電力の大口契約者が、電力使用を節約して、本来使う筈だった電力量を
減らした場合、その無使用分を電力会社に買い取らせる方式があり、
それをネガワットと呼ぶのだそうである。
この考えを広めていくと、工場は夏の盛りの、特に暑い時間帯を休業し、
夜間の作業に切り替えたりの、工夫をこらすことになるだろう。
全国的に節電ムードが高まり、電灯はＬＥＤに変っていく。
燃料費の節減にも、国家的に大きく寄与する。
政府はなぜ、かかる方式の徹底普及に努力をしないか。
なんのために、多くの委員会などを設置しているのか。
太陽光などに、うつつを抜かしている場合じゃないぞ。
新たな土地も建設費も無用で、実質的に電力の増産と同じ効果を産むの
だから、国家を挙げてネガワットに取り組む時である。
つい先ほどのことである。夕方の４時５０分ぐらいの時間帯に、
一天俄かにかき曇り、空が真っ黒に、雨まじりの嫌な風が吹いてきた。
雷光が走り、雹まで降ってきたから、関東平野を襲ったばかりの、あの
竜巻めが、ここ神戸の六甲アイランドにも、やって来たかと身構えた。
窓ガラスから、なるべく離れて坐るようにした。
長いこと人間をやっているが、生涯で体験したことのない、風雨に包まれた
長く感じる時間帯であった。
幸い、その黒い雨雲は、三十分もするかしないかで消えた。
そして青空が雲のかなたに見え、太陽の姿も拝見できた。
ボクは、その三十分ほど前に、三宮のクリニックから、透析を終えて会社に
戻ってきたところであった。
今六時になったが、まるでウソのような好天になっている。
やはり神々が、お怒り給うておられる。
小沢の高裁での第二審が決まったが、ヤツを重罪にして、天の御心に叶う
政治を取戻さないと、日本は本当に沈没してしまう。
検察官代わりの指定弁護士さん三名が小沢無罪を容認できぬと
東京高裁に控訴してくれた。
弁護士さんが本職なのだから、三名の方々にとって、またご苦労の
日々が続く事になる。社会正義のために、敢えて控訴に踏み切った
三名の指定弁護士さんに、その勇気ある決断を称えたい。
国会議員を商売みたいに、何十年もやってきた小沢が、政治資金規正法
をないがしろにする、あの態度を見て、憤慨しなかった者は、日本男児の
気概を持たぬ者と断言する。
なにが「天下国家を論ずる立場」だ。小沢だけが、天下国家を論ずる立場
にあるって考えが、そもそもケシカランのである。
政治資金の収支報告書なんか、見たこともない、とまで小沢は言ってのけた。
そういうヤツを、先生と崇め奉るミンスという政党は、ロクなもんじゃない。
特に輿石である。「控訴しようがしまいが」とは、何たる言い草か。
あんなヤツが、党の幹事長ポストを占めることに、恥ずかしい感情を、
ミンスの輩は持っていないのか。
南北に４０００キロもの距離を持つチリは、
銅の生産において、世界の三分の一を誇るが、
電力不足が、銅生産の足かせになっている。
原発依存の体質から抜けきれぬ日本の
工業生産の未来図をチリに見る思いがする。
猪瀬副知事によれば、先ず飲料の自動販売機に目を付けて
「あれは冷蔵庫だ。炎天下に冷蔵庫が並んでいる」と指摘したと言う。
慎太郎さん、なかなかの人物だと感心した。
喉が渇けば、水を飲む。それが長年にわたる日本人の、夏場に於ける
脱水症予防の方法であった。
都知事は、次いでパチンコ屋に目を付けたらしい。
パチンコ屋が満員になっているのは、外が暑く内部の冷房がガンガン利いて
いるからだとの見地。
全国の知事、市町村長が、都知事に見習えば、相当な節電ができる。
パチンコ屋は、元々社会党の支持層であった。おそらく今は民主党支持だろう。
野田は率先して、今夏のパチンコ屋の冷房温度の調節を命じろ。
輿石が土井たか子の代わりに、パチンコ屋の意向を戴して、文句を言いに来る。
党内抗争のネタになる。
自販機業界も、飲料メーカーも、今頃対策を練っているだろう。
死活問題だと、陳情に及ぶこと、目に浮ぶようである。
石原都知事の構想に諸手を挙げて賛成する。
中国との間に、実質上領土問題を発生させている島々が、
個人所有のままで放置しておいて、良い道理がない。
野田には、国家の大事が分からない。
バラマキの社会保障狂いを、いい加減反省する覚悟を持て。
昨夕の時点で、すでに２億円を越す、寄付金が集まった。
日本国民の危機感と、防衛問題への意識の強さを実感する金額だ。
ボクもささやかながら、東京都が指定した口座に振込みを行なった。
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