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高度生殖医療、体外受精で妊娠!主に出産までの記録をしていきます。

2/13臼井医院  体外受精中盤戦 採卵当日

2012-03-10 | 妊活

 

 


随分日にちがあいてしまったけど採卵当日の記録です。

 

立春が過ぎたというのに当日はものすごく寒い日。
コンディションは悪いんじゃないかな。
注意書きに帰りは自転車や車の運転はNGとのことで、通学の子達と一緒にバスで向かう。
お腹にはホッカイロ貼ったけど、足先もあっという間に冷たくなってきたので
途中のコンビニで小さいカイロを買ってすぐさま両足先に貼る。

 

当日の指示は
0:00~食べ物禁止。
6:00~水分も摂取禁止→5:30に起床して野菜ジュース1杯だけ飲んだ。7:30にボルタレン座薬50mgを挿肛する→タイミング的に亀有駅でトイレをお借りして実施。
なんだか変なことしてるな、とちょっぴり思う。。。

8:00集合指示で7:45頃に到着。
すでに待っている患者さんもいて、今日の採卵は私を含めて5人。


看護師さんに今日使うベッドに案内されて、術衣に着替えるよう指示される。
マスクと髪の毛を覆う使い捨ての帽子?も配布される。

待合室では5人がお互いに瞑想?しながら呼ばれるのを待つ。
一体感は特になし。互いのおしゃべりもなし。


8:30頃
エコーで内診。卵胞左右たくさんできてる。
前回より少し大きくなってるかな。
膣壁局所麻酔。
なんだか今日はいつもと違う処置だからか
グリグリされてる感じで、すでに結構痛かった。

 

順番は都合が色々とあるんだろうけど
私は基本的に5人の1番最後。
内診が終わると最初の人はすぐ手術室へ。
私は廊下で待つ。
2人くらい終わったところで手術室へ呼ばれる。
手術室の中にさらに待ってるベッド(小部屋)があって、そこで休んでるよう言われる。


9:20頃
いよいよ手術台へ呼ばれる。
テレビで見ている感じと一緒。
ただベッドが婦人科用に足が開くようになっている。
左手には雑誌で見た通りの「培養室への受け渡し小窓」みたいのもある。
仰向けになってすぐ横にはエコー画像が見られるモニター。
その奥には吸い取った卵胞内の液?卵を見られるようなモニターがある。
(顕微鏡の映像なんだと思う)

 

両足を窪みに乗せて(分娩台もこんな感じなんだろうなあ)、ベルトを締められる。
(これって身体拘束じゃない!?と介護職としては思ってしまう。そんなに暴れるほど痛いのかしら。。。)
右腕は血圧計と酸素濃度を測る器械が取り付けられる。


腰のあたり左右に看護師さんと、職種はわからないけどもう一人。
培養室への小窓のところに臨床検査技師であり培養師でありカウンセリングもしてくれる横田さん。


奥から臼井先生登場。


・・・ん?
小児科を思わせる、かわゆいキャラクターがプリントされている術衣を着ている。
思わず2度見する。
やっぱりポケモンじゃないけど、そんなのが一面にプリントされてる。
何これ。緊張をほぐすやーつ?
確かにちょっとリラックスできる登場でした。

 

「じゃ始めます」
すぐさま右側の看護師さんが両手で私の腰を上からおさえる。
左側の人はなにやら長い管を持っていて多分そこを通って私の卵たちは集められるのだろう。


「左側からいきます。ちょっとチクっとしますよー。」
看護師さんが言う。

 

・・・痛い!!!!!!!!!!!!!!!!
思わず腰がのけぞる。
だから上からおさえられてたんだ。
今まで味わったことのない場所の痛み。


モニターでは一つの卵胞に針っぽいのが入り、キューーーーっとしぼんでいくのが分かる。
その間1秒くらい。
すぐ二つ目の卵胞に針が入りキューーーーーとしぼんでいく。
「卵、ありましたー」と横田さんが言ってくれる。
空胞ってやつじゃなかった。とりあえず良かった。痛いけど。。
IVFの説明会では、膣壁に1回針を刺すと卵胞2、3個には刺せて吸うことができると言っていた。

私は左右に卵胞が6、7個できていたからおそらく左右で2、3回膣壁に針をさしたと思う。


あ、また痛い!!!!!!!!!!!!!!
腰をのけぞる→看護師がおさえる→「いっってぇぇぇぇ」→「はい、ちから抜いて~」→ふーっと息を吐く

これの繰り返し。

自分でびっくりしたのは痛い時って、痛い!って言わないんだわ。
ずっと「いっっってぇ」って言ってた。
ちょっと男らしくない?わたし。


体は痛いけど頭の中ってまた別で、
もうモニターにくぎづけ。
みるみる卵胞はしぼんでいき、
奥のモニターではシャーレの中をカメラが動いている。
あ、丸いのあった。あれ卵子かなあ?
と思えばドロッとした白身みたいのをストローで何度も吸って出してをしている。
そこに卵子が入っているのかなあ?


時間にすると5分くらいだったんだろうけど
長く苦しい時間でした。


最後に消毒などの処置をして終了。それも痛かったけど。。。
終わって先生が右肩のあたりにきて、私の肩をポンとたたき
「卵、、、とれましたよ。」とまるで仏様のような笑みを浮かべて去っていきました。
でもあの笑みは貫禄があったな。
「先生様~ありがとうごぜぇました~」って気になったもんね。


手術台の上で看護師さんにショーツをはかせてもらって終了。
最初に通されたベッドで1時間休憩。
この時間に本でも読もうとたくさん持ってきたけど
なんだか放心状態で、ツイッターを眺めるくらいがやっと。
早くだんなさまの顔が見たいなって思った。

 

1時間すると看護師さんが血圧測定、痛みや吐き気の確認。
もう起きて、あとは診察で呼ばれるのを待つように、との指示。

 

待ち合い室に戻ってしばらくすると、おうちで採精してきただんなさまと対面。
採精は10:00-11:00の指示。
容器に私の名前と診察券番号を記入して提出。
スイムアップ法とやらで元気な精子をさらに抽出するんだって。



ちなみに、同じ採卵仲間のお一人は凍結精子を使うと話していた。
そんなこともできるんだねえ。
IVF説明会では、凍結精子を使う場合は顕微授精になる確率が高いとのことでした。


次は診察。
通信簿のような紙を見ながら今日の結果発表。
もんんんんのすごく痛かった採卵では9個の卵子が採れたとのこと。
すごい。数としては上出来じゃない。
卵胞はたくさんできたけど、すべてに卵子が入ってた訳じゃないんだね
でもたくさん育ってくれたわね。良かった 。


精子について。
量、数、運動率、奇形率を教えてくれます。
「まあまあですね。」とのこと。

そういえばフーナーテストでもまあまあと言われたな。
うちのだんなさまは、往々にしてまあまあなんだと思う。

エコーで内診して、おそらく詰めていたガーゼらしきものを取り出して終了。
痛み止め、抗生剤を処方される。
さらに排卵後の黄体ホルモン補充の薬プラノバールも処方され、
明日から毎日1錠、15:00に内服するよう指示。


以上、本日の通院終了!
いやあ長かった。。。
痛かったのってその処置している時間だけで
意外とその後は身体的には何もひきずらなかった。
女性は痛みを忘れるようにできてるって聞いたことがあるけど本当だなと思った。
もんんんんのすごく痛かった記憶だけちょびっと残ってるって感じ。そして痛みのショックが思ったよりも強かった。
そして痛みのショックが思ったよりも強かった。

帰りはバーミヤンで大好きなピータン粥を食べて、少し歩いて帰りました。


たくさん受精しますように。
もうあの痛い採卵はしたくないよ。




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