作家 小林真一のブログ パパゲーノの華麗な生活

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【 「みんなの党」と橋下維新は小異を大切に 】

2012-11-01 18:35:58 | 04 時事ニュース

石原慎太郎の大同団結論は、日本の政党政治の良さを
否定する大政翼賛会的な発想に見える。

地方政党の中でも、最も節操を欠く河村が早速飛びついた。

「みんなの党」の支持者は確実に伸びてきている。
橋下の派手な騒ぎに、迷惑を受けた部分もあろうが、
維新の会の国政政治家の顔ぶれは貧弱に過ぎる。

いずれ橋下と、国会議員団とは決別するだろう。

河村は言う事が粗忽だし、減税日本の旗印も、実際には
ありえない事だぐらいは、有権者は分かっている筈。

石原も「立ち上がれ」の老人たちと、河村が頼りとあっては、
都知事を投げ出すタイミングが悪かった、結果に終わるだろう。

自民党の総裁選で敗れたノブテルが可愛いらしい。
そりゃ親たる者、子供は可愛いだろうが、その息子の出来も
良く理解しないと、親らしい親とは言えない。

先述した足利幕府の十五代将軍を、松永弾正に殺された
義輝(十三代)だと言い切った慎太郎に、傍に居たノブテルも
同意していた。あいつら親子はバカだと、その時に思った。

織田信長が、流浪の将軍十五代の義昭を、担いだ歴史を
知らないとあっては、都知事にもよくぞ成れたものと呆れる。

慎太郎の大同団結の為には、小異を捨てろは暴論だ。
あいつは自分が思ってる以上に頭が悪い。

国政に出るのも勝手だが、新銀行東京の880億円の
焦げ付き問題は都民の負担に任せて良いのだろうか。

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【 シャープがまたも下方修正 】

2012-11-01 18:05:37 | 04 時事ニュース

これで五回目の下方修正だと言う。
経営陣の見識が問われても仕方がない。

台湾のホンハイに提携を見放された段階で、
自立のためには、何を捨て何に頼るのかを明白に
しないと、株主が怒る筈だ。

シャープといえば、亀山ブランドの時代までは、
日本の弱電メーカーの中の希望の星であった。

日本の家庭のリビングの広さを理解していたら、
堺工場での60インチテレビ用の液晶開発は見送った筈。

それが見抜けなった経営陣の需要予測のお粗末さが、
今になって出てきている。
それにしても、五回の下方修正は、いささかヒドイ。

液晶には、品質の差が有った筈だ。
ホンハイに量では負けても、品質で勝っているのじゃないか。

創業者の名前を社名から消して平然としている、パナソニック
経営陣には同情の余地もないが、シャープには頑張って欲しい。


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【 大学3年生の就活が始まるが 】

2012-11-01 09:44:24 | 02 華麗な生活

一方で大学4年生の未内定者が10万人余っている。

人気企業上位100社に限れば、採用予定は1万6千人程度で
これは早慶二校の卒業生で、ほぼ間に合う計算となる。

大学生が卒業時に、人気業種であった企業の30年後を想像
する見方が、学生にも学校当局にも無い。

今は10名内外の少数でやっているが、今後確実に成長する
企業ならたくさん有るのに、学生は見向きもしないし大学も
そうした企業発掘をやろうともしない。

大学卒業時の人気企業の多くが、30年といわず、10年後にも
消滅する可能性もある。

今朝の日経は、パナソニックの赤字が7650億円の巨額になると
報じている。今期は5000億円の黒字計上の筈であった。
パナソニックだけで、1兆2650億円の期間内収益に誤差が
発生したことになる。
一企業で1兆円を上回る誤差は、もはや誤差とはいえない。
もっと根本的な企業体質の問題というべきである。

パナソニックだけに限ったことではない。
シャープも存続が危ぶまれ、他の電器大手も軒並み苦しい。

こんな事態を、どこの大学が10年前に予測しただろうか。

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【 石原の第三局大合同構想に「立ち上がれ」が邪魔 】

2012-11-01 09:21:13 | 02 華麗な生活

都政を途中で投げ出した石原慎太郎だが、
オリンピック招致で大騒ぎしただけじゃなく、
あれだけ大見得をきっての、新銀行東京の巨額貸し倒れ
の問題をどう処理するのか、すべて猪瀬に任せるのは
酷というものではないか。

石原個人に私党といったものがなく、「立ち上がれ」の
大将に成ろうって考えが、先ず間違ってはいないか。

渡辺も橋下も、今さら「立ち上がれ」の老人たちに参加されても
迷惑なだけであろうし、小異と切り捨てるには、あまりに政策が
合致しない。

第三局は結局大合同は有り得ない。

都知事の後釜に誰を持ってくるのか、ここは自民・公明の都蓮
の動きが見ものである。
石原の二人の息子なんてのは論外というべきで、都知事が
石原家の稼業となってしまう。

民主党のザマったらない。何も決められないどころか、何も動こう
ともしない。今さらながらヒドイものである。

日本の新聞社が、サヨク化しで、野田・輿石の居座りを許している。
新聞各紙はWEB化して、記事の詳細は有料化を始めている。

新聞購読料も、何時の間にか大きく値上げになった。
朝日も毎日も大阪に新ビルを建てた。

系列のテレビ局は、お笑い芸人の巣窟となり、バカ番組ばかりが
目だっている。新聞もテレビも潰れてしまえばスッキリするだろう



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