しょんぼり鳩

俺は随分と前から

鳩のオッサンに疲れ始め

どんどん嫌いになってゆき

ああ、もうこんな考え方しか出来なくなると本気で嫌ってしまう。

ダメダメ。少しスルーしなくちゃ。

あと何年も一緒に働かなくちゃなのだ。

今からこんなに嫌いでどうする！

と、思っていたけれど

とうと38歳君が見限った態度を…。

とにかく無駄な話をされるのが腹立つ

平気で嘘つくのがムカつく

女と見れば豹変する

名刺をばら撒いて何か企んでる

…などなど。

俺がずっと思って我慢してたことを

38歳君は今更バクハツさせて、プイとなっちゃった







鳩さんが話しかけても生返事

3人でいても空気が重い…

どうしましょ。

俺は何とか堪えて態度に出さずにいたけど

38歳君はストレートだからね。

出すわね。

ここでもう１つ何か鳩キッカケでアクシデントがあれば

バクハツするんだろうな…

クワバラクワバラ。







コンビニの入り口によくある

無料の求人雑誌を鳩さんは無言で読んでいる

…

行く先、探してるのかな…

ただ重苦しい空気に耐えられなくて読んでるだけかしら

少し可哀想に思う俺は

どこか甘いんだなぁ。

あんなに、嫌いになってきた！なんて言ってたのに。

どうしたら良くなるだろうねぇ

…

鳩はしょんぼり

豚もしょんぼりです

…

…




















誰が豚やねん！！

どんどんどんどん嫌になる。

連日こんな話ばかりで申し訳ないのですがね

…

ヒロルが抜けたことで社員募集をしているんです

アイツがやめて1ヶ月になるね…あっという間だった

そして、働きたいという女性が履歴書を持って会社に来たのだそうです。

事務の方でも休む人がいるので

どうしようかと専務が悩んでいる。

『女性』と言う部分に鳩のオッサンがメチャメチャ反応しちゃってる








年齢で行くと

俺より少し上ぐらいの女性で

以前、仕事でチラッとお会いした事があるのです

鳩のオッサンは

『美人さん？』

『スタイルはいい感じ？』

『エロい感じ？』

と、まぁ…うるさい。

俺も忘れたよ。そんなスタイルがいいとか悪いとか見てないし。

エロいかどうか知らないし。

…

第二の職場でのお手伝いをしてもらうのに

70過ぎのお爺ちゃん（ダーシー）にお願いしている

ダーシーは以前、ウチで働いていた大ベテランで

俺も阿吽の呼吸で仕事が出来るし、安心できる

でも。

いつまでもダーシーに頼っていられない。

ダーシーだってあと数年でお手伝い出来なくなる。

だから、そういう後継者を育てる意味でも

俺はその女性でもいいと思うんだよな

…と、真剣に話しているのに

『あぁ、女性だとにゃびさんが食っちゃうな…モテるからなぁ…』

終始、こんな調子なのだ鳩のオッサンは。

お前に任せられないから俺は女性スタッフの可能性を考えてるのに







俺、入社した時に名刺を10枚ほど印刷してもらった

営業をかける仕事でもないし

名刺をくださいと言われたら出そうとは思っているけれど

5年近く働いて名刺を渡す場面がほとんどなかった

あんまり減らないから10枚中2枚をカミさんに。

どうしてもにゃびさんの名刺が欲しいんだけれど…と言うお客さん（お爺ちゃん）に1枚

業者さんに2回ぐらい渡したのかな

まだ4枚も残っている。

…

それなのに鳩のオッサンは1年経つかどうかで100枚ぐらい渡しているのだ

『は？なんで？？』

俺は思わず聞いちゃった。

以前は携帯番号を裏に書いて渡していたそうで

それもウチの業種で行くと余計な事で。

最近はお客さんに欲しいって言われた時だけ渡しているとは言うけれど

この俺で5年近くで10枚を使いきってないのに

…絶対におかしいよ。嘘ついてるよまた。









俺の希望は

その女性が入社して

鳩のオッサンが辞めて

新しい男性社員が2人入ればいいなぁと思っている。

鳩のオッサンも上手く使えばいいのだろうけれど

どうしても気持ち悪さが先に…

ももクロちゃん

もう何年前の事だか分からないけれど

世の中はAKB一色に染まっていた頃があった

アイドルに夢中になっているおじさん達も多くて

それはちょっと異様な光景にも思えたのだけれど

何かに対してキラキラしていられるという意味では

ちょっと羨ましくも思えたのだった。







何かアイドルを応援すれば

俺もそういうキラキラした気持ちを得られると思ったのか

アイドルを応援してみようかな…と思ったことがあった

俺が目を付けたのは

『ももいろクローバーZ』だった

デビューしてまだそんなに時間も経っていないし

可愛子ぶりっ子のアイドルとも違う

何と言うか、振り切ってるパワフルさと明るさ

曲と言うか、歌詞と言うか

これもセンスがあるのだ

AKBとは違うのだ（俺調べ

…

Perfumeとか、きゃりーぱみゅぱみゅも

俺は嫌いじゃない

音楽的にアレは素晴らしいと思える。

中田ヤスタカがどちらもプロデュースしていると知ったのは

随分と経ってからだったが。







さて、ももクロちゃんに目を付けた俺

アルバムなどを借りて来て頑張って聴いてみた

メンバーの中の百田夏菜子ちゃんが可愛いなぁとも思った

でも

何故か

俺はのめり込めないのだった

元気があっていいな

可愛いな

とは思うんだけれど

どうしても、どうしても

夢中になっているおじさん達のようになれないのだ

百田夏菜子ちゃんのエビぞりジャンプも惚れ惚れするのだけれど

…なんだろう

常盤貴子や石田ゆり子の方がいい。（ぇ







調べてみたら

百田夏菜子ちゃんは

ウチの娘と同い年だ

今年で24歳なのだ

…

自分の娘と同じ年齢の子に夢中になるって

やっぱりな…

俺にはそういう感覚って無いんだな…

やっぱり俺は

娘より年上じゃないと何か警報音が鳴るのだな

…

いや。

恋は盲目

年齢なんて関係ない。

お互い好きになったらそれでいい。…だろうか。

この辺が難しいな。うん。








アイドルグループのメンバーが

女子高生とナンチャラ…ってニュース。

鳩のオッサンに話題を振ってみたら

『俺は高校生でも全然イケる。』と言っていた。

…

十分に気持ち悪い発言だなと思って

カミさんに話してみたら

『なんでイケるとか上から言ってんだよ！誰もオッサンなんか選ばねぇよ！！』

プチ切れしておりました。

小学生の娘がいるのに

女子高生イケるとか…う～ん。

やっぱりアイツ気持ち悪い。








百田夏菜子ちゃんのエビぞりジャンプを見たくて

さっきYouTubeで動画を見た

…

体操選手よりも跳んでるように見えるんですけど

どうなってるんだろう彼女。

ってか、腰をやらないんだろうか。

俺なんかアレの真似事をしたら、腰が瞬殺。

歳を取ったな

…今日はこんな事ばかりを思っている。







アイドルの女の子に夢中になってるとか

ちょっと気持ち悪い感じだけれど

でも、コレって男の本能なのか

元気な女の子を見てると、こっちも少し元気になるのね。

ロリコンとかそういうのじゃなく。

アイドルを応援しているのって

一概にロリコンとは言えないのかもね。

オバサンがジャニーズの男の子たちに夢中になってるのと

きっと同じなのね。

…

…

同じなの？（同じって事で締めくくれや













エビぞりジャンプは、3：11です

偽青春

俺がウォーキングをするコースの途中には

テニスコートがある

市内の中学校、高校のテニス部や

テニス教室みたいなのが来て

いつもテニスをやっている

このテニスコートまで歩くと20分ぐらいなのだ

俺は放牧中の『いきものがかり』を聴きながら

今日はテニスコートを通りかかった







…

何だろう

いや、言わなくてもそうなんだけど

俺も青春を謳歌している学生のような

そんな気分がしてくる

吉岡聖恵ちゃんの歌声やメロディ

テニスに汗している若人

俺も息を切らしながら歩いている

…

確実に錯覚ですよ

錯覚ですけど

俺の中で何かがシンクロしちゃって

それは青春以外の何物でもないのです

分かりますかね

この感覚。

運動不足のおじさんが歩く事と

部活で試合に勝つために頑張っている人達と

その差は大きすぎて比べ物になりませんが

何か。

何か琴線に触れるのです。

勿論、錯覚です。













部活を終えた男子数人が

自転車置き場の所で何かふざけっこしてる

お前ら…好きな子の話でもしてるんじゃないのか

…

バカヤロウ！！

100年早いわ！！！

って言わせろボケ！！！

俺の青春って何だっけ

なんか俺も壊れるぐらい誰かを好きになって

ねじれるぐらい苦しんで

部活をやって友達とゲラゲラ笑ってたな。

それでいいんだぞ。お前ら。

オールバックのヘアスタイルになって

太って醜い俺が

中学生のそばを通り過ぎていく

俺の何十年前の姿なんだお前ら。

チキショウ。















俺の偽青春が

とんがって

ツンとして

胸に刺さって痛いんだよな。

何だかスピードを落としたら

切なさみたいな何かにやられそうで

俺は黙々と歩くんだよ。

もく

もく

もく

もく。








バカヤロウ

何も無かったけど

何だか

知らないけど

バカヤロウ。

帰りたくなったじゃないか。

そんなに無駄にキラキラしちゃってさ。

俺みたいな

オッサンになるなよな。
















俺は偽青春にまみれて

歩いて

歩いて

帰ってきました

カレンダーにパンダのシールを貼りました。

『明日は一緒に歩こうよ！』

って

カミさんに言いました。

…

一人じゃ、切なさにやられるわ。

gdgd

昔々の事じゃった

岩手の山奥の小さな村に

にゃびすけという若者が住んでおったそうな

にゃびすけはとても働き者で

お爺さんとお婆さんと一緒に暮らしておったそうじゃ

その日の朝もにゃびすけは

お婆さんの作ってくれたおむすびと腹筋ローラーを持って

『お爺さん、お婆さん、それでは行ってまいります』

『おお、そうか気を付けて行くんじゃぞ』

…

…

おはようございます

ボクです

昔ばなしの冒頭をね、少しだけお話しましたけれどもね。

続きはWebで！！

そう言う事でしょうね。

無料で何でもかんでも読めると思ったら間違いですからね。

こんなの広告ですよ。

腹筋ローラーで腹筋を割って

それから川から流れて来た桃も割って

もうこれ以上は言えませんよ。

続きはWebで！！（9割パクりのやつだろ










二日連休して今日からお仕事

次のお休みは3日の予定

なんだろね

もう仕事したくない感じ。

腹筋ローラーで鬼退治をして

給料をもらえないものかしら。

一番大きな鬼の親分の足の小指を

腹筋ローラーで潰して

『痛い痛い。こりゃたまらん。どうか腹筋太郎と桃太郎許してくれないか』

ってなってさ

…

あ、途中で端折ったけども

にゃびすけっていう若者は腹筋ローラーで腹筋が割れて

腹筋太郎っていうダサい名前で呼ばれるようになるのね（いいよもうその話








とにかくアレ。

仕事行きたくないアレ。

困ったもんだオレ。

カフェオ～レ。（うるせぇよ