作家 小林真一のブログ パパゲーノの華麗な生活

歴史・エッセイ・小説・時事ニュース・・・なんでもござれのブログです。どうぞよろしく。

【 中国の大気汚染で日本製の空気清浄機が売れる 】

2013-02-08 09:41:47 | 02 華麗な生活

シャープ、パナソニックに意外な特需の発生である。

中国の上空を覆う、黒い空はただごとじゃない。
同様の事が、インドなど他のアジア諸国でも起きている。

かつて昭和60年代に、日本の各工場が吐き出し排煙も
各種の色を伴う異常なものであった。

時を同じくして、排水を原因とする、水俣病が社会問題化
した。

日本の場合、対策は早かった。排煙も排水も不純物の
含有量が厳しく規制された。

日本製の空気清浄機に特需が有る様では、大気汚染は
まだまだ進行するだろう。肺を傷める中国人の急増は
間違いが無かろう。問題はそれが偏西風に乗って日本に
流れて来ることだ。
今年の春先は、杉花粉以上に、大気中の微粒な黒い粒子
に気を配らねばならない。

インド以下のアジア諸国には、日本の排煙・排水処理の
技術提供を急がねばならない。



「華麗な生活」目次へ≫     総目次へ≫

414 ← 応援 クリックお願いします


【 東電の隠蔽体質が国会事故調を邪魔する 】

2013-02-08 09:14:07 | 02 華麗な生活

日本の原発の歴史上、最大の事故を起した福島第一を
国会事故調が問題点の把握の為に調査に赴こうとした
時に、東電はすべての不具合を津波の故にと隠蔽を企て
国会事故調の立ち入り検査を妨害した。

第一号機の、核燃料棒の冷却機能が阻害された時に備え
てあった、副水器の設置場所は、4階部分に在って21mの
高さがある。津波はそこまでは来なかった。

地震に対する備えが充分で無いと、事故調は考え、今後の
原発全体の為にも必要と、現場への立ち入りを求めた。
当然の判断であり、立ち入り検査は必要であった。

国会事故調と東電との、電話のやり取りが録音されている。

東電側は、現場は真っ暗で足元も危ういと、ウソを言って、
事故調の立ち入りを、婉曲に拒否した。
実際には、明かりが入っていて、実地検査は可能であった事
が今になって、明らかに成っているが、もう間に合わない。

東電による、隠蔽工作のお陰で、全国の原発の安全対策が
充分であるかの基本的な調査が為されなかった。
東電の虚偽の電話回答は、犯罪行為として、警察の調査に
廻されるに充分である。

これで全国の原発の再稼動の是非に、またも余計な時間が
掛かることに成った。

この件を新聞はあまり報道しない。これもまた問題である。

「華麗な生活」目次へ≫     総目次へ≫

413  ← 応援 クリックお願いします