菅内閣にはロクな大臣がいない。
松下政経塾の一期生、野田財務相は完全な大蔵官僚に成り果てた。
被災地の首長たちが、第二次補正予算を待ち望んでいるのに、
官僚答弁で逃げるのみ。あんな出来悪の人物とは思わなかった。
夏休みは返上のはず。なぜ国会を延長しないのか。
野田はダメなヤツと烙印を捺しておこう。
宮崎県を地盤とする衆議員に江藤拓という傑物が居る。二代目である。
東北の被曝圏に残った牛などの家畜が殺処分と決まった。
いったい、どんな殺し方があるのか、と食い下がった江藤議員には
迫力があった。
なんたって口蹄疫で多くの牛を失った宮崎県の代表である。
人間だって20キロ圏内に戻るのに、二時間の猶予しかないのだ。
放し飼い的に畜舎から出されて、自らエサを求め生命を保ってきた牛たちは、
二ヶ月以上の自活で野生化している。野生化した牛は強暴だ。
宮崎でも大人が四人係りで一頭の牛を安楽死させたと言う。
菅総理は、こんな事情は知る由もなかろう。どうやって、生き残った
牛を殺すのか。その方法を教えてくれよ。