中国の全人代が開幕し、国防費をフタケタ増しの11兆円に。
ならば日本も遠慮はいらない。
何度も主張している通りに、高齢者の金融資産を、国防債券
で無利子・無記名で募集したら、たちまち二百兆円はおろか
五百兆円ほども財源が出来る。
白川日銀総裁の、東大時代の恩師、浜田紘一氏は著作の中で
去年二月の、バレンタイン・チョコが本物だったら、31兆円の
税収が上がったとおっしゃる。
内閣府の参与に就任された、藤井聡教授も、列島強靭化で、
900兆円のGDPを誇る日本が現われると言われる。
ボクも学生時代に、もっと金融についての深い勉強をしておく
べきであった。
中韓のGDPは、今後下がりこそすれ、上ることはもう無い。
だが日本は、これから光輝くのだ。
これからのGDPの上昇を、一部先取りしても差し支えはない。
どんどん国防費に注ぎ込もうじゃないか。
旧国鉄は民営化でJR各社が成功しているが、
中で出遅れているのが、JR貨物であろう。
高速道路に大型の二両連結車が走り、道路も傷むし
事故に巻き込まれる軽四輪の一家が全滅の悲劇が
頻繁に起きる。
高速道路を傷めている元凶も重量車だ。
海岸に港を整備して、貨物ターミナルを作り、
重量車は専ら、ターミナルからの近距離を走る。
これを徹底したら、貨物列車網もまた列島強靭化に
役立つことになる。
年間で見る道路補修費も大幅に削減される。
近距離は内航船の出番となって、港も活況を呈するだろう。
東北の津波で塩分が増え、住宅地に適しなくなった土地を
港と貨物ターミナルを作る事で、列島は強靭度を強化。
そこに雇用も生まれることになる。
衆院運営委は今日、岩田氏と中曾氏の所信を聞く。
昨日の黒田氏は、デフレファイターを強調し、
「やれる事はみんなやる」発言が、受け入れられた感じ。
肝心のアジア開銀総裁時代の事は、あまり質問も受けず
に、通ったが、「みんなの党」はおそらく反対だろう。
今日は二人の副総裁候補が、所信を糾されるが、
昨日の黒田氏は、何となくアクが強い感じで、年令も上の
岩田氏の基本姿勢が、金融緩和・円安思考なら、総裁人事
は岩田氏で収まる方が良いと思う。
問題は参院である。「みんなの党」の意向が無視できない。
株価が快復軌道に乗ってきた。
91年以降に、株式投資に乗り出した人は多い。
ここで株価が戻れば、特に給与が上がらなくても、消費が上る
事は間違いがない。