の憧れです(^^ゞ


すずさん
こっち帰ってきたら暑いのなんのって!
おじには前もって電話で
「最近の北海道も蒸すよ~、涼しくはないねぇ
って聞いてたんですけどなんのなんの!
確かに日差しはきついけどこちらとは比較にならないほどカラッとしてて
コスモスがきれいに咲いてました
お昼ご飯を食べたラーメン屋さんのおばちゃんは
「6日の雨で随分涼しくなったのさ。それまでは本当に暑かったよ~」
って教えてくれました。
これもご先祖さまの計らい?感謝感謝

「いつも優しさに包まれて本当に幸せですね^^
叔母さまもとっても喜ばれてると思います」
      
こんなこと言われたら私までウルウルしてしまう…ありがとう


さむらいママさん
今回本当はlccのピーチで九州に行こうっていう話しだったんですけど
急にボスが「北海道行こ」って言い出して!
こっちに戻ってきてから叔母や母から電話が来て
「どうだった?どうだった?」
って聞かれて答えてあげるのに大変でした。お墓のことも含めて気にしてたんでしょうね
二人とも口を揃えて言ってたのが”いい旦那さんで幸せだね”。
札幌のおじも
「れいちゃんはいい旦那さんを持って幸せだね いい人だね」
って言ってたよ、と叔母からも母からも報告を受けました
達観していて立派だったおばのようには生きられなくても
いつまでもおば夫婦を人生の道標にして
ボスと二人で仲良く年をとっていきたいなと思います

愛されて愛されて愛されて旅立った伯母もおじも、幸せな人生だなあと思います
返信する

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