お仕事が新規で入って
37歳君は休みだし
割とパタパタした一日だったのだけれども
その中でも、昼寝をしたり
休憩時間を多めにとったり
思っていたよりもゆっくりも過ごせた。
パタパタだったのか
ゆっくりだったのかと聞かれたら
…
ゆっくりだったなぁと答える
だったら最初にパタパタとか言うんじゃねぇとか
そういう細かいの抜きで。(面倒くせぇ言い方すんな
会社の備品
アルミで出来た大きめの脚立があった
俺が入社する随分前からそれを使っているんだろうと言う古さ。
しかし、こんな物は壊れないのだ
普通に使っていたら何年だって使えるのだ
…
それを壊した奴がいる
俺である。
2ヶ月ほど前になるだろうか
脚立の上から下まで滑るように降りられるんじゃないかと
急にそんな事を思いついた
思うだけにしておけばいいのに俺はおバカちゃんなので
実際にやってみた。
リズムよく
トントントン…って滑るように降りられるイメージがあったし
もうその映像しか俺には見えてなかったし
まさか途中の段で引っかかって
あぶねぇ!!ってなって一気に片足に体重を掛けて
その勢いがありすぎて壊れるなんて夢にも思わなかった
『うわぁ~っ!ちゃーさん、脚立壊したぁ!!』
ゲラゲラと大爆笑である
足をかけて登っていく所、曲がるわけがない部分が曲がった
一瞬で大きな力が掛かったんだから
脚立だってギャフンである
昔の人はいい事を言った
『形ある物、いつかは壊れる』
我が社の脚立もそういう時期に来ていたのだ
間違いないのだ。
しばらく壊れた脚立をそのまま仕事で使っていたのだけれど
みんな、一応は気を付けて
壊れた所を飛ばして昇り降りをしていたんだけど
忙しくて忘れちゃうのね
壊れた所に足をかけて、ますます壊れていく
…
もう、買い替えるしかないだろう
この大きな脚立って、買ったらいくらなんだろう
『鳩さん、一緒に脚立の値段を見て来ようよ』
って出掛けたのです
脚立は思っていた通りの
だいたいそれぐらいだろうという妥当な値段で
いい物は高いし、それなりのはそれなりだし
『やっぱりなぁ…』なんて話をしながら
鳩のオッサンと会社に戻るのです(お前ら何をしに行ってるんだ
…
会社へと戻る道
パチンコ屋さんがあるのだ
大きな借金をしているのにもかかわらず
毎日、鳩のオッサンやヒロルの心を奪ってしまうパチンコ屋さんだ
俺はパチンコをしなくなって2年になる
『ちょっと店を覗いて行こうか』
『え~っ!!本当ですか!?仕事中ですよ??』
『いいよいいよ~暇なんだから』
先輩である俺がOKだと言っているのだ
鳩のオッサンも行くしかないだろう
…
約2年ぶりに入るパチンコ屋さん
平日の日中
そんなに人気のある店でもないので客もまばらだ
それでも、お客さんはギラギラ光る台の前に座り
夢中になっている
パチンコの音や、店内に流れる曲や
この光のギラギラしている感じ
何か欲望みたいなオーラが立ち込めてる
…ダメだ、俺には無理だぁ
最近の俺は体調がすぐれない状態が続いていて
パチンコする気分は1ミクロンも無いのだ
でも、仕事中にパチンコ屋さんに行くと言うふざけた行動で
鳩さんと笑いになったりすればいいかな…とも思ったんだけど
いやいやいや…無理無理無理…
命からがら逃げる犬のように尻尾まるめて逃げてきた
危なくウンコ漏らしそうになった(漏らすな
あんな空間に鳩のオッサンもヒロルも毎日通っているんだな…
恐ろしい奴らだな
ふざけて入ったパチンコ屋さんで
昔に遊んだ感覚が蘇って来て
『よぉし!帰りに一勝負だ!!』なんて事になったりして…。
ってちょっとだけ思ったけど
あの感じ、俺には無理のようです。
俺も真面目になっちゃったなぁ…(やかましいわ
37歳君は休みだし
割とパタパタした一日だったのだけれども
その中でも、昼寝をしたり
休憩時間を多めにとったり
思っていたよりもゆっくりも過ごせた。
パタパタだったのか
ゆっくりだったのかと聞かれたら
…
ゆっくりだったなぁと答える
だったら最初にパタパタとか言うんじゃねぇとか
そういう細かいの抜きで。(面倒くせぇ言い方すんな
会社の備品
アルミで出来た大きめの脚立があった
俺が入社する随分前からそれを使っているんだろうと言う古さ。
しかし、こんな物は壊れないのだ
普通に使っていたら何年だって使えるのだ
…
それを壊した奴がいる
俺である。
2ヶ月ほど前になるだろうか
脚立の上から下まで滑るように降りられるんじゃないかと
急にそんな事を思いついた
思うだけにしておけばいいのに俺はおバカちゃんなので
実際にやってみた。
リズムよく
トントントン…って滑るように降りられるイメージがあったし
もうその映像しか俺には見えてなかったし
まさか途中の段で引っかかって
あぶねぇ!!ってなって一気に片足に体重を掛けて
その勢いがありすぎて壊れるなんて夢にも思わなかった
『うわぁ~っ!ちゃーさん、脚立壊したぁ!!』
ゲラゲラと大爆笑である
足をかけて登っていく所、曲がるわけがない部分が曲がった
一瞬で大きな力が掛かったんだから
脚立だってギャフンである
昔の人はいい事を言った
『形ある物、いつかは壊れる』
我が社の脚立もそういう時期に来ていたのだ
間違いないのだ。
しばらく壊れた脚立をそのまま仕事で使っていたのだけれど
みんな、一応は気を付けて
壊れた所を飛ばして昇り降りをしていたんだけど
忙しくて忘れちゃうのね
壊れた所に足をかけて、ますます壊れていく
…
もう、買い替えるしかないだろう
この大きな脚立って、買ったらいくらなんだろう
『鳩さん、一緒に脚立の値段を見て来ようよ』
って出掛けたのです
脚立は思っていた通りの
だいたいそれぐらいだろうという妥当な値段で
いい物は高いし、それなりのはそれなりだし
『やっぱりなぁ…』なんて話をしながら
鳩のオッサンと会社に戻るのです(お前ら何をしに行ってるんだ
…
会社へと戻る道
パチンコ屋さんがあるのだ
大きな借金をしているのにもかかわらず
毎日、鳩のオッサンやヒロルの心を奪ってしまうパチンコ屋さんだ
俺はパチンコをしなくなって2年になる
『ちょっと店を覗いて行こうか』
『え~っ!!本当ですか!?仕事中ですよ??』
『いいよいいよ~暇なんだから』
先輩である俺がOKだと言っているのだ
鳩のオッサンも行くしかないだろう
…
約2年ぶりに入るパチンコ屋さん
平日の日中
そんなに人気のある店でもないので客もまばらだ
それでも、お客さんはギラギラ光る台の前に座り
夢中になっている
パチンコの音や、店内に流れる曲や
この光のギラギラしている感じ
何か欲望みたいなオーラが立ち込めてる
…ダメだ、俺には無理だぁ
最近の俺は体調がすぐれない状態が続いていて
パチンコする気分は1ミクロンも無いのだ
でも、仕事中にパチンコ屋さんに行くと言うふざけた行動で
鳩さんと笑いになったりすればいいかな…とも思ったんだけど
いやいやいや…無理無理無理…
命からがら逃げる犬のように尻尾まるめて逃げてきた
危なくウンコ漏らしそうになった(漏らすな
あんな空間に鳩のオッサンもヒロルも毎日通っているんだな…
恐ろしい奴らだな
ふざけて入ったパチンコ屋さんで
昔に遊んだ感覚が蘇って来て
『よぉし!帰りに一勝負だ!!』なんて事になったりして…。
ってちょっとだけ思ったけど
あの感じ、俺には無理のようです。
俺も真面目になっちゃったなぁ…(やかましいわ