作家 小林真一のブログ パパゲーノの華麗な生活

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【 満州国は中国ましてや中共の領土では無い 】

2013-02-07 17:27:43 | 04 時事ニュース

満州国を日本の敗戦で、最初はソ連軍が侵入し、
工場の機械なども、外せる限りの物は全部盗み取った。

やりたい放題をしたソ連も、蒋介石の国民政府軍には
引き渡さざるを得なかった。
そして蒙古に居た、毛沢東の共産軍との内戦になった。

内戦に勝ったからと、中共が当然の様に満州国を我が物
にして今日に至る。

だが良く歴史を読み解けば、中共の満州国支配は不可解
である。在留していた我ら日本人は、ソ連軍には痛み付け
られたが、ソ連の暴虐行為は、ヨーロッパでも然りで、
ウイーン市内にある、「無名ソ連兵の碑」は、「無名泥棒達
の碑」と呼ばれている。

さて中国の歴史である。秦が中国を統一し、始皇帝が北の
蛮族の侵入を怖れて、万里の長城を築かせた。
ここで言う北の蛮族の中には、満州族が入る。

満州国と支那との国境に万里の長城があった訳で、即ち
中国の領土は万里の長城を越えないことになる。
なにかと「歴史認識」をと唱える中国だから、満州族が
住む満州の地は、あくまでも満州族に所有権が有る理屈
が通って不思議ではない。

吉田茂は、在満の日本人を、いったん「棄民」として処理し、
満州の地の土に成れとまで言った。

蒋介石がマッカーサーと交渉し、内戦の邪魔になるからと、
引揚げの船の調達を要請し、それぞれが日本に帰る事が
出来た。

あの時、日本は満州の王族、愛親覚羅氏と交渉し、我らは
満州の地で、満州族と共に独立に向って協力する道もあった。

いうなれば、満州も新疆ウイグルやチベットと同様に、中国
共産党の武力の下に、土地を奪われた被害者だと言える。

今日の同窓会で、ボクはかねての持論を唱えたが、皆さん
同意してくれた。


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【 旧満州国新京の櫻木小同窓会 】

2013-02-07 16:11:12 | 02 華麗な生活

久しぶりに、出席の皆さんから「若い人」と呼ばれた。

終戦当時五年生だったボクが第11期生で、中に二名の
2期生が居る会だから、78歳のボクは「若い人」に成る訳。

関西支部の会だったから、同期生は関西支部長の内布氏
だけで、顔見知りは五名程。一期上の梅原さんは、同じ
熊野丸で佐世保に帰国した仲間。新京を出てから上陸を
許されるまで、日記を付けて居られたそうで、93日掛かる
長旅だったと、ボクが覚えていない事もよくご存知。

二期先輩の前田さんは、お父上の関係で、戦後も抑留され
中共の教育を受けられた方だ。

終戦時の一学年違いは記憶に置いても大きな差がある。

特に前田さんは、新京改め長春陥落の時まで居られたから、
長春の周りを、共産軍に囲まれて、蒋介石の国府軍が兵糧
攻めで陥落する間に、国府の発行した軍票が十億円札まで
出して、それで蒸しパンが一個という体験も持たれておる、
まさに餓死者の群れの中からの、歴史的な脱出者である。

なまじ共産主義教育を受けたから、今の中共は大嫌いだと
明確におっしゃる。凄い先輩だと、お会いする度に思う。

梅原さんとは、実は住まいが背中合わせの位置にあったのに、
子ども時代には、お互いに知らなかった。共通の知人が昨年
死亡されたし、戦後同じ英語塾にボクも暫く通い、戦前の中学
一年が習った、クラウンリーダーが教材だった。
その先生の名を鯨井省三と、これはボクの方の記憶に有った。

帰国の船も、陸軍が保有した熊野丸という航空母艦で、共に
伝令として、艦内を走りまわされる日々であった。

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【 原子力規制委員会の動きが鈍くなった 】

2013-02-07 10:05:12 | 04 時事ニュース

敦賀の原発稼動に拘る日本原電の抵抗姿勢には
ただならぬものがある。

規制庁の審議官が、委員会の論議の内容を
詳細にわたって、日本原電に洩らしていたことで
ポストを外されたが、出身母体の文科省に舞い戻った
だけのこと。

原子力規制庁は、ノーリターンを原則とする役所の
筈だったが、この人事について、新聞はあまり報道を
しない。

TVに写る田中委員長の姿が、侘びしげに見える。
今のままで推移し、敦賀再稼動に動くとなれば、
せっかくの規制委員会も、また原始村の掟には
背く事ができない存在と言うことになる。

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【 TPP参加は慎重に 】

2013-02-07 09:55:07 | 02 華麗な生活

日本のコメ作りを聖域化する必要は無かろうが、
参加することで、日本が受けるであろうデメリット
ばかりが、漏れ出てくる現状では、早急な参加には
慎重な姿勢で臨むべきと考える。

竹中平蔵の政権に於ける役割が、未だに明確に
なっていないが、彼が「日本をアメリカに都合良い
財布の役割を」と、狙っている恐れは充分にある。

今のアメリカは、オバマの再選こそなったが、国防も
国務も、担当者が替わり、日本に対する位置づけが
どうなるか全く不明である。

石油と天然ガスの最大の輸入国であったアメリカが
シェールガスの国内増産で、ガスの輸出国に成ろう
としている。

日本は早くも、そのターゲットにされている。
現在は中東に依存度が高い、化石燃料をアメリカ
から大量に買ってやることで、中味の得体が知れない
TPP参加は急ぐ必要は無さそうである。

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【 中国海軍の暴走を知らぬととぼける中国外務省 】

2013-02-07 09:26:52 | 02 華麗な生活

外務省報道官は、日本の報道を見て初めて知ったと言う。

中国、正式には中共は、共産党に軍を統括する権限が
あって、政府は関与しない特殊な国家だ。

現代の兵器は、最初にレーダー放射を行い、その時点で
ミサイル発射が出来る態勢に入っている。

中共軍の乱暴な手口は、何も今回が初めてではなく、
ミンス時代にも有ったが、野田や岡田が隠し通してきた
事も明らかになった。

全くとんでもない政権に、日本国を任せていた事になる。
日本国民は二度と、サヨクに政権を与えてはいけない。

中国共産軍のトップは習近平である。
この男は、いわば北朝鮮の先軍志向の男のようだ。

この十年で国防予算を3.5倍に増やしたが、まだ足りないと
一層の軍の近代化に力点を置いている男だ。

日本の地勢的な位置は、まことに難しい。

平和ボケの連中は、それでも憲法改正に反対し、国防軍化
にも反対するのだろう。

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