作家 小林真一のブログ パパゲーノの華麗な生活

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【 日銀の白川総裁は見て見ぬふり 】

2012-04-09 18:10:28 | 02 華麗な生活

日経夕刊の一面見出しが「ソニー1万人削減」とあったが、
今回は管理部門の人員も削減するという。

併せて執行役員7名が、役員賞与の全額を返上するとある。

ついこの前に、液晶分野を売却したばかりだ。
テレビ事業が遂にそこまで弱体化したのか。

パナソニックも4万人を削減するとある。
この会社には、まだ35万人も従業員が残る。
続いてリストラが進むことだろう。

NECも人員削減と共に、賃金カット4%らしい。
かつての日本経済の牽引車が、軒並み惨憺たる状況に
なって行く。

政治の貧困が天災を呼び、ついに牽引車的な大企業の
弱体化を呼んだ。

折角戻ってきた株価が、またも大幅に下げ、円高も復活
したが、白川は知らぬ顔。

各家庭にある電気ポットを、全部魔法瓶に変えたら、原発
三基分の電力が浮くと、東電の現場で働いた経験者が
言っている。

野田政権は、大飯原発の再稼動を前提の動きだが、電力
を如何に節約するかの論議の方が大事じゃないのか。

片方で南海トラフによる、大震災と大津波を声高に、国民
をビビらせておいて、日本海岸の原発は関係ないって、
野田や枝野の発想が理解できない。

日本人は、第二次世界大戦で、何もかも失った。
その事を思い出して、少しは電力の足りない生活を
やったらどうだ。


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【 神戸にも漸く桜が咲きだした 】

2012-04-09 16:35:52 | 02 華麗な生活

普段通り慣れている道路沿いにも、サクラが咲いて、
あらためて神戸にも、いや六甲アイランドの中にだって
結構桜の樹が植わっていたんだと嬉しくなる。

少し足を伸ばせば、夙川という川の両岸からの枝が
トンネルを作っている名所があるのだが、込むのが
わかっているから、もう二十年ほども行ったことがない。

王子公園のサクラには、ただ今ライトアップがあるそうだが、
サクラは矢張り良い天気の下で見るに限ると思う。

トーメン時代の同期入社で、日比谷高校から東大という
大秀才が、たまたま腎不全の同病で、お互いに相憐れみの
心から仲良くさせてもらっていた。
昨年夏に亡くなって寂しいが、今日の透析から会社へ
戻ったら、奥さんからの手紙が来ていた。
綺麗なサクラが、印刷された用紙に書かれていた。

本当なら社長になって不思議ではない人材だった。


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【 発言も態度も傲慢そのもの 】

2012-04-09 10:06:53 | 02 華麗な生活

枝野である。どうして、ああもイージーに発言を変え、
わざとのように傲慢に振る舞う。
民主党には、そのような菌でも住み着いているのだろうか。

前原も人が変わってきた。
野田が傲慢不遜に振舞うのは、総理就任の直後から。

あんなに傲慢な姿勢を貫いていて、
時期選挙でみんな落選するんじゃないか。

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【 映画「冬の華」 】

2012-04-09 10:01:00 | 02 華麗な生活

最近のテレビ、特に地デジが面白くない。
だから衛星放送を見る機会が増えている。

1978年作の「冬の華」という、倉本聡の作品を観た。
倉本の名作となった、「北の国から」が1980年だから、
その直前の製作で、主演の高倉健をはじめ、田中邦衛や
北大路欣也などの出演者が、みんなまだ若い。

ボクはというと、まだウイーンに居て、トーメンを辞めることも
考えもしていなかった、まして独立なんて考えもなかった43歳。

映画のストーリーは、ありきたりの「やくざ映画」で、
主演の高倉健が15年の刑を終えて出所し、堅気になろうと
努力しているのに、周りが高倉の思い通りにさせてくれない。

倉本聡は音楽の使い方が、いつも良いのだが、
この作品の中でも、チャイコフスキーの交響曲第一番を、
いわば表の音楽に立て、ウラとでも言うか、全編を通じて
主たる音楽は、クロード・チアリが奏でるギター曲だった。

更生しようとする、高倉の想いとは、別の方に流される
その思いを表すかに、強く身に沁みる名曲だった。
あの曲こそが、本編の主題曲であったのだろう。


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