この年だった。会社の隣にあるホテルに会員制があり、
そこのメンバーの中から、普段仲良くテニスなどをやっている
連中が集まって、阪神タイガースの応援団を作ったのは。
7月13日にホテル内にあるスポーツパブ「アリーナ」に集合。
前日にタイガース打線が火を噴いて、宿敵巨人を粉砕した余韻が
残っている。その中で下柳が、これがあのシモかと思わせる
堂々のピッティング。
方や打線の方は、前日に続いて初回にいきなり5点が入り、
2回にもツーベースの乱れ打ちで、あっという間に7点が入る。
その時点で12-0だから、後は「猛虎進撃・虚人崩壊」劇を見る。
結果は連日の18安打で14点というラグビー並みの試合になった。
ナベツネが新聞紙上で怒り狂って、虚人は解散だと喚いていた。
二日合わせて36安打も打たれ、28点も取られたのだから、狂う
気持ちも分かる。
いや、実に痛快な阪神の一方的勝利だった。
星野が野村の後に来て、金本が入団したのも、この年のこと。
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ブログが盛んに成ったのは2004年からではなかったかと思う。
2003年には、まだボクの周辺でブログという単語自体が聞こえて
来なかった。
だからその頃は、限定したメンバーを相手にメルマガを出していた。
自分が作った会社があるおかげで、当時のメルマガが何冊もの
ファイルに保存されていて、今読んでも結構面白いし、あの年に
こんな事があったんだと、近代の歴史を読みとく思いもする。
これを見ると2003年の5月には、次のような事があったと分かる。
5月の京都に葵祭りが、小雨の中で行なわれ、親しいドイツ人の
夫婦を、ビジネスクラスの航空券も送って、六日間神戸のホテルに
泊めたりもしている。
また5月4日に、会社の隣にある六甲アイランド病院から、三宮に
あるクリニックに透析の場所を変えてもいる。
5月25日には、関西二期会の「こうもり」を鑑賞したり、6月の
「フィガロ」を予約したりで、文化面でも結構愉しんでいる。
なによりのグッド・ニュースは7月3日の時点で、阪神タイガースに
貯金が30もあること。2位の広島に13ゲーム半とぶっちぎりの
優勝ペース。
4番を打っていた浜中が負傷して、桧山が4番の代役。
矢野・赤星・藤本・今岡など、今は誰も居なくなってしまった。
野田政権による関西への大飯稼動への圧力は最早脅迫状態。
「出せ」と強要し、出てきた工程表の吟味もせずに、再稼動を迫る
枝野は、まるで暴力団の若頭を見る思い。親分はもちろん野田。
関電が作成した工程表を見れば、少なくも三年は稼動を待たねば
ならない筈。それを強要するのは、暴力団の行為以外の何者でも
ないと言って、何か悪いところがありますか。
昨日も書いたが、全国の家庭にある電気ポットを、魔法瓶に変えるだけで
原発三基分の電力が節約できる。
こんな例を、いくつも挙げてくれたら国民はそれに従う。
福島第一の現状把握もされていない。内部に入れそうもないから、
燃料棒が格納庫の底を破って、どこまでコンクリート建屋をスルーしているか
定かではない。
冷却用の水は毎日掛け続けているから、放射線に汚染された水のタンクが
どんどん増える。菅直人は逃げたが、福島は壊れた事実だけが本当の事で、
何時まで経てば、壊れた装置の片づけが出来るのか、誰も知らない。
飛び散った放射線の被害は、茨城・千葉から東京・神奈川にまで広がって
来ている。対応は一向に進まないが、平野は何をするために大臣になったのか。
現地の首長たちを苦しめるための存在でしかない「復興庁」など直ちに廃止だ。
そんな状況のままで、よくも大飯に再稼動を迫れたものだ。
それをイランによる捏造だと逃げる鳩山は政治家の資格がない。
元々鳩山が、外国に出かけて何を言うか、誰にも分からない。
沖縄県知事に、有るはずもない腹案があると言ったりしたのと
同じパターンである。
周知の事として、勝手に海外でイラン話はせんでくれと、言うべきが
野田の役割の筈。それを勝手に外交最高顧問に命じた野田の責任は
重いと指弾するべき時である。
まるでボケ老人を、徘徊させているが如し。
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