作家 小林真一のブログ パパゲーノの華麗な生活

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【 太陽光発電の落とし穴 】

2013-03-25 18:05:34 | 02 華麗な生活

すでに全国で6百万KWにまで規模を大きくした太陽光
発電だが、当初は企業の場合に20年適応とされた、
KW当たりの買い入れ価格42円が、早くも38円にまで
値下げの動きである。(当然の措置だ、もっと値下げしろ)

管・孫コンビの「喜びのダンス」を、最高に享受した孫正義
は、やはり太陽光パネルを、専ら中国・韓国製品で賄い、
原発6基分に相応する6百万KW規模は、その馬鹿げた
買取価格の不当な高値もあって、もはや飽和点に達した
かの状況である。

ひところは、世界一の売上高を誇った、中国企業が倒産した。
自宅の屋根に設置すた、太陽光パネルの製造元は何所かを
今チェックしておく必要がある。
倒産した中国メーカーの物だったら、今後のアフターケアは
無いものと諦めるべし。


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【 「プチ贅沢」のすすめ 】

2013-03-25 17:57:25 | 02 華麗な生活

キプロス問題は、一応の決着を見たが、いずれ再燃する
事は間違いない。

キプロスは、いわばギリシャの財政破綻のあおりを食った
犠牲者とも言うべき立場で、何度もあったし、これからも
必ず起きるであろう、ギリシャ問題は、最終的にはギリシャ
のユーロからの離脱と、かつての通貨ドラクマのデフォルト
で幕を閉じる。

問題はギリシャの後に続く、財政難の国々である。
世に言われるPIIGSは、いずれ連鎖的にギリシャの跡を追う。
最終的には、イタリア・フランスといった、大国が破綻して、
さすがのドイツも支えきれなくなるだろう。

ドイツは長きにわたって、「弱いユーロ」を武器に、大いに稼いだ。
その巨額な利益は、日本円の独歩高に喘ぐ、日本企業の犠牲
の上に成り立っていた。

あらためて、白川は無能な日銀総裁であった。
まさに恩師、浜田紘一氏の嘆きを聴くがよい。

東京市場は、一応のキプロス問題の結末を好感した形で、
日経ダウも反発し、為替市場でも日本円は、有るべき位置に
戻ろうとしている。

東京のサクラ見物客は、久方ぶりにビールで酔い、やはり発泡酒
よりも美味いと、プチ贅沢の幸福を思い出した様である。

国民が「プチ贅沢」を謳歌する時、安倍総理の再登場の意味が
見えてくる。大いに「プチ贅沢」を味わうべきである。


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【 頑張っている者が報われる社会を 】

2013-03-25 10:09:31 | 04 時事ニュース

強固な労働組合が、中高年の雇用者を護る。
その陰で、新規雇用が増えないから、新たに社会に出る
若者の雇用が狭まれる。

ドイツの語学学校には、欧州南部からの語学生が押し寄せる。
イタリアからだけでも、50万人の若者がドイツに移り住んだ。

スペイン語が通用する中南米に、新世界を求めるスペインの
若者も急増している。

これが、今の欧州の現状だ。
そこにもはや「栄光の光」は見えない。
韓国製の「似たもの」に走った、欧州の実の姿を見る想いは、
1960年代から70年代を知る者には辛いものがある。

韓国がEUとFTAを結び、その事を韓国が誇り、日本は羨んだ。

羨む必要は全く無かった。すべては不当な円高放置による、
「似たもの」跋扈の、仮の繁栄に過ぎなかった。

白川法王を追い出した安倍総理の勝利だ。
「日銀ルール」に居坐った、白川がその坐を追われ、
新たに選ばれた、日銀三首脳が「やれる事は全部やる」と。
金融緩和宣言の下で、先ずは株価と為替が先行した。

実体経済がこれに続けば良い。
日本の雰囲気は明らかに変化した。
頑張って来た者が報われる時代が、もうそこまで来ている。


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【 桜の木の下で酒を飲む文化 】

2013-03-25 09:28:20 | 04 時事ニュース

新入社員の仕事は先ず、席の確保だと言うが、
大阪で新入社員になった所為か、そんな体験はない。

上野のお山が特に盛んなようだが、桜の木は根元が
最も繊細な場所で、そこに大勢が座り込み宴会をやられたら
桜は最も辛いことになる。

毎年のことだが、サクラは関東の方が先に咲く。
関西は一週間ほど遅れる。
今朝の出勤時に見た限りでは、神戸のサクラは未だ準備中
の感じだ。

テレビで見た、東京の特に上野のお花見で、今年の「弁当」は
昨年までの千円未満が、一挙に二千円クラスに跳ねあがり、
お花見の客のクチから飛び出す言葉も、景気上昇に乗った感じ。

景気の気は、気分の気だと早くから言ってきた。
気分が良くなり、高い方の「弁当」を取ることで、アベノミクス成功
の気分に乗ろうとする、庶民の気分の高揚は誠に望ましい。


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