作家 小林真一のブログ パパゲーノの華麗な生活

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【 日本株価1万5千円を維持 】

2013-05-16 17:40:09 | 04 時事ニュース
今朝のブログでも書いたが、今日の日経朝刊の記事は、
まるで株価が高すぎるから、いい加減売れよとと言っているような
ものであった。

その紙面に踊らされて、いったんは売られたが、今の株高の背景
を知る買い手の動きで、後場に1万5千円の大台を維持し、為替も
対米ドル102円台を保ちえた。

今年の1~3月のGDPが、年率換算で3.5%上昇と発表され、
長く「伸び」が無かった輸出と、株高に刺激された個人消費の伸びが
寄与したとの記事が出た。
民主党内閣が続いていたら、こんな数字を見ることは不可能であった
事を思えば、日本国民は安倍・麻生・黒田の諸氏に感謝の意を述べて
然るべきである。

今はまだ数値に表れていないが、設備投資の伸びが今後出てくる。
そのための「列島強靭化政策」なのである。

円安の副作用だと、石油や小麦などの輸入価格の上昇を、言い囃して
いたマスコミは、現実の姿を見て肝を冷やしたことであろう。
反省する気があるのなら、今後は生半可な知識でモノを言うのをやめろ。
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【 日本にある原子力発電設備の今後 】

2013-05-16 13:31:51 | 04 時事ニュース

原子力規制委員会が、現存する唯一の機関なのであろうか。
国会中継で見る限りだが、田中委員長の姿勢が控えめで、
声も小さく、昨年存在した国会事故調査委員長の黒川氏が、
声も大きく、堂々とした態度であった事とを、つい比較して見ている
自分を発見することがある。

原子力規制委員会が、それまでの安全委のメンバーを一掃した事と
関係があるのか、または原発ゼロを唱えて、衆院選挙に臨んだ
野田内閣の時代に、急遽出来た委員会であるからなのか、
原発の安全性を、地震発生源の一つである活断層の有無で
決めようとしているかに見えないこともない。

敦賀の活断層は有ると決ったが、それで原発や「もんじゅ」の、
稼動を決める権限は、規制委には無いらしい。

地勢的に見れば、日本はきわめて特殊な、自然災害を免れ難い国だ。
この国の官僚は、問題を先送りする技に長けているというが、政治家も
同様では国民が困る。

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【 漸く本年度予算案が国会を通過 】

2013-05-16 10:23:52 | 04 時事ニュース

安倍総理による、「日本を取り戻す」、「列島強靭化」への政策が
やっと本格化する。

今までは助走期間であった。これからが本番である。
景気の気は、気分の「気」であり、やる気の「気」だと、安倍政権の
再登場以来、このブログで書いてきた。

「気」は空気の如く、目には見えない。
だが日本の各地で、明らかに「やる気」が満ちて、景気に期待する
動きが出てきている。

同じ市場の実地調査を行いながら、なぜ番組の司会者は、庶民の
生活には、まだまだ好景気はやって来ていないと酷評するのか。

お蕎麦やさんを例にあげて、天麩羅蕎麦がよく売れだしたと言いつつ、
海老も油も輸入コストが高いからと、顔をしかめる店主も居るが、
一方では、高い品がよく売れるから、粉や油が少々高くなっても、
来店客も増えて、高い品を注文してくれると、明るい顔の店主も居る。

同じ商店街の中にある、二軒の店のうち今後勝ち抜くのは後者であろう。



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【 日本経済は絶好調にみえるが 】

2013-05-16 10:04:27 | 02 華麗な生活

日経平均が15000円の大台を固め、対米ドルも102円に乗せた。
新聞論調などを見ると、一見して日本だけが突出して好調であるかに
見える。

日経平均が15000円台を取り戻した15日、アメリカもドイツも株価で
最高値を更新する勢いを示している。

安倍政権が目指した、脱デフレ、円安是正の政策が、米独の経済環境
にも好影響をもたらしたと、もっと新聞紙上で強調すべきではないか。

日本の株価は、リーマン・ショックによる、世界全面安を漸く回復したに
過ぎない。その前に「失われた20年」の、長期景気低迷があり、この間に
日銀は、世界のリーダー各国が取った、金融緩和政策にも一人残されて
円は長い間、孤立高に放置されていた。

日経紙あたりは、4万円寸前まで高騰した日経平均株価を、基準にした
株価論調を行わないと、投資家の判断を誤らせることになりかねない。
米独の株価上昇を、史上最高値と表現するからには、日本の15000は
最高値が幾らであったかも、明示しないと判断を間違える。

日本は漸くリーマン以前の状態に戻っただけであると強調するのが正しい。


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