作家 小林真一のブログ パパゲーノの華麗な生活

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【 お粗末な日経社説 】

2012-12-04 18:02:46 | 02 華麗な生活
政権安定には三党連携せよだと?
何を寝言を言うとるんじゃ。あんな労働貴族の集団と、
それに媚を売る寄生虫なんか、次の選挙で叩き潰す。

そして本格的な財政出動と金融緩和で、ミンスでは
出来得なかったデフレ脱却と、景気回復を目指せば
仮に社会保障費が毎年一兆円増えようが、それ以上に
GDPを増加させれば、済むことじゃないか。

第一社会保障費って、ホントに年に一兆円も増えるかな。

選挙後も三党合意を崩さないでくれとは、何たる言い草か。
これが論説委員の文章か。情け無いとは思わんのか。

経済紙を謳う日経が、日本列島強靭化でGDPを、初期投資
の何倍にか膨らませて行くことで、本格的な景気浮揚で、
たかが一兆円で震えていてどうする。

ミンスが経済に疎い集団だと、まだ理解していないようだ。
インフレ誘導が行過ぎたと思えば、その時こそ消費税を
上げて景気過熱にブレーキを掛ければ良い事。

いずれ参院選が来る。年が変われば後は早い。
その参院選で、ミンスを叩き潰す意思が、三年騙された国民
にありさえすれば、ミンスを政界から消すことは簡単だろう。

日経紙は、野田の新橋や新宿での、怒りの野次や怒号が
聞こえなかったのか。

まだミンスに期待している姿を見て唖然としている。



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【 TPPが選挙の争点とは誰が言った 】

2012-12-04 14:37:48 | 02 華麗な生活
野田が解散を決断?した直後に言ったことだが、
今のところ、到底各党の争点には成りえていない。

三年前に、TPP加盟国のニュージーランド、チリから
日本の参加を呼びかけられた時点では、アメリカや
オーストラリアが、中国の南太平洋進出に備える
軍事同盟の面からも、日本の参加が望ましいと、
考えはしたが、ミンス内閣の交渉の拙劣もあってか、
これはアメリカが再び日本を「アメリカの都合の良い財布」
の企ての可能性が高いと見えてきて、今は交渉の場に
着くだけで良いのではと、考えを変えた。

橋本龍太郎内閣の「構造改革」も、ブッシュのポチと悪評
高かった小泉内閣の「郵政民営化」も、結局はアメリカに
とって、「日本は都合の良い財布」に利用されてしまった。

現に多額の米国債を抱えさせられ、日本には売る自由が
与えられていない。せっかくの稼ぎをアメリカに吸い取られ
た事が、橋本内閣の消費税5%へのアップを引き金にして
長く続くデフレ経済を呼んだのではなかったか。

本来なら日本のために使うべき「国内総生産」が、アメリカ
への上納金にされたのでは、たまったものじゃない。

TPP参加は、ギリギリまで粘って交渉し、大胆な財政出動の
全額を日本の景気復興に充てなければ、ミンス政権を葬る
意味がなくなる。




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【 野田の悪行を暴く 】

2012-12-04 14:06:28 | 02 華麗な生活
解散直前の、どさくさまぎれに野田が閣議決定した事を書く。

国土交通省の出先機関である、東北地方整備局を、解散当日
に突然廃止を決めたと言う。

二重行政だと、評判が良くないと思われている地方整備局だが、
実情はかなり異なっていて、福島県相馬市長を座長とする、
およそ四百余りの市長村長が、今の県行政では何も出来ないと
強く東北地方整備局の存続を願う要望書を提出。

国土交通省には、阪神大震災以降の、新潟県山古志村の地震、
兵庫県播磨及び但馬地方の大雨による洪水、奈良県十津川や
和歌山県熊野地区での、同じく洪水などを経験し、災害に対処
する強力な部隊が存在するとの事。

およそ一千七百の、全国市町村会の25%に当る四百強の首長が
出した要望を、解散のどさくさに廃止の閣議決定を行なった野田
の真意がよく分からない。

3・11で東北の海岸部は、津波被害でガレキの山だった。
直ちに自衛隊が出動したが、海岸部の道路が使用できない状態。
そこへ国土交通省の、災害対策に秀でた部隊が、現地に残った
土建業界の協力を求めながら、自衛隊が被災現場に急行できる
道路整備に出動し、それは大震災・大津波発生の第一報が入って
すぐの行動であったらしい。

見上げたものである。橋下の維新も行動を取ったが、動き出した
のは震災の三日後の事であった。
ボクは、三陸海岸の三つの市町に支援を行なったが、南三陸町に
連絡したら、兵庫県から派遣された人が電話に出た。土地勘が無く
仕事に成らぬと嘆いていた。

多くの災害を経験し、対策に慣れた精鋭部隊の存在があったとは
知らずにきた。国土交通省という名だけで、公共事業予算を漁る
部署との悪いイメージを改めないとイケナイ。

そんな地元に頼りにされている、地方整備局を解散のどさくさに、
廃止を決める閣議とは、いったい何処のどいつが、如何なる理由で
行なったことだろうか。本件は新内閣が発足後激しく追及されるべき
事項である。

何が「決断」の男なものか。自惚れるのも程ほどにせよと言いたい。




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