作家 小林真一のブログ パパゲーノの華麗な生活

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【 大阪維新の会が政治政党化を 】

2012-08-14 16:16:03 | 02 華麗な生活

橋下市長と、松井知事が、政党化を目指し、現在の国会議員5名以上に
声を掛けたところで、一向に構わない。国会議員が5名以上居ないと、
政党として認められず、政党助成金も貰えないと枠をはめたのは、既製政党
の面々である。

既成政党の議員の中から、維新の志を同じうする人物を、橋下・松井が選んで
何も悪いとは思わない。今まで在籍していた政党の色が強く出て、大阪維新の
志と大きく違うようなら、困ることになるだけの話である。

国民が等しく、政党助成金の在りかたに賛成し、その枠が国会議員5名以上と
決めたのだから、大阪維新の会が、その要綱を充たそうとするのは当然の事だ。

今名前が出ている五名が適材であるかどうかは知らない。
橋下と松井のメガネに叶えば良いのではないか。

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【 国際司法裁判所は機能しているか 】

2012-08-14 10:29:28 | 02 華麗な生活

オランダの首都、デン・ハーグに在ることは在る。

日韓の「わだかまり」竹島(韓国では独島)問題は、韓国の実効支配が
長く続いており、島根県の漁民も近づく事もできない。

この問題を今まで放置してきた、日本政府の怠慢の罪は大きい。
民主党は何かといえば、「自民長期政権の間からの問題」と逃げるが、
ウソ八百を並べて、政権を騙し盗った以上は、現政権の責任であろう。

民主の若造が外務大臣をやっているが、ヤツに外交能力なんか無い。
何のために外務省が存在するのか。

国際司法裁判所が、額面通りに機能していたら、今の竹島問題も無い。
日韓両国が、お互いに主張を繰りかえし、両国が揃ってハーグに赴いて、
はじめて国際司法が機能する。

自国の主張だけを、国内向けに繰り返すだけで、外交問題が解決するなら、
外務省も要らなくなる。

韓国出身のバン・キムン国連事務総長は、さっそく「アジア各国が抱える
領土問題は、当事者間で対話を通じて解決を」と述べて、日韓で話し合え
と国連の介入を回避する発言を行なった。これが現実である。

いずれ尖閣に同じ問題が起きる。相手は海軍が出てくる。
日本側は、海猿こと海上保安庁の英雄的な行動に期待するだけか。

日本がマッカーサー司令部の占領政策下にあった時代に、韓国では
李承晩大統領が政権を握っていて、日韓の海上に李承晩ラインなる線を
引いた。多くの日本漁船が、このラインを越境したとの理由で拿捕された。

独立国家ではなかった、日本は気の毒な漁民を見殺しにしてきた。
マッカーサーは、朝鮮戦争で疲れ果て、日韓の領域問題まで首を突っ込む
余裕もなかった。日韓の問題は、李承晩の独裁に始まっている。

国連事務総長は、韓国出身者である。
国連の機関に提訴することを、躊躇っている理由がそこにあるのなら、
むしろ正式に提訴することで、全世界に李承晩時代の不当な行為をも併せて
訴え出るべきなのである。

同じオランダのアムステルダムにある、日系のホテルには江戸期の長崎出島
が描かれているが、現代のオランダ人は、江戸期を通じて得た日本との交易の
利を知らない。国際司法裁判所がオランダに在っても、日本に有利な点は何もない。
普段は優雅に遊び暮らしている大使も、こんな時ぐらいは本気で働け。

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【 社会保障と税の一体化」は野田の国会ゴッコ 】

2012-08-14 09:44:22 | 02 華麗な生活

日本の景気は落ち込んだままだ。
この分では2014年度はマイナス成長になるだろう。

「景気条項」を盛り込んだ、上記の法案は「三党合意」で
無理やり衆院を通した、ゴッコで終わり、実際に消費税が
14年に8%に上ることにはならないと見る。

野田は「総理会見」とやらで、珍しく顔を上げて「永田町文学」
ではない、普通の言い方で、消費増税分は社会保障だけに
使用すると言い切った。

増税分の5兆円は、公共事業の復活に当てると、息巻いていた
自民党の土建族が今は沈黙しているが、さて、今後の展開は?

ところで、社会保障費って名が付けば、良い事に使われる印象が
あるが、実際にはどうだろう。

一例を上げる。「介護保険」である。
すでに「介護保険」の認定を受けた人数が500万人を超えた。
2012年度に使われる金額が9兆円に迫る。

これに対応して、4月以降「介護保険料」が19.5%も引上げられ、
月額4972円となり、これまた企業経営者の負担が増えている。

こんな保険が本当に必要な物か。何でも「保険料」と名を付ければ
給与所得者から天引きされる。政府には良い方法でも、そうでなくても
給与所得を100%把握されている、給与所得者の負担が大きい。
給与からの天引きは、ナチスの考え付いた方式である。

「特養」と名乗る施設が急増している。儲かる事業なんだろう。

「そのうちに」なんて誤魔化しはやめて、早々に解散総選挙を行い、
新政府によって、「社会保障費と税の一体化」を全面的に見直し、
介護保険の是非も問い直せば良い。

医師ですらない、町の鍼灸師や骨接ぎなどが、医療保険適用を受け、
健康そうな老人が、毎朝詰め掛けている。さながら老人の幼稚園である。
毎日百円を自己負担し、自ら器具を利用してワンコースを廻る。

あれで国庫の負担は如何ほどになるのか。

社会保障費の名の下に、支払われている内容分析は急務だが、
民主党は信用ならない。新政権にやってもらいたい。

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