同じメンバーが集う同窓会に出て、消えた話題が有る事に
気が付く。 資金運用の話、もっと具体的には株式投資の話題が
消えて久しい。
同期生の多くが、60歳で退職したり、経営する店を締めたりで、
その多くが株式運用を始めたものだった。
今朝の日経三面に、ソニー・パナソニック・シャープの三社で、
株式の時価総額が14兆円も失われたとある。
この三社は、かつて日本の電器を代表する銘柄で、証券会社の
ロクに勉強もしていないセールスが、客に勧めやすい銘柄でもあった。
韓国のサムソンは、05年末に時価総額が11兆円あったが、
今は14兆円にと3兆円を増やした。
ソニーは5兆円あった時価総額を、なんと1兆円を割り込んだ。
パナソニックとシャープを加えた三社では、16兆円が5年半で
14兆円にと2兆円を失った。
もちろん政府の円高への対策無策も大きな原因である。
同期生の中には、当時もてはやされたデイトレードに走った者も居た。
最近彼等の姿を見なくなった。
何が国民の為に働き、決める事を決める内閣なものか。
特別公債法案も、国民会議の設置も、野田がリーダーシップ
を取れば、直ぐにも決めることが可能なことじゃないか。
与党の意味を知らずにか、全部分かっていて意図的に動かない
のか、おそらくは前者であろうが、解散権は首相の専権だと
ここまで何もしないで、政権に居坐る悪質な内閣を見たことが無い。
衆院での野党質問で、厳しい批判が各党から出ても、野田は
すべて、いけしゃあしゃあと受け流し動ずるところが無い。
まさに輿石に呪縛をかけられた、魂の抜け殻が首相の席に無言で
坐っているのだ。呆れたものである。
日本は平和な国だから、こんな男でもクーデターが起きない。
これが日本以外の他の国なら、とっくに野田の生命は既に無かろう。
日本の政治は、いま左程にヒドイ状況が人災で続いている。
輿石はサヨクのやくざだ。始末に負えないやくざ者だ。
そいつが、政権与党を握って野田をロボット化しているのだ。
これでも、内閣打倒のデモが起きない平和な国日本。
その国益が日毎に失われている。