石原慎太郎という人は、余程自惚れの強い人だ。
都知事と国政。増してグローバル社会の中で落日の
日本を建て直すには、国際会議に積極的参加して
相応の活動を行なわねばならない。
80歳という年齢が、その激務に耐え得るか。
慎太郎の出馬で、立ち上がれ日本は息を吹き返すかも。
ただし政権が取れるとは思えない。
自民党の中に居る、愚息も既に能力不足が見えた。
あの愚息を持ち上げる、自民の長老どもも全員消える時。
再生自民党にとって、石原出馬は混戦を招き迷惑だ。
良い点を遇えて挙げれば、これで輿石の悪だくみが不能
になることか。
折りしも田中原子力規制委員長が、全国に点在する原発
の「もしも」の際の被害地域を発表した。山の存在も考慮に
入れていない拙速の発表だった。
細野の存在感がきわめて薄い。良い事だ。細野は無能だから。
大阪の橋下との連携を言う向きがあるが、「みんなの党」は
迷惑をする。維新は「みんな」との連携が一番似合うと思う。
「立ち枯れ」と揶揄された「立ち上がれ」に年寄りが一枚加わる
だけに終わるのではないか。
石原は口が悪すぎる。外交には向かない。
国政に戻る以上は、狙いは総理だろう。どう見ても無理だ。
時代は安倍・石破の政権を待っている。石原は邪魔だ。
アパレルの分野で世界一になる。
一番になって初めて大きく儲かる。
二番手以下は殆ど儲からない。
孫正義も同意見だとのたまったが、
こんな経営者のおかげで多くの
二番手、三番手そしてその他多数が
儲からない態勢が出来上がる。
デジタル家電の業界は、不当と思える
デフレ競争で、各社ともに儲からない。
こんな日本経済を作って良いのかね。
ユニクロに今日があるのは、東レを
筆頭に、合成繊維メーカーの協力が
あってのことだ。
合繊メーカーは大勢の社員をも提供
したが、柳井という男は成功するや
彼等を情け容赦なく切り捨てた。
奢る平家は久しからず。
ヨーロッパ諸国の切手の中でも、オーストリアのモノが
印刷技術に優れていて、特に蒐集の価値があると言う。
ウイーンに駐在していた時期には、92回も東欧諸国に
出張し、飛ぶのが不思議といわれたソ連製の飛行機に
乗るたびに、ボクの人生も今日までの運命かと思った
ものであった。
脱サラして、自分で起した会社が軌道に乗り、切手に関心
を持つ事もできた。そこで中央郵便局に行き、オーストリア
がソ連軍の占領から解放されて、共和国に生まれ変った
時期以降の切手で、中央郵便局が保存してあった切手の
殆ど全部をまとめて購入した。
いまボクのブログに「おまけ」で付けている切手には、
OSTERREICHの国名が入っている。
東辺の国の意味だが、いまのオーストリアの領土は、
全盛期の八分の一しか無い。プロシア軍と戦い敗れる
までは、ドイツ民族による最大の国家がオーストリアで
あった。
今のチェコやハンガリー、北イタリア等がすべて「墺」の
領土であった。ウイーンはその栄光の名残を感じさせる
街である。
中国の清の末期に、義和団の乱という事件があった。
その時に中国に在留していた8ヶ国が、連合軍を組織し、
ハリウッド映画の「北京の55日」に記録されている。
当時の連合国8ヶ国は、英・米・独・仏・露・墺・蘭・日で
墺は列強と肩を並べる存在であったことが分かる。
言い換えれば、清の末期に中国の領土は、列強に食い
荒らされた。最後に出て行った日本だけが、侵犯者として
中国の教育の中で、悪者の扱いを受けているのは不当だ。